恩師「韓鶴洙先生」のことを忘却させ、阪神教育闘争は代を継いで神格化

また、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」という団体は、当初は脱北者支援を中心に活動していましたが、二〇一〇年以降「朝鮮学校バッシング」に力を注ぐようになりました。高校無償化からの朝鮮学校除外、さらには地方自治体による朝鮮学校補助金のカットを求め、東京、大阪、神奈川、千葉、埼玉、広島などの都府県で現実化しています。

二〇一二年末の総選挙の結果、自民党・公明党による第二次安倍晋三政権が登場すると、早速、「高校無償化」制度からの朝鮮学校除外を断行しました。

「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」「朝鮮人首吊レ 毒飲メ 飛ビ降リロ」などのヘイトスピーチが、東京・新大久保や大阪・鶴橋などの街頭で吹き荒れるようになったのも同じ頃です。それらは主に「在日特権を許さない市民の会(在特会)」という団体によるものです。

朝鮮学校物語  あなたのとなりの「もうひとつの学校」』 P32

この辺の印象操作が本当に最悪です。

「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」は学校バッシングをやりだした。
安倍は無償化に反対した。その後にすぐ在特会を持ち出してきます。

まるで在特会のヘイトスピーチは「守る会」や「安倍」のせいだ、と言わんばかりです。

「在特会」=「守る会」=「安倍晋三」という印象操作ですね。

こいつらはこういう印象操作を平気でやります。それもかわいい子供を表紙に使った本でこういう外道なことをやってくるわけです。おかげさまで「守る会」はヘイト団体だというデマが流通してますよ。いいようにやってくれますよね。本当にいまいましい。

そもそも「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」は1993年に設立された団体ですが、朝鮮総連が主導して北送した在日同胞9万3千人のためにコツコツ活動してきた団体です。それこそ朝鮮総連の尻ぬぐいをしている団体です。

1995年に姜哲煥(カン・チョルファン)と安赫(アン・ヒョク)両氏を迎えて、日本で最初の講演会を企画した団体でもあります。

感動の坩堝の八日間_表紙

 

この『感動と坩堝の八日間』から、曺幸(チョヘン)さんという在日の方の声を紹介しましょう。

曺幸(チョヘン)さんのあいさつ

感動と坩堝の八日間_チョヘンさん

この運動を始めて、こんなに大勢の方々が集まって下さったのは、今回が初めてです。私がこの運動に身を投じたのは、両親が亡くなって行く中で、向こうに渡った子供、孫が血の涙を流して死んで行く姿を見て、残った自分が本当にやらなくてはならないと二年考えて、やるからには実名を出してやろうと始めました。そして実名で一昨年始めた時には、生きているのだと、きっと生きて見つけられるのだと信じてやって来たのですが、残念ながら五月にアムネスティーの方から、子供三人、兄嫁さん、兄、皆銃殺されたという連絡が入りました。

絶望のあまり、一箇月余り床につきっぱなしでした。でも、これではいけない、私の民族はこれで終わりにしてはいけないんだと、世界にこの恥を残してはいけない。それには日本の皆様、ジャーナリスト、在日同胞、一致団結して、今こそ一つになって人間愛を盛り上げなれればいけない。私は兄の真相究明を命ある限り、絶対にやっていこうと思います。

どうぞ今回いらした皆様、彼らは今、愛する私の息子です。彼ら二人の苦しい苦しい経験を通じて、私の家族や帰国者十万の家族が今どうなっているのか、その真実を聞いて欲しいと思います。 1962年2月、寒い新潟港から旅立つ時に、兄さんが母に『おかあさ一ん』という絶叫を残し、父は(兄を北へ)渡したくなくて西の空を涙を浮かべ見つめていました。私は母を支えているのがやっとでした。それから長い年月、兄さんに会える事、秀子さんに会える事、子供達三人に会える事。どんなにどんなに、夢見て生きて来たか知りません。

どうか皆さん今日この日を境に、生命と人権がどれ程大切なのか、人間の自由がどんなに大事なのか、政治とか国とか差別とか、そういうものを乗り越えた総ての人々の、平和の為にお力を貸して下さい。そして二人の話を聞いて下さい。

愛する私の、亡くなった兄の子供達の身代わりに、あの国から来てくれたのです。二人の息子の為に、こんなにたくさん集まって頂き有り難うございます。真相究明の為にも、彼らの真実の声を聞いてあげて下さい。

『感動と坩堝の八日間』 P5-6

「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」というのはこういう団体です。こういう団体を裏でヘイト団体だとレッテル張りしてきます。自分たちがやってきたありえない悪行の数々の尻拭いをしてきた団体に対して、ヘイト団体かのように印象操作を平気でできる神経が理解できません。

曺幸さんは、姜哲煥と安赫両氏を息子だと言っています。銃殺された死んだ兄の子どもたちのかわりに来てくれたのだと言っています。特に姜哲煥さんは、在日同胞が北の独裁者にどういう目にあわされたか多くの証言をもたらしてくれました。本人がそもそも在日二世ですから、在日同胞の苦痛に満ちた遺言をたくさん受け継いで、日本の在日へとその遺言を渡してくれたのです。

姜哲煥と安赫が脱北に成功した時期、在日社会に衝撃が走りました。なにせありえないほど残酷に在日同胞が虐殺された証言がもたらされたからです。韓国で出版された本を読んでみんな衝撃を受けたと言っています。金正日が拉致を認めた時の衝撃など、これに比べたらミジンコレベルでしょう。

ちょうどこの時期に起きているのが「チマチョゴリ切り裂き事件」です。まぁWikiなのでなんとも言えませが、金武義というフリーライターが独自に調べて「総連の政治的キャンペーンではないか?」と疑問を呈していることが気になるところです。

そもそも「チマチョゴリ切り裂き事件」で、怪我をした女子生徒が一人もいない時点でかなり怪しいでしょう。女子生徒を傷つけることなく、キレイに服だけ切るなんて神業ができるものでしょうか?もし傷つけられていたら病院で包帯を巻いた女子生徒の写真がこれでもかと使われているはずですしょうしね。ちなみにこの事件も「阪神教育闘争」と同じでバッチリ神格化されています。

すでに死去されているのですが、金武義さんのWikiページに「大阪経済法科大学の呉清達・副学長(当時。なお同大学には複数の副学長がいる)を調査中に、自室アパートで死去、数日後に発見された。」とあるのが気になるところですね。ものすごく怪しいですよね。

まぁそうはいってもことの真偽は闇の中です。水掛け論にしかならないでしょうね。

ただこういう事件を起こして、知られたくないことに目を向けさせないのは朝鮮総連の鉄板のやり口と言えます。

それにしても、本当に人間のクズっているんだな、と愕然とさせられます。

何十年にもわたり、北の暴君に強奪された民族教育を取り返そうとした人たちを弾圧し、そういう声をことごとく圧殺してきたのが朝鮮総連と北朝鮮労働党です。

朝鮮学校の歴史など、そういう人たちの屍が積みあがった歴史と言えるえしょう。こういう無念の声は徹底的に歴史の闇に葬ろうとしてきます。北朝鮮の強制収容所で残酷に殺された人たちの声を消し去ろうとする北のやり口そのままです。本当に腹立たしい限りです。

朝鮮学校の復活を望む、朝鮮総連の良心の声もあります。

(次ページに続く)

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