沖縄米軍基地と済州海軍基地建設反対運動のパトロンは北朝鮮

偽装保守

沖縄の米軍基地反対運動を展開している人たちの最大のパトロンは北朝鮮でしょう。

本当の黒幕というのはだいたい表にでてきません。工作とはそういうものです。

最大の輸出品目が「工作」である北朝鮮が、自分が黒幕だとバレるようなヘマをするわけがないでしょう。なぜか米軍基地反対のプラカードにハングルが書いてあると韓国が工作員を送り込んでいる!という書込みがネットで散見されますが、動機の点から言えば米軍撤退を渇望しているのは北朝鮮です。その次は中国でしょうか。

だいたい日本から米軍撤退したら一番困るのは韓国でしょうに。同じくらい困るのは台湾で、3番目に日本が困ります。

 

日本の困る理由は防衛費UPという負担増でしょうが、韓国と台湾は国家存亡の危機に直結するはずです。

韓国政府が対日工作として沖縄米軍基地反対運動に加担するなどありえません。やっているのは日韓の従北左翼でしょうね。

面白いことに、日本の沖縄米軍基地反対運動と同じようなことが韓国でも行われています。サード配備もそうですが、済州島への米軍基地反対運動などがそっくりです。

その反対運動に先頭に立って活動しているのが最大野党の次期大統領候補でもある文在寅氏。やっていることが、かつての民主党鳩山元総理を彷彿とさせます。

統一日報のブログに面白い翻訳記事がありましたので紹介します。

4.文在寅の胸の中に李承晩の大韓民国はない

済州海軍基地建設に必要な2013年度予算案が2012年12月9日、民主統合党の反対のため国会国防委を通過しなかったのに、文在寅民主党候補はこれを事前に知って済州島を訪問して海軍基地の全面見直しを約束した。

盧武鉉政府で大統領民情首席と秘書室長職を務めた文在寅が、盧武鉉の国策事業を後から民主的な手続きを云々しながら、済州島の従北勢力らに全面見直しだと叫んだとは、文在寅の胸の中に大韓民国と国民があるか疑わしい。

「共に民主党」と「国民の党」と「正義党」、統進党(今は解体)をはじめ、在野の従北勢力や彼ら感染したゾンビ族だけが彼の胸の中に残っていると感じる理由だ。

文在寅が主張する南北平和体制の本性

勝手に「済州海軍基地建設の見直し」を約束したそうです。

沖縄米軍基地の県外移転を約束した鳩山元総理を彷彿とさせますね。

さすがは従北の誉れ高い盧武鉉大統領の右腕を長年つとめていただけあります。

無事建設されたようですが、邪魔したことは間違いないです。

だいたい左翼運動のプラカードでちらほらハングルを見かけるのは基本従北さんと思った方が無難です。

日本から米軍が撤退したら一番困るのが韓国なわけです。「まともな韓国人」は日本からの米軍撤退に賛成などしません。喜ぶのは頭のおかしい「従北韓国人」でしょうね。米国大使を切り付けた頭おかしい人と同じ思考回路の方々です。

次の韓国大統領選挙で文在寅が大統領になったら相当ヤバイ。

少なくとも北朝鮮は安泰でしょう。いよいよやばくなったも第二次太陽政策を文在寅がやりだして、現在の金一族による朝鮮人奴隷支配体制の存続に加担する可能性が高いです。

南北統一ははるか彼方に消え去ります。

金大中路線が南北統一への近道だと思っている人が多いですが、はっきり言って逆効果でした。あの太陽政策のせいで、北の独裁体制の核といえる秘密警察システムが息を吹き返したと言えます。

莫大な支援食糧が特権層に流れ込むせいで、闇市での穀物価格が二年前と比べて下落している。だが、上述のように庶民の手には届かない。ひとびとは相変わらず闇市に依存して暮らす。「配給は要らないから、その代わりに闇市で自由に商売させてくれ」というのが率直な庶民の願いだという。

もう一つの変化は、秘密警察システムの完全復活である。

食糧危機が極度に深刻化した九七~九八年には、国民への脅しが効力を弱め、秘密警察は半ば自信喪失に陥った。

だが、潤沢な人道援助がシステムを生き返らせ、秘密警察はいまや完全に自信を取り戻した。

「この国が変わらないのは主体思想が立派だからでも、金日成や金正日が偉大だからでもない。我々(秘密警察)が健在だからである」と陰で豪語する始末である。

北朝鮮飢餓ルポ (小学館文庫)』 P215 李英和教授のあとがきより

あの潤沢な人道援助が、体制維持のために最も重要な秘密警察システムをよみがえらせたわけです。

第二次世界大戦でソ連に莫大な援助をしたアメリカが、その後巨大になった共産主義陣営と対峙するはめになった失敗を繰り返していると言えます。

「北朝鮮が変わらないのは主体思想が立派だからでも、金日成や金正日が偉大だからでもなく、秘密警察が健在だから」

至言ですね。

これが北朝鮮が変われない根本原因でしょう。

だからこそ北朝鮮の人権問題の解決が最重要事項なわけです。核問題よりもこちらの方がはるかに重要です。

そういう点では、朴槿恵大統領と安倍総理はかなり素晴らしい対北圧力を加えていると言えますし、一番困ることをこの二人にされているから、北朝鮮は全力で世論工作を仕掛けてきているのでしょう。

日本の愛国馬鹿を扇動して朴槿恵批判をやらせ、左翼を使って安倍総理批判をせっせとやっています。本当に困った人たちです。

次の韓国大統領選挙で文在寅が大統領になったらかなり危険ですが、では誰が一番良いかと言うと困ったことになります。

まぁ一番良いのは朴槿恵大統領がもう5年やることでしょうね。そもそも一期5年は短すぎるでしょう。そんな短期間では何にもできません。5年ごとにコロコロ国家方針が変化されたら、諸外国だけでなく韓国国民も迷惑します。

別に朴槿恵大統領が100点満点で素晴らしいとは言いませんが、他の大統領候補に比べたら朴槿恵大統領の方がはるかにマシに思えます。

日本で、安倍総理以上に良いと思える人がいない、というのと一緒ですね。

安倍総理の任期延長は自民の党規約を変えれば済みますが、韓国は憲法改正です。敷居が高いですね。さすがに一期から二期に延長することは無理そうです。もしそんな話をしだしたら、維新独裁の再来だと韓国の左翼が大騒ぎすること間違いなしでしょうし。

戦前の日本は素晴らしいと自慰史観で気持ちよくなる暇があるなら、北朝鮮や中国の思想改造という強制収容所の実態に戦慄してほしいものです。

結局、通州事件だの、南京大虐殺だの、関東大震災だの、従軍慰安婦だの、せっせと頑張って事実を明らかにしたところで、日本のマイナスがなくなるだけで、相手にダメージもないし、たいしてプラスにもなりません。

クラウゼヴィッツの戦争論で、戦闘力の維持は戦争行為ではない、と書かれています。今の日本や韓国がやっていることは、まさに戦争行為とはいえない「戦闘力の維持」をやっているだけですね。

戦争行為とは、「戦闘力を創出」し、「戦闘力を行使」し、「敵戦闘力を撃滅」することです。

別に、物理的に戦争をしろなどとはこれっぽっちも思っていません。

現在の北朝鮮の体制維持の核である、秘密警察・連座制・強制収容所、この3つを撃滅することにもっと力を集中すべきだというだけです。

本来、平和を愛するリベラルこそそういう活動をすべきだと思えるのですが、まぁやらない。

70年代、80年代ごろに韓国の政治犯釈放運動を大々的にやっていたリベラルたちはどこに消えたのかと不思議で仕方がない。

チマチョゴリを着て国連人権委員会に慰安婦問題を直訴しに行く暇があるなら、北朝鮮の人権問題に取り組んでもらいたいものです。

保守も保守で、従北偽装保守に惑わされないよう気をつけてもらいたいですね。愛国心があろうがなかろうが、国益を毀損する行為はすべからく売国奴と言えます。

それにしても日韓左翼の類似性は一貫していて笑ってしまいます。

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