朝鮮総連機関紙の『朝鮮新報』はじめ、在外同胞向けの親北メディアは連日のようにアジア競技大会での南北合同チームの活躍を伝えていました。
はっきり言って躁状態。テンション高いな~、といつもながら感心してしまう。
さぞかし北朝鮮メディアでも取り上げているのかと思いきや、ビックリするくらい南北合同チームを取り上げた記事がない。もちろん写真もない。
そんなバカなと思って色々探しましたが見当たらない。
朝鮮新報なんかは、「北と南は女子バスケットボール、ドラゴンボート、ボートの3種目で単一チームを構成し、ドラゴンボート女子500㍍で金メダル、女子バスケットボールで銀メダル、ドラゴンボート女子200㍍とドラゴンボート男子1000㍍で銅メダルを獲得するなど好成績を残した。」と大喜びです。
http://chosonsinbo.com/jp/2018/09/yr20180904-1/
北朝鮮国内向けの報道では、せいぜい北朝鮮選手がメダル取った!という報道しかない。
見落としているだけかもしれませんが、そうだとしても見落とすくらいに目立たないことは間違いない。
いつもこうですよ。
いつも一方通行。
スポーツイベントを通じて南北の和解と融和が進んでいると思っているのは韓国人だけ。
だって北朝鮮国内でこの手のイベントが報道されてないわけですから。
報道されなければ「南北合同チーム」の存在すら北朝鮮国民は知らないことになります。
知っているとしたら、せいぜいショーウィンドウ都市平壌に住む特権階級の人たちくらいでしょう。
やはりお互いのテレビ放送・ラジオ放送の解禁をしないと文化交流なんて無駄ですね。
和解が進んで警戒心・敵対心がなくなるのはいつも南側だけ。バカらしい限りです。
本当に文化交流・人的交流を進めたいと思うなら、北朝鮮メディアで必ず南北合同チームの活躍を報道するよう条件化するとかやるべきでしょう。
この「韓国だけやった気になっている」という交流行事はただの詐欺。仲良くなった気になっているのは片方だけで、片方は爪を研いでいるわけですから。
韓国はいつまで同胞詐欺に引っかかり続けるのか。。。
困ったもんです。
それにしても北朝鮮国内向けの報道で、南北合同チームの活躍が見当たらないことには驚きました。
メダル取った南北合同チームの集合写真くらい出せよ、まったく。
さすが北朝鮮ですわ。