ASEANでの日米韓国防相会議 中国批判に参加させられる韓国

米国の対中圧迫がだいぶ強烈です。

国連安全保障理事会のときも、イランや北朝鮮批判が出るかと思ったら、「中国が米国の選挙に介入している!」と周りが「えーっ!?そっち!!??」と驚くような発言をぶちかましてました。

今回は日米韓国防相会議で北朝鮮の話題が中心かと思ったら、きっちり南シナ海の中国批判をしておりました。

 

韓国もいる場で、「”われわれ”はいかなる脅しにも屈しない」と発言。

これからも自由の航行作戦やりまっせ!と決意表明をしています。

韓国は嫌だったでしょうね。対中批判に組み込まれるのは。

もちろん北朝鮮にも触れています。

米朝首脳が再会談を目指す中、北朝鮮の非核化に向けて日米韓の防衛当局が緊密に協力していくことを確認した。北朝鮮の船が別の船に横付けして物資を移し替える「瀬取り」の排除を含めた国連安全保障理事会決議の完全かつ厳格な履行のため、国際社会と連携していく方針でも一致した。

北朝鮮非核化へ緊密協力 日米韓防衛相、瀬取りも』産経

「非核化に向けて緊密に協力」といういつも通りの発言と、「瀬取り」を排除して「国連制裁の完全かつ厳格な履行」を一致団結してやるぞと決意表明。

北朝鮮への制裁緩和をちらつかせている韓国としては、あまり仲間入りしたくない声明だったことでしょう。

他にも韓国的には米中覇権争いには巻き込まれたくないな~、と思っていることでしょう。

そのうち南シナ海の自由の航行作戦に出ろと言われそうですね。

その時に韓国がどう対応するか見ものです。

もうそろそろあきらめろと言いたいですね。

もはや同盟国として踏み絵迫られるのは避けられないんだから中国市場から徐々に足抜けする方向で政策転換するしかないでしょうに。

もちろんそれも厳しい。対中貿易依存が高いせいで”足抜け”も簡単にはいかず、現政権が大好きな北朝鮮を助けてくれる中国をないがしろにもしたくない。

だいぶ八方ふさがり状態になってます。その点には同情します。

そうは言っても覚悟を決める以外ないわけです。

ふらふら立ち位置が定まらない態度のせいで、米国からどんどん不信感を買うことは間違いない。

南北鉄道連結や金剛山観光も、もし米国の対中敵視に120%同調しておけば、ちょっと大目に見てもらえる可能性も高まります。

が、やってることは逆。

米国が敵視しまくっている中国と同じようなことを言って、「おまえは敵側に寝返ったのか?」と思われるようなことばかりをやっています。

文正仁特別補佐官が「米国が望むことを全てやらなければ韓米関係は改善しないのか。そうではない。互いを主権国家として見るべき」と危険極まりないことを言っていますが、こういうのも韓米関係を棄損します。

そりゃ韓国は主権国家ですが、米国だって主権国家です。

世界最悪の人権蹂躙国家で、国際社会が一致団結して「非核化なくして経済制裁緩和なし」の声を上げている中で、その輪を乱そうとする相手を締め上げるのも米国の主権国家としての権利です。

日本だってその路線に乗っかりますよ。

中露以外はどの国も同じです。

あえて大勢に逆らって自国を辛い状況に追い込むのが理解しがたい。

本当に北朝鮮を「わが民族同士」と思って守らなければいけない相手とでも思っているようです。

自分たちを「金日成民族」と規定している相手と同族になりたい感覚が謎です。

まぁ別に思いっきり北朝鮮を敵対すべきとは思いませんから、北朝鮮の代弁人になって制裁を解除させようとせずに、ひたすら人的交流・文化交流を細々とやってりゃいいと思います。

それも韓国から平壌や金剛山に行くのではなく、北朝鮮からソウルに訪問させたり、文化交流の名目で各都市に観光させるように交渉すべきです。

”相互”交流なくして関係改善などありえません。

文化交流の一環で、相互のテレビ放送を解禁するのも良いでしょう。

それを断固拒否するようなら北朝鮮の南北融和は嘘だと思うべきでしょうね。

北朝鮮が非核化して国際社会の一員となる意思があるのかどうかも、北朝鮮からどれだけの人間を韓国へ訪問させるかどうかで判断できると思います。

徹底して訪韓を拒否するのであれば、変わる気がないと思った方が無難です。

その時は制裁の強化と米韓軍事演習の再開しかないでしょう。

あの人権蹂躙体制を変える気がないなら、もはや潰す以外に選択肢はありえません。あれほどの凶悪な独裁体制の国家と、共存共栄など不可能です。