日韓関係が良くなる可能性はほぼ皆無

もはや関係悪化の可能性以外ない日韓関係。

笑えない状況なんですが、なぜか乾いた笑いが出てきます。

レーダー照射も「お前が悪い」「いや、お前の方が悪い」という最悪な状況。

どちらの言い分も分からんでもないな~という感じなので、お互い譲歩することなくどんどん関係が悪化していくことでしょう。

 

「もう疲れたよ。。。これ以上言い争っていてもしょうがないので、再発防止に向けて情報連携を強化しよう!」と、なれば良いですが、今の文政権ではまずありえない。

これからの日韓関係は「どこまで悪化するか?」という、マイナスの度合いで予想するような状況です。

仕事で言えばいかに経費を抑えるか?いかに借金を抑えるか?という仕事です。

いかに新製品を開発して売り上げを上げるか?という仕事に比べて、モチベーションが上がらないことこの上ない。

韓国の外交部から「ジャパンスクールが消えた」と危機感を露にする報道が出ていますが、日本もこの日韓関係の状態が続けば似たような状況になるでしょう。

日本では新人官僚が「問題があるからこそやりがいがある」と対韓国外交の部署に志願する人がいるようですが、この状態もいつまで続くか分かりません。

下手に関係改善しようと働きかけると逆効果になるので何もしない方が良い、という方針になったら仕事もなくなります。

そうなれば「問題があるからこそやりがいがある」と言っていた新人も韓国外交から去っていくでしょう。

徴用工裁判も新日鉄の資産差し押さえに入りそうです。

裁判になれば、きっと判事は差し押さえを認めるでしょう。

このときの日本の反発は尋常じゃないと思います。

リアルに日本が韓国に経済制裁をする選択肢も出てきます。

日本のアホな嫌韓右翼の人々は、韓国人嫌いからかビザ発行を制限しようと言っていますが、この手の制裁は日本人に対する制裁でしかないので反対です。韓国人観光客が減って困るのは日本ですから。

効果的な制裁としては、韓国に日本人観光客を行きづらくさせる措置、通関検査をめんどくさくして韓国製品の輸入を減らす措置、資産差し押さえ判決を受けて投資家保護条約違反だと国際社会に訴えて韓国マーケットの信頼性を失墜させるキャンペーン、などなどでしょうか。

この手の制裁措置が意味のある制裁と言えます。

もはや日本の韓国専門家からも、「隣国だから仲良くしよう」的な意見は消えて、「外国の一つとしてドライかつビジネスライクに付き合いましょう」という意見が主流です。

温厚を絵に描いたような武藤正敏元韓国大使まで、かなり現在の文政権には批判的ですからね。

さらにはその辺のおばちゃんまでが韓国にキレてるくらいですから問題は深刻です。

このことについて「韓国が反日だから」という評価が日本の保守論客を中心に主張されていますが、本物の韓国専門家からそのような意見はほぼ出てきません。

むしろ根本原因は「日本軽視=無日」という意見が主流です。

韓国専門家の木村幹教授のiRONNAの論考が非常に的を得ています。

結局、韓国では何が起こっているのか。その答えは彼らには確固たる対日政策がなく、政権内での十分な調整もされていない、ということである。

北朝鮮との協議に総力を注ぎ、そのためのワシントンの動きに一喜一憂する今の韓国政府にとって、日本はさして重要な存在には映っていない。だからこそ大統領も国務総理も、また外相も、今後の日韓関係をどうするのかについて具体的なアイデアを有していない。

そして、それは彼らが重視する北朝鮮問題との関連についてすらそうである。韓国政府は現在の北朝鮮を巡る動きにおいて、日本に特段の役割を求めておらず、だからこそ、いかなる具体的な提案をも伝えてこない。

彼らが日本に当面望んでいるのは、日本が彼らの北朝鮮政策の邪魔をしないことであり、それは日本が何もしてくれなければそれでよいことを意味している。

韓国側が自衛艦に旭日旗の掲揚自粛を求めた問題が勃発した直後、文在寅が年内の訪日を早々に断念して見せたように、今の韓国は日本をさほど重視しておらず、大統領もそのリスクを取ろうとはしない。だからこそ、事態は司法部や行政部の各部署がばらばらに動くことにより、ますます悪化する。

旭日旗問題にせよ、慰安婦問題にせよ、徴用工問題にせよ、例えば教科書の記述に見られるように、韓国では「国の建前として」、日本に対して批判的な意見が主流である。ゆえに、誰かが日韓関係を考慮して統制しなければ、悪化させる方向へとしか動かない。

そして、それは「政権が世論を配慮して行っている」というようなものですらない。誰もが何も考えずに状況に流された結果として、次から次へと新しい既成事実が作り上げられ、そのことに後から気づいた韓国政府は事後的な対処に追われることになる。

しかしながら、そこにグランドデザイン(長期的な計画)はなく、現れる施策は弥縫(びほう)的なものになる。日本の重要性が低下した状況の中、動きは遅く、誰も事態の責任を取ろうとはしない。

このため、ますます文在寅の訪日は遅れ、日韓関係は悪化していくことになる。仮に事態が政権の統制により動いているなら、政権を動かしさえすれば関係は改善するだろう。しかし、問題は事態を誰も統制しておらず、統制するための真剣な努力もなされていないことである。しばらくは韓国の対日政策は漂流を続けることになりそうである。

漂流する日韓関係 「ニッポン軽視」文在寅が抱えた政治リスク

まさにこの通りです。

現在の韓国に対日政策に対するグランドデザインなし。

望むのは、一番重要な北朝鮮との関係で日本が邪魔しないこと。

そもそも国の建前として日本に批判的な意見が主流なため、誰かが日韓関係を考慮してコントロールしなければ、日韓関係は悪化する以外にない。

誰もが状況に流されるだけなので、既成事実が積み上げられ後から対処に追われることになる。

日本の重要性が低下したため、対処は遅く、誰も事態の責任を取ろうとしない。

日韓の未来は暗澹としてますね。

ここから考えられる今後の日韓関係は、韓国の市民団体が大暴れし、司法や政府がそれを追認し、日本の対韓感情がどんどん悪化し、日本政府は韓国政府に「ふざけんな!」とブチギレ、韓国政府は「司法の判断なので」「政府がやっているわけではなく市民団体がやっているので」「市民団体の行動を強制する権限は政府にないので」などなどの言い訳で無責任対応に終始。

慰安婦問題でもそうですが、韓国政府の最悪なところは「おたくらが韓国の市民団体と直接話し合って解決してください。韓国政府は関与しません」という姿勢でしょう。

ヤル気ゼロですよ。

この手の無責任発言、やる気なし発言がさらに日本の怒りを掻き立てて、日韓関係はどんどん悪化。

これ以外ないでしょうね。

この外部条件で日韓関係が改善したら驚きます。

この手の意見の反論には、お互い大量の観光客が行き来していて、韓流ドラマも韓流アイドルも日本で活躍していて、ソウルでは日本式飲食店が大流行してる、政府間の仲が悪いだけで市民レベルの関係は良好だ、という意見でしょうか。

もちろんその通りなんですが、それで日韓関係は良好だ、問題はない、という結論にはなりえません。

例え関係が良好でも事件一つで180度ひっくり返ることはよくあることです。

特に分水嶺となりえそうなのは徴用工裁判での資産差し押さえでしょう。

これは経済的な信用や、対韓投資への大きなマイナス要因になりえます。

日本が初めて主体的に他国に経済制裁を科すことになるかもしれません。

本来なら、まずはICJへの提訴か第三者機関も交えた交渉のはずが、韓国側が資産差し押さえという強制的な手段に出れば、日本側の対応もかなり強硬なものになるでしょう。

日韓関係の未来を、韓国のただの一弁護団が左右するという恐ろしい状況です。

弁護団もそれが仕事だからしょうがないでしょうけど、「あんたらのやり方次第で日韓関係破綻するかもしれないよ?日本が本気で経済制裁して半導体製造に必須なレアガス禁輸したり、製造装置禁輸したりしたら韓国経済崩壊するよ?責任取れんの?」と言いたくなります。

今後とも日韓関係が好転する可能性はほぼなく、良好にすることより、悪化をいかに防ぐか、というのが日本の対韓外交、韓国の対日外交の中心になりそうです。

まぁここまでいったら徹底的にやりあった方がいいかもしれませんね。

もちろん武力は排除して、法的・経済的にです。

幸い(?)、親北・親中・反米の政権ですから遠慮することもありません。

米国と結託して、次期韓国大統領と次期政権はどのような形が望ましいか談合し、そういう韓国の勢力と協力関係を構築していく方が建設的でしょう。

古田博司先生が「助けず、教えず、関わらず」の「非韓三原則」しか日本に道はないと著書で書いていましたが、本当にそうなりそうです。

「非韓三原則」には個人的に反対でしたが、それ以外の選択肢がないんだからどうしようもない。

北朝鮮が暴発でもしなければ、日韓連帯の芽は出てこないでしょうね。

悪化以外の可能性しかない日韓関係。

日韓連帯を目指す人々にとっては非常に厳しい情勢です