日経ビジネスに『早読み 深読み 朝鮮半島』というコラムがあります。
著者は、鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)さん。
基本、韓国に否定的な内容ですが、巷の妙な嫌韓論者と違って説得力があります。
朴槿恵政権のころの内容は、ちょっと違うと思うな~と思うこともありましたが、文在寅政権になってからの論評にはぐうの音も出ません。
実際、順調に日韓関係ならびに韓米関係が悪化してます。
これだけ北朝鮮がミサイルぶっぱなしているのに、日米側に全力で戻ってこないのが本当に理解不能。
米国から次のような発言が出ることからも、米国のフラストレーションもだいぶたまっているようです。
「まともではない国」をかばう国
このやりとりを聞いたり、読んだ人は「北朝鮮の核問題は世界的問題だ。なのに、もっともその脅威の下にある韓国が北に立ち向かおうとしない」との印象を深めたことでしょう。米国務省の定例ブリーフは世界の外交関係者の必読サイトです。影響力は極めて大きい。
そしてこの後、ナウアート報道官は予定していなかったと思われる発言をしてしまったのです。
報道官は「いい機会だから言っておく」と切り出したうえ、北朝鮮を「自由でも公正な国でもない」「国民に十分な食料も与えない」「移動の自由もない」「自らの国民を飢えさせ、強制的に堕胎させている」「収容所で国民を強制労働させる」と、口を極めて非難したのです。長くなりますが、原文を以下に引きます。
報道官: And by the way, it’s a good opportunity to remind people what it’s like for North Koreans to live under that regime. Okay. That is not a free and fair country. It is not a country where people have ample food, opportunity. It’s not a country where people can come and go as they please. It’s a country where they’re starving their own people; they’re engaged in forced abortions. Pardon me for talking about that, but that is a very grim reality there, where people are living in labor camps, it’s under horrific situations.
北朝鮮が人権蹂躙国家であることはニュースではありません。でも「中立宣言」が議論された直後にそれを聞かされた人は、韓国という国にますます首を傾げたでしょう。
「人権を平気で蹂躙する危険な国が今、核武装しようとしている。そんな『世界の敵』を、なぜ韓国はかばおうとするのか」――と思うのが普通です。
- 「自由でも公正な国でもない」
- 「国民に十分な食料も与えない」
- 「移動の自由もない」
- 「自らの国民を飢えさせ、強制的に堕胎させている」
- 「収容所で国民を強制労働させる」
こんな当たり前のことを米国の報道官が、韓国に対して言い聞かせなければならない。
文在寅大統領の善悪の観念がどうなっているのか知りたいものです。
自国の軍事独裁政権とは一生懸命戦って民主化闘士というヒーローに自分を仕立てあげるのに、隣の軍事独裁政府とは融和政策をとる。韓国の左派は本当に謎。
米国が北朝鮮を攻撃する場合、韓国の許可が必要だと言って、その後米国に否定される文在寅政権。
韓米関係が順調に悪化しています。
さすが廬武鉉大統領の再来と言われるだけはある。
米国との関係は良好だと国民にアピールして騙してますがこれがいつまで続くか?
韓国は反日だと騒いぐ人が多いですが、もはやそんな問題でありません。
韓米同盟という韓国の生命線がどうなるか?という危機的な状況こそが問題です。これに比べたら反日なんてどうでも良い話し。
まぁ韓米関係を悪化させるのに「反日」がうまく利用されてしまう構図があるので、反日扇動を放置するのも問題ではありますが。。。
韓国に次のような保守派が増えれば、日韓関係も好転するかもしれません。
(参考URL:なかなか報道されない韓国側の別の声『かんさい情報ネットten.特別編 増田のニュースドライブ 辛坊さんついてきて。 ~緊急韓国スペシャル~』)
日本と韓国は同盟関係だと断言できる韓国保守層。
もっとこういう人たちに注目する報道が増えてほしいですね。