まだまだ続くよレーダー照射問題

めんどくさくなった日本側があきらめて、レーダー照射問題が沈静化に向かうかと思いましたが、韓国側から新たな燃料が投下されました。

「韓国海軍と分かって明らかな威嚇飛行をしてきやがった!」とご立腹です。

炎上させてくれますね~(笑)

どうやら争点を「レーダー照射」ではなく「低空威嚇飛行」にすり替えたいみたいですね。

 

争点すり替えだけでなく、「日本の挑発に韓国海軍は今まで我慢していたんだ、我慢も限界に達してレーダー照射することも仕方ないだろ?」という、レーダー照射がバレてもある程度自己正当化できる理由づくりにもなっています。

なかなか頭いいですね。

韓国内でこの手のことをやると政敵に超責められますが、日本相手だと素晴らしい戦略と称賛されるんですからやるなと言っても無理でしょう。

それにしてももめるもめる。

順調に両国一般人に嫌悪感が広がっております。

ここまで炎上させてどう収集つけるんでしょうね。困ったもんです。

個人的に、今後日本がちゃんと国際世論戦を戦えるのか心配です。

強硬論を唱える人たちが「制裁を科せ!」と言っていますが、こういうの先に手を出した方負けです。

日本はこの口喧嘩が下手くそです。

口下手な人間がぎゃーぎゃー言われて隠忍自重し、我慢の限界に達してぶん殴る。

そして、ぶん殴った結果、周りから批判される。

なぜ殴ったかいくら説明しても「でも殴るのはダメだろ?」で全否定。

大して興味のない部外者は、事の経緯をいちいち聞いてくれません。

暴力というレッドラインを越えたかどうかしか見てくれませんから。

そして耐えに耐えて手を出した方は、「キーっ!どうして分かってくれないの!!」と発狂。

レーダー照射問題で経済制裁などの実力行使に出たらこうなるのは確実です。

強硬論を唱える人たちにおかれましては、くれぐれもそういう馬鹿なことをしてくれるなと祈るばかりですね。

日本人は、韓国のこの姿勢をおかしいと思うかもしれませんが、韓国人同士の言い争いがこんな感じなんで、韓国の常識に沿って行動しているだけです。そうでなければあれだけ訴訟件数が多いわけがない。

要は言い争いに長けた人間と不得手な人間が、口喧嘩してるわけです。

気付いたらレーダー照射問題で「日本が韓国側を挑発した側面もある」という両非論にまで押し込まれてたりしかねません。

彼らの自己正当化の執拗さは天下一品ですからね。

だいたい日本は根負けします。

今回は世論戦の良い訓練相手だと思って、レーダー照射問題について徹底的に言い争うのも良いでしょう。

先進国以外はだいたいこんな感じですからね。世界標準に慣れる訓練と思って気軽に取り組んだ方が精神衛生上も良いでしょう。

レーダー照射問題は慰安婦問題と違って人道問題になることもないですから、国際社会は興味を持ちません。

何か意見を求めても「日韓で話したって決めてください(うちらは関わりたくないです)」と言われるだけでしょう。

お互いの自国の国民に正当性をアピールして国内を固める。相手の言い分の正当性を崩して相手国民に知らせて自国の政府に不信感を抱かせる。

情報戦の基本中の基本です。

とりあえず威嚇飛行については、素人にも分かるように以下のような説明をきっちり周知徹底するべきでしょう。

韓国国防部は、P-1の接近を「乗組員たちが騒音と振動を強く感じる程に脅威的だった」としていますが、実際のところどうだったのでしょうか。

P-1の全長は約38m、これは哨戒機としては世界最大級ですが、旅客機と比較すると、ボーイング737やエアバスA320などの「小型機」とほぼ同等です。韓国側も認める、「広開土大王」とP-1の最接近距離は500mで、これは通常、水平方向の距離を表しますから、直線距離は522mと算出できます(底辺500m、高さ150mの直角三角形の斜辺)。そして522m先にある約38mのP-1は、10cm先にある7.3mmの物体と同じ大きさに見えます。つまり理論上、「豆粒大」にしか見えなかったはずです。韓国側が公開した動画の、韓国艦艇から撮影したと見られる部分においても、P-1とされるものは、機種さえ識別不可能なかろうじて飛行機だとわかる黒点にしか映っていませんでした。

また騒音についても、P-1は非常に静穏性に優れており、離陸時300mの地点から計測された騒音レベルでさえ70デシベルです。これは掃除機や騒々しい街頭のレベルに相当し、哨戒任務中のP-1が離陸時のようなフルパワーで飛ぶとは思えませんから、実際はもっと静かであったでしょう。

韓国艦のレーダー照射、本当に海自P-1哨戒機は「脅威」だったのか? 検証する

 

豆粒代の大きさで、音も掃除機や街頭の喧騒以下。その程度で脅威を感じるとも思えない。

これにビビってたら海軍失格でしょう。

脅威と感じる方が問題です。

この手のことを繰り返し伝えて、韓国国民が韓国海軍と政府に不信感を抱くような情報発信をした方が良いと思います。

韓国の慰安婦支援団体が「日本人が問題なのではなく日本政府が問題」と良く言っていますがそれと同じことをやるだけです。

お互いのメディア・専門家・SNSを総動員した口喧嘩。

もはやミサイルぶっ放して破壊し合う戦争が出来ない時代ですから、これが現代の国家総力戦の姿と言えるかもしれません。