北朝鮮にとって韓国の存在そのものが脅威

北朝鮮情勢

韓国の北朝鮮へのすり寄りが目に余ります。いや、だいぶ前からありえないレベルでしたが、それさえも超えて、最近では北朝鮮の心の声を勝手に察して公言するレベルとなっています。

まるでイタコのごとし。

霊感商法も真っ青です。

特にひどいのはこれ、北朝鮮労働新聞いわく↓

「中距離及び大陸間ミサイル『火星』、水中及び地上発射ミサイル『北極星』が相次いで誕生し、我が国の核国家の地位を更に明確にした」「いかなる脅威にも対応できる強大な戦略抑止力を増強した」「第7回党大会の後、核武力建設の大事業を完成した」「世界一流の核強国、軍事強国になった」

https://news.yahoo.co.jp/articles/23ef6cab5077a817e3e606562f2555e4f7b71861

要は、「核開発はやめねぇ!俺たちは核強国だ!なめんな!!」という決意表明です。

本人は核開発をやめないと言っているのに、韓国の発言がこれ↓

韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は今月開かれた人事聴聞会で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に「非核化意志」があると答えた。7カ月前、李仁栄(イ・イニョン)統一部長官も人事聴聞会を控えて北朝鮮が非核化意志があると述べた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の徐薫(ソ・フン)国家安保室長は2年前に国家情報院長として東京を訪れたときも同じことを話した。

【コラム】非核化意志の訴え人 中央日報日本語版 2021.02.17 13:54

本人がやる気ないと言っているのに、他人が「いや彼のやる気は揺るぎない!」と言っているようなもの。

文政権の脳内翻訳回路は異常です。

韓国は「北朝鮮の体制崩壊を目指さない」「平和共存」と言って、北朝鮮を国家として認めています。脅威を与えないよ、だからあなたもこっちに脅威を与えないで、というスタンス。

しかし、それは北朝鮮の立場に立って考えれば成り立ちません。

すなわち、北朝鮮にとって韓国の存在そのものが脅威だからです。

言葉も文化も歴史的ルーツも同じ。

片方は、発展した自由で豊かな先進国。

片方は、貧しくみじめで不自由な独裁国家。

北朝鮮住民の立場に立てば、なぜ韓国の存在そのもが脅威か分かります。

わずかな距離、生まれた場所が違うだけで、人生に天と地ほどの差があるわけです。

この差から受ける、はく奪感、無念、悔しさ。

外の世界を知れば知るほど、この感情は身を引き裂くほどに膨れ上がります。

これは韓国がいくら北朝鮮に脅威は与えないと約束しても無駄です。

敵対意識がなくとも、存在そのものが北朝鮮に脅威を与えているのです。

「ああ、韓国に生まれていれば、こんな苦しい思いをせずにすんだのに」

この感情が北朝鮮の体制維持にとっていかに脅威かを韓国は理解していません。

これが文化も言葉も歴史もまったく違う国なら、国家間の差も、先進国から学んで追いつけ追い越せで祖国を発展させるぞ!というプラスのモチベーションに転嫁できます。

しかし、北朝鮮にこれはできません。

むしろ交流が進めば進むほど「韓国人になりたい」「韓国へ移住したい」「韓国に吸収してほしい」という気持ちが、北朝鮮一般住民に広がることになるでしょう。

これが金王朝体制で利益を受ける特権層にとって、重大な脅威となります。

韓国が普通に経済活動をするだけで、北朝鮮に脅威を与える。

いくら韓国が北朝鮮にすり寄っても無意味。むしろすり寄られればすり寄られるほど、北朝鮮の体制を揺るがすことになります。

これで南北融和など不可能です。

もし南北融和をやりたいなら、韓国経済が崩壊し、失業者にあふれ、政情不安になり、放火や略奪などを伴うデモが頻発し、それを韓国国軍が無慈悲に弾圧する。そのような準独裁国家になれば、南北融和も可能でしょう。

韓国の国家的魅力が北朝鮮の地位にまで墜落する。

それが南北融和の条件になります。

韓国はそれを望むのでしょうか?

絶対NO!と言うでしょう。

つまり”北朝鮮の体制を維持”した南北融和など不可能ということです。

この大前提を理解せずに、南北融和をゴリ押しする文政権。

そんなに好きならあんたらだけで北へ行ってこいしか言いようがない。

韓国五千万人を巻き込むなという話です。

この希望のない政権が次の大統領選挙で交代するのか?

目が離せませんね。

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