この条件で日韓通貨スワップを再締結すべし

慰安婦合意の漂流で日韓関係が悪化の一途をたどっています。

日韓断交は北朝鮮を大喜びさせる最悪の事態。この閉塞状態を打開するために、あえて日本側からスワップ再締結を要請し、北朝鮮の分断策動に対抗すべきと考えます。

ただし、そうは言ってもしかし、日本側からスワップ締結を〝要請〟する必然性がない。無条件に要請するよう政府に要望しても、韓国不信が日本中に広まった状態では世論の賛同は得られない。支持率が落ちるのに政府がスワップ再締結を日本から要請するはずもない。

ここで頭を柔軟にして、どのような条件が日韓双方にとってプラスになるか?という視点で考えてみます。

 

私の考える日韓スワップ再締結の条件は以下の通り。

  1. 「日韓共同 北朝鮮人権問題協議会」を年二回、東京とソウルでそれぞれ一回ずつ行う。日本の拉致被害者、韓国の拉北被害者、帰還事業で北送された在日朝鮮人被害者、収容所はじめ北の人権弾圧、数々のテロ犯罪、核問題、朝鮮学校問題といった、北朝鮮からの被害を広範に扱ったイベントを定期的に開催する。
  2. 両国の首脳が参加する国家的な公式行事とする。
  3. 東京で開催するときは日本の全議員、ソウルで開催するときは韓国の全議員が参加すること。
  4. 日韓双方の議員はブルーリボンバッチと忘れな草バッチ(朝鮮戦争拉北被害者を忘れないためのバッチ)を着用すること。
  5. 集会のはじめに両国の国旗掲揚と国家斉唱を行い、北朝鮮の収容所はじめ、拉致や暴力、粛清や失政、様々な理由で無念の死を遂げた人たちのために黙祷を捧げる。
  6. 脱北者やその関係者が設立した舞踊団やオーケストラの公演、映画祭、各団体の機関紙店頭販売など様々なイベントを行う。出店や芸能人を呼んだコンサートなどを行い、北朝鮮の人権問題を学びつつも、一般人が楽しめるような祭典にする。
  7. 得られた収益は「北朝鮮復興ファンド」として積み立て、日韓のETF(株式)を購入する。
  8. 積み立てた「北朝鮮復興ファンド」は、将来北朝鮮の独裁体制が変革された後に、各種インフラ開発や経済政策の資金、コッチェビ(浮浪児)支援、麻薬中毒患者の支援、収容所で殺された人たちの遺骨発掘と慰霊碑の建設などの原資とする。
  9. 北朝鮮が改革・開放されるまでの間は、ファンドの配当金を脱北者支援や北朝鮮の人権問題に取り組む団体に配布し、継続的な活動が可能なように支援する。
  10. 日韓双方から省みられることが少ない帰国事業に焦点を当て、慰霊碑と記念館を日本と韓国の両国に建設する。

これくらいやれば、最終的不可逆で対北朝鮮との共同歩調を取り続けることができるでしょう。

よく韓国でどれくらいなら統一コストを負担してもよいか?といったたぐいのアンケートが実施されていますが、そのようなくだらないことをやっている暇があるならさっさと積み立てを始めるべきでしょう。

アンケートをとって若い世代ほど統一コストの負担に否定的だと嘆いている暇などないはずです。ハッキリ言って時間と労力の無駄。

他にも細かい点を上げれば色々あるでしょうけど「北朝鮮の明るい未来のために」という大きな目標を共有することが大事。

これを条件とすれば日韓スワップ再締結を日本側から要請することも可能だと思う。拉致被害者を取り返すことに寄与するはず。

韓国側も国内の反日左派系の政治家やメディアから物乞い外交だと批判されることもないので受入れやすいはず。

仮にこの条件を文在寅政権が拒否するとしたら、親北どころか従北政権と国際社会から非難されても仕方ない。北朝鮮の最悪な人権弾圧をやめさせるための日韓連携なのにそれを断るなどありえないはず。

残念なのは嫌韓派からも親韓派からもこういう意見は出てことでしょうね。

嫌韓派に意見を求めたら「竹島返せ」「仏像返せ」「少女像撤去しろ」などの条件をつけるべきと言うでしょう。

なんとまぁ頭が固いことか。

日本の国益を重視せよと言う割には韓国5千万を北朝鮮側に押しやるようなことを平気でやる。

本当に韓国が赤い独裁国家側に転んだら拉致被害者なんて一生返ってきませんよ。

日本の国益にも著しいダメージを受けます。嫌韓情緒に思考回路を狂わされた人々はそういう想像力は働かないようです。

スワップ再締結に慰安婦や竹島問題を持ち出しても韓国はまず飲まないし、飲めません。そんな条件を提示しても時間の無駄。特に大使館前の像撤去を絶対条件にすると日韓外交は1ミリも前に進まなくなる。仮に撤去すれば韓国の政権支持率が急落する可能性大。当選することが最も大事な政治家がそのようなリスクを冒すわけがない。

それよりもマイナスを補って余りあるプラスをどうやって生み出せるかという観点で交渉条件を考えるべき。

上述した条件なら、日本と韓国双方にとってメリットがあります。

そしてこの条件で「日韓共同 北朝鮮人権問題協議会」という国家イベント定着させて、日韓通貨スワップとの交換条件すれば、韓国が親北路線に進むことも防げます。

北朝鮮の人権問題を宣伝するイベントをやり続ける韓国に北朝鮮が歩みよることはありえません。

歩み寄れるとすれば、北朝鮮が人権蹂躙をやめたときでしょう。

その時は大いに歩み寄れば良いと思います。

日本も国交正常化して北朝鮮に投資して工場建てまくればいい。

北朝鮮との対話路線を強調するリベラルたちのあり得ないところは、人権問題の解決を第一条件にあげないことです。

自国民を奴隷化することをやめないかぎり、北朝鮮との対話や外交交渉など不可能です。

それを日韓双方で再確認する場として「日韓共同 北朝鮮人権問題協議会」を行う。それをスワップ再締結の条件とする。

ぜひこういう外交交渉をやってほしいです。