廬武鉉の神格化が始まった

文在寅政権になっても、韓国は韓国だし、赤化統一なんてさすがに無理だろうし、韓米同盟も堅持しながら、なるようになるだろうとタカをくくってましたが文在寅をナメてました。

凄いわこの人。

おそらく本人は正しいことをしていると思っているでしょうね。そこがヤバイ。そういう人は何言っても聞きませんから。

朝鮮学校支持者に、「在日一世、二世殺しまくった北の独裁者に感謝し、褒めたたえる教育は在日同胞の民族教育とは言えないでしょう?」と批判しても、一切聞かないのと同じです。

文在寅になってから着々と左派の神格化作業が進んでいます。

 

光州事件で死んだ人は英霊。

バスで警備隊に突っ込んで警官ひいたり、武器庫襲って武装して市民軍作ったり、「え?独立したいんですか?」という状況だったのに、一方的に政府が悪者です。

まぁ確かに大暴れした結果、民主化が進んだ側面もあるでしょう。

だからと言って暴徒と化した市民を英霊と美化するなどありえません。

本当に民主化を求める善良な市民なら、非暴力で法にのっとったデモをするはずです。

警備隊にバスで突っ込み、武装して機関銃ぶっぱなしたらアウトですよ。

政府も批判しつつも、暴力市民も批判されなければいけません。それでこそ成熟した民主主義でしょう。

そして、今度は廬武鉉神格化です。

まぁ「政治家廬武鉉」ではなく、「人間廬武鉉」としての自伝だから、という言い訳をしているようですが、人間的に好感を持つと政治家廬武鉉への評価も甘くなってしまうのが感情の動物である人間の限界でしょう。

そうやって、失政のオンパレードだった廬武鉉時代の罪を矮小化し、もってして現与党の共に民主党を正当化するわけです。

困ったものですね。建設的な批判と反省があってこそ、より良い世の中になるはずなのに、なんでこういうことをしちゃうのかね。

廬武鉉のありえなさは、ネタ本と化している感はいなめませんが、こちらを読むとよく分かる。

あまりにありえなくて笑えない内容です。

廬武鉉なんて、支持率で肯定的が否定的を上回った期間が3カ月しかなかったんですけどね。10年もたってないのになんで忘れちゃうかな。

韓国のネット情報を翻訳紹介しているカイカイ通信より、『韓国人「韓国歴代大統領の支持率の推移を見てみよう」』で面白い画像があった。

廬武鉉の支持率推移。

最初の3カ月で急落。

その後ずっと低空飛行で安定。

朴槿恵は最後こそ支持率が急降下してド底辺に張り付いたが、あれもロウソク勢力とメディアと野党が結託し、長年の不景気による高失業率という若者の不満を爆発させた結果でしかない。

 

ハンギョレ新聞の記事では、映画『廬武鉉です』について最後にこう書いてあります。

■興行好調どこまで?…そして残った課題

 『盧武鉉です』は公開初日から歴代ドキュメンタリー映画の記録を塗り替えた。7万8千人というオープニングスコアは過去の最高興行作である『あなた…』(8907人)の8倍に上る。記録は継続して更新されるものとみられる。初頭から地道に平日5万~7万人、週末には15万~20万人以上が見ているからだ。歴代ドキュメンタリー興行2位の『カウベル』(293万人)はもちろん、『あなた…』の480万人を超えられるかに注目が集まっている。

 一方では「盧武鉉コンテンツ」の補完すべき課題を提言する声もあがってる。評論家のファン・ジンミ氏は「英雄叙事構造からすると、『盧武鉉です』は第1幕に当たる。第2幕も必ず必要だ」とし、「大統領になった後、支持者たちとどのような緊張と拮抗の関係に陥るようになったのか、その理由は何かを取り挙げるコンテンツが出てこそ、盧武鉉政権から何を継承し、何を反省すべきなのかに対する冷徹な分析が可能になるだろう」と指摘した。

 イ・チャンジェ監督は「陣営論理を離れ、盧武鉉という人について心を開くきっかけを作るために企画された映画」だとし、「映画をみて他の解釈が必要だと思う多くの製作者・監督が出てきて、彼を取り上げる様々な映画が作られることを期待する」と明らかにした。

再び巻き起こる「盧武鉉ブーム」、その理由とは?

「政治家廬武鉉」の第二幕映画が出てこそ、本当の総括となる。

的確な指摘ですね。

人間臭く、とっても善人の廬武鉉を映画で宣伝。

普通なら「だから何?」ってなもんでしょ。

そんな人、世間にはゴロゴロいますよ。

なぜ100人に一人くらいはいるであろう「善良な人」の生活を映画化するのか理解に苦しむ。まぁそりゃ大統領になったからだよ、と言われればそれまでですが。

そんな時間あるなら、政治家廬武鉉の失政の数々を反省して繰り返さないよう戒めることの方が、韓国の未来にとってはよっぽど重要です。

こういう映画を作るのが、いかにも従北左翼って感じです。

北の金日成神格化と一緒ですね。

国民を不幸にしたトップを祭り上げる。

韓国の自虐史観ならぬ自滅史観は深刻です。