マレーシア 中国主導の大規模高級住宅地、外国人には売らないことを決定

マレーシアのマハティール首相が、中国主導で進むフォレストシティの大規模高級住宅地を外国人に売らないことを決定した模様。

購入者は8割が中国人。

「外国人に販売しない」と言っていますが、中国人狙い撃ちは明らか。

鉄道に続き、中国人の静かなる侵略を水際で排除しているようです。

 

「ほとんどの国民に手が届かない高級住宅地なんて作る必要ねぇ!」とトップダウンで決定。

この住宅を買った外国人にはビザや市民権は認めないと発言したり、前ナジブ政権が国を売った売国政策だと批判。

東南アジアにも反中旋回が広がっているようです。

どの国も中国のような大国と真正面から衝突したいとは思っていませんから、表面的にはオブラートにくるんでますが、やっていることはあきらかに中国を念頭に置いたものが色々出てきています。

オーストラリアも思いっきり経済的に依存しているにも関わらず、中国の政治工作を防ぐための法案が色々通っています。

トランプの保護主義のせいで、中国を中心に反米ネットワークが広がっているかのように言う人たちがいますが、そんなことはありません。

基本は親米・反中。徐々に中国とは距離を置く方向に進みつつ、米国もトランプがちょっとヤバイから保険として米中なしのネットワークを広げる。つまり、日本がやっているようなCPTPPや、日欧EPAのような多国間協定を広げる。

東南アジアやオーストラリアは、こういう方向に国家戦略を切り替えていっています。

日本としてはこの流れを後押しすれば良さそうです。

まぁ東南アジアの中国との付き合い方は是々非々ですね。自国の主権が脅かされない範囲で自国にプラスになる投資をしてくれるならどうぞよろしく、という感じです。

タイやフィリピンで、中国主導で工業団地を作る話を進んでいるようです。米国の関税を回避するためにも中国系企業が東南アジアに進出するのも当然と言えば当然。

中国としては自国で工場を維持できるのが一番良いのでしょうが、高騰する土地代と人件費に米国の関税まで重なったらどうしようもない。

この手の産業大移動が米中貿易戦争をきっかけに始まりそうです。