日韓摩訶不思議な政治判断 韓国の最低賃金UPと日本の消費税増税

韓国で最低賃金UPによる雇用悪化について、中小企業・自営業を中心に不満が噴出しています。

好景気が何年も続いて、労使交渉でも賃金のベースアップが普通に通るようになり、そういう経済情勢の好調を受けて最低賃金が上がるものだと思っていました。

が、その自然の流れに逆らって実施した韓国の最低賃金UP。

さらに3~4%とかで様子を見ながら徐々にUPするのかと思いきや、10%越えの大幅アップを毎年やって最終的に約50%UPしますとぶち上げ、それが「所得主導経済」だと政権の看板政策にしているのが韓国の文在寅政権です。

本当にビビる。

こんな社会実験やった国は世界中見渡してもそうそうない。先進国では皆無でしょう。

 

日本の消費税増税もそうですが、結果的に目的を達成できないと言っているのになぜか強行する。

本当に謎。

消費税増税⇒消費が冷え込む⇒消費全体が縮小⇒税率上げても税収は減少。

増税の目的は、税収UPのはずなのに、結果的に税収減を呼び込む。

最低賃金UP⇒廃業や解雇が増える⇒所得の総額は減少⇒景気悪化⇒失業者がさらに増える。

最低賃金UPは所得が上昇することで経済成長が実現できる、という主張でしたが結果は解雇や廃業を増やして失業者を増やすという「雇用大統領」を自称する資格なしな結果。もうどうしようもない。

日本の消費税増税といい、韓国の最低賃金UPといい、なぜ結果が伴わないとほぼ確定しているのに強行するのか。

本当にやめてほしい。

負の結果に対する対処も一緒で、政府のお金でなんとかする。

日本の消費税増税にはさらなる金融緩和でマイナスを打ち消そうとするでしょう。アクセル踏みながらブレーキも踏むという意味の分からない対応。最初からやるなよと強く強く言いたい。

韓国の最低賃金UPには、おそらく補助金バラまいてごまかすでしょう。「スピードを調整する」と言って一見理解を示しているように思えますが、時期が後ろ倒しだれるだけで、結局はやるという決意は固い。

「失敗だったのでやめます。最低賃金戻します。すんませんでした」と謝罪して放棄しろと言いたい。

対処としては日本の方がマシでしょう。黒田バズーカのプラスで増税のマイナスを打ち消すわけですから。

やばいのは韓国です。

おそらく補助金バラまくための財源を”増税”で賄おうとするでしょう。

これをやられると本当に壊滅的な被害が出ます。

日本がブレーキ踏みながらアクセル踏むとすれば、韓国はギアをバックに入れて前略でアクセル踏んで逆走するようなものです。

オリンピック、南北会談、ロウソク弾劾デモから元大統領たちを牢屋送り、大企業トップの不祥事などなど、イベント尽くしの”祭り”も終わります。

いよいよ韓国も”経済政策”というもっとも重要な政権運営に注目が集まり、その成果が支持率にも反映されていくでしょう。

文政権が閣僚を数人入れ替える内閣改造を行うようですが、その傾向で韓国経済が破滅へのデスマーチが強行されるか、それともなんとか踏みとどまる方向に進むのかが分かるかもしれません。

今までは選挙の論功行賞的な人事で、”進歩”だの”正義”だの”過去清算”だので名を馳せた市民団体出身者がどんどん政権主導層に入ってきましたが、これが改められ、経済や外交、安保のプロが閣僚に登用されればまだ希望は持てます。

労組大好きな企業を敵視することが”親労働者”だと勘違いしている人間が登用されれば、韓国経済の崩壊は加速されることになるでしょう。

かつての日本の民主党といい、長年保守政権を批判してきたリベラル野党はなぜこうも経済音痴ぞろいなのか。。。

本当に嘆かわしい。

人権も大事だと思っているし、差別もなくしたいと願っていますが、それを強く主張する政党が経済を破滅に追い込んで、結果的に人権も差別撤廃も守れないような余裕のない社会にしようとする。

日本はその危険な政党が力のない野党だから安心ですが、韓国はこれから本当の苦難が始まるでしょう。韓国版”苦難の行軍”が訪れそう。

支持率急落という結果で、経済政策を改めさせないと韓国はどんどん追い込まれていくだろうと思います。