ワンコリアという統一詐欺

さすがに金日成が民族の英雄という歴史捏造は不可能だとあきらめたのか、現在の商品は「民族詐欺」から「統一詐欺」に変わっているようです。

それにしても北朝鮮の残虐さを直視したくないせいか、驚くような主張をする在日知識人が多くて驚きます。

ワンコリアフェスティバルの実行委員長である鄭甲壽(チョン・カプス)氏の講演録があったのですが、大韓航空機爆破テロについての歴史認識がすごい。

 

2004年4月8日発行の「むくげ176号」に収録されているものを紹介します。

拉致問題の背景-日本と共和国との関係

拉致問題のことを話すのは、非常に難しい面がありまして、私はみなさんと非常に違うとらえ方をしております。この違いということですが、みなさん誰に聞いても、非常にショックを受けたという方が多いですよね。しかし、私は違うのです。私は予測しておりました。しかも、予測するだけではなくて、多分そうするだろうと思っていました。拉致を認めるだろうと。なぜそうなのか、ということを、どう説明すればいいのかなと考えました。なにもこれは、北が悪いというようなことを言いたいのではない。冷静に世界の流れを見たら分かるだけのことなのですが。

例えば、真由美事件、キム・ヒョンヒ(金賢姫)事件があります、北が韓国の大韓航空機を真由美を使って爆破したという。百何十人の韓国の労働者が死んだ。中東からの帰りでした。この事件も、謎の多い事件です。

ワンコリアの視点から拉致問題を考える

2004年の意見なので、今は違うかもしれません。ただまぁ、1987年の事件を2004年になってもこんなこと言っているくらいですから、今も同じでしょう。

このテロについて、「謎が多い事件」などという人は在日チュチェリアンくらいじゃないでしょうか?

いまだに僕は、本当に北がやったのかどうか確信が持てません。しかし、世間では、完全に北がやったことになっている。しかし、なぜ私は疑うのか。

私が見るのは新聞だけですが、丹念に読めば、当時、不思議なことがいっぱいあったのです。たとえば彼女が捕まって、当時日本共産党の新聞「赤旗」が彼女の子ども時代の写真を掲載したのです。要人に花束をあげている写真でした。その少女の写真を、これが真由美の子ども時代の写真だと言って出すのです。なぜか知りませんが。

それに対して、真由美、金賢姫さんは、これは私ですと言った。私は不思議だった。なぜかというと、耳が全く違う。顔の中で一番変わらないのは耳の形です。少女時代の写真と、彼女の耳が完全に違うのです。

ワンコリアの視点から拉致問題を考える

凄いこと言いだしました。顔の中で一番変わらないのが耳だそうです。

柔道家やレスリング選手の耳を見た方がいい。「餃子」と評されるように耳の形が変わっています。

金賢姫が柔道家だったとは言いませんが、要は「耳の形は変わる」ということです。スパイ訓練を受けているわけですから、格闘術の訓練も当然やっているでしょう。耳の形だって変わるかもしれません。

どちらにせよ、耳の形が違う=別人、という等式は成り立たないということです。

こういう根拠薄弱なことを堂々と言って、スパイかどうかは疑わしいと言ってしまうわけです。人間は信じたいものを信じてしまう特性を持っていますから、在日朝鮮人がそれにすがって共和国は悪くないんだ!KCIAの陰謀だ!!と意味不明なことを言いだして擁護してしまうわけですね。

日本の公安だってそのくらい分かっているはずです

それに対して、北から、ピョンヤンに住んでいる女性から、これは私だ、という声が出た。

その彼女の写真や映像を見ると、耳は同じなのです。僕は、きっとこの方やなあと思いました。

ワンコリアの視点から拉致問題を考える

これが凄い。

北朝鮮など嘘八百をさんざんついてきた相手なのに、あっさり信じられるのが理解しがたい。

だけど、これはある総連の幹部に言ったのですけれど、あなた方は、なぜそれを、ピョンヤンで記者会見やるのか。なぜ韓国でやらないのか、韓国に申し込まないのか、どっちが本物か対決しようじゃないかと。

そうすれば、国際社会のメディアがどれだけ来るかということですよね。それが無理だったら、東京でやるべきだ。そう言ったのですが、それもしなかった。ピョンヤンでやったために、何の注目もされすに終わった。いまだにこの事件は僕には謎です。

ワンコリアの視点から拉致問題を考える

嘘だから平壌でしか記者会見できなかったとは思わないようです。

まぁ写真の真偽は紆余曲折があったようですが、北が主導したテロということは確定でしょう。

こういう人々がワンコリアとか南北統一という美名のもとでせっせと活動しておられるわけです。日韓友好を語るくせに、金大中や盧武鉉を肯定的に評価して、李承晩や朴正煕を軍事独裁の悪魔のように言う人は要注意です。

だいたい70年代半ばから始まった韓国の政治犯釈放運動をやっている在日朝鮮人は基本従北さんでしょう。なにせ、この世の地獄を作りだしたといえる北朝鮮の政治犯収容所の政治犯にはえらく冷酷ですから。まるで存在していないかのようにスルーできる感性が信じがたい。

ワンコリアフェスティバル自体がダメだとは言っていません。むしろ大いに盛り上げるべきだと思っています。

ぜひ脱北者で編成された『平壌民俗芸術団』をワンコリアフェスティバルに呼んでもらいたいですね。

民団が後援しているようですから、南北統一のために大いに『平壌民族芸術団』を盛り上げてほしいところです。

なんだかんだと脱北者の芸術団体を呼ぶことに乗り気にならない人がワンコリアフェスティバル実行委員会の中にいそうですね。そういう人には気をつけてほしいです。

統一日報が『目を覚ませ 在日韓国人たち(1)』という連載を始めるのも良く分かります。

それもこれもいまだに、次のような思考回路の在日コリアンが多いためでしょう。

・・・民団は韓国を支持し、総連は北を支持するという立場で統一をめざすという事だったわけですが、私は、それはもうそろそろ違うのではないかと思って始めたわけです。

まず在日が一つになるべきなんだと、それが本当の南北統一につながるんだ。どちらか一方にだけ傾くのは、それこそ分断の固定化につながるんじゃないか。

そこで、在日コリアンからまず一つになる努力をしよう、そして海外のコリアンともつながっていこうというビジョンでした。

ワンコリアの視点から拉致問題を考える

「在日が一つになるべき」

お説ごもっともですが、「どちらか一方に傾くのは分断の固定化につながる」という意見が理解しがたい。

はっきり言って、韓国と民団支持で在日が一つになる以外の選択肢はないと思えるのですが、この人たちは違うようです。自称在日コリアンで、中身は在日チュチェリアンでしょうね。案の定、韓国の政治犯釈放運動で活動していた経歴を持っています。

こういう人たちの言う日朝友好は、だいたい「植民地清算ファースト」です。そのセリフをそのまま返したくなります。チュチェ帝支配の清算が第一でしょうに。

植民地支配の清算は、朝鮮人の代表が選出された上で、その代表と日本政府がやるべきことのはずです。なぜ歴代最高レベルで朝鮮人を大虐殺した金一族の末裔である金正恩と植民地支配清算の交渉せねばならないのでしょう?言っていることがいちいち理解できない。

さらにありえないのがこれ。

なぜ、私が、拉致を北がやったと思ったか、ということですが、その拉致問題が一体いつから始まっているかというと、五人の生存者、八人の死んだ方たちの拉致された年代は、全部1977年から1983年まで、この時期がポイントなのです。そして、もう一つ、もっと集中しているのは、1980年までなのです。後の1983年などの人は、皆ヨーロッパでなんですよね、有本さんとか石岡さんとかはね。ヨーロッパで、誘われて、あるいは騙されたかもしれませんが、それは、いわゆる拉致とはちょっと性格が違うのです。ヨーロッパで説得されている、あるいは、騙されているのです。それと1980年までとは違う。

1980年までの背景に何があるかというと、韓国が民主化に向かってもう大混乱している時期なのです。1979年には朴正煕大統領が暗殺されます。部下に射殺されるのです。1980年には光州事件が起こります。この2、3年は韓国社会の大変な混乱期なのです。

僕は、この混乱期に、やはり、いい悪いは別として、統一のためにやった可能性はあると思っていた。

僕は、政治犯救援運動をやった当時に、1970年代半ばですが、そういうことを感じたことがございます。

政治犯救援運動をやる中で調べたらですね、実際に北に行っている人もおりました。そいいうことはその当時は一切言えませんでしたけれども。

しかしそれも統一のためだった。野心や私利私欲でやった者は誰もいない。やはり統一のために、自分の生命と青春をかけてやったわけです。それを利用した国家権力は別として、そういう人々を僕はいまだに尊敬している。

ワンコリアの視点から拉致問題を考える

凄いこと言っています。

別にそういうご意見ならそれで構わないのですが、北朝鮮で自分の能力を活かして祖国発展のために力を尽くそうと帰ったら、山奥の地方に飛ばされて自分の能力を一切活かせず、あまつさせ収容所の露と消えた在日朝鮮人の若者のことはきれいに忘却されてますよね?そのような歪んだ思考回路でワンコリアが成し遂げられるのでしょうか?

2004年の意見ですから、今どういう見解をお持ちかお聞きしたいところです。

これぞ統一詐欺に引っかかった者の末路と言えます。統一という美名に騙されたわけですね。韓国の政治犯救援活動をやる暇があるなら、北朝鮮の政治犯救援活動をやった方がよっぽど統一に寄与しますが?この人たちはどこに消えたのでしょう?

こういう経歴を持つ人たちは、北朝鮮の強制収容所問題や、北の暴君に強奪された朝鮮学校を取り返そうという活動にはまず協力しません。

言い訳はだいたい決まっています。

右翼がいるからヤダ。

別にそれならそれで良いですが、だったら別団体でも作ればよいのにまずやりません。やることといったら統一という美名のもとに北の悪逆非道を隠蔽するような行為ばかりです。

正直、これでもかと北朝鮮と朝鮮総連から収奪されてきたのに、その弾圧された歴史を在日朝鮮人自身がきれいさっぱり忘れられることに驚きます。

この辺は韓国と一緒ですね。さんざん北に好きかってテロ行為受けているのにすさまじく甘いですから。

日本の植民地支配や、秀吉の朝鮮出兵に対する情熱と比べて雲泥の差と言えます。

いい加減、こういう北の世論工作に踊らされずに、日本海に中国を出さないよう現在の国境線を維持したまま、北朝鮮の体制変更と統一韓国に向けて日韓が協力していくべきでしょう。

別に好き嫌いで話していません。

「中国を日本海に出さないこと」が、韓半島に対する日本の大戦略だからそれをやりましょうというだけです。

日本も韓半島唯一の合法政府は大韓民国のみという朴正煕と締結した国際条約を真摯に守るべきでしょうね。

リベラルも植民地支配の贖罪意識があるのであれば、北朝鮮の秘密警察・連座制・強制収容所という独裁体制維持の核となる凶悪3点セットを破壊することに力を注ぐべきでしょう。それでこそ過去を反省し、未来に活かせていると言えます。

戦後、北の体制維持に大いに加担したのは何気に日本だったりします。朝鮮総連が好き勝手やることを黙認する、という形で加担していました。

それもなくなってきたと思ったら、今度は韓国が従北左翼に乗っ取られて太陽政策という名の貢物を送って体制維持に加担しました。

現在の独裁体制を維持したまま、連邦制だの、南北融和だのはすべからく統一詐欺です。

普通に考えて、改革・開放⇒自由化・民主化⇒連邦制⇒南北統一でしょう。

このステップをすっとばして統一などしたら、大混乱すること間違いなしです。

そのためにも北朝鮮の人権弾圧をなくすことは、最も大事なことのはずです。その最も大事なことをちゃんとやっているのが、安倍総理であり朴槿恵大統領です。

日韓友好と南北統一を願うなら、この二人を支持しなければいけないはずです。

保守は朴槿恵叩きと韓国叩きをやめて、リベラルは安倍首相を軍国主義のレイシストだと印象操作するような真似はやめるべきでしょう。

こういうことに喜々として活動している人を見ると、お前らは北の手先か?と言いたくなります。

それにしても、最も北朝鮮に対して激高すべきはずの在日朝鮮人が、北朝鮮に異様に甘いことが信じがたいです。

何せ、対南工作に加担した人たちは統一のために自分の青春を捧げた私利私欲のない素晴らしい人たちだと思ってますから。金日成と金正日に踊らされたただの愚か者でしょうに。

違うというのであれば、この世の地獄と言える、北朝鮮の政治犯収容所廃絶のために何か行動すべきでしょう。まぁ出来ないというならただの奴隷ですね。日帝時代に名前と言葉を奪われたと怒る資格なしです。