以前の投稿で、レーダー照射問題について次のように書きました。
国際社会、韓国国内でもあまり注目されていないレーダー照射問題ですが、一気に注目を浴びる可能性もあります。
それは次の2パターン。
- 脱北希望の漁民を送り返していたことがバレる。
- 違法操業をしている北朝鮮漁船を黙認し、今までもしょっちゅう救助活動をやっており、実質的な違法操業支援をしていたことがバレて、制裁違反疑惑が持ち上がる。
このどちらかが真実で、それが暴露されると、国際社会で大騒ぎになります。
http://asian-reporters.com/radarmondainohontomomeruhogatoku/
①脱北阻止という人権蹂躙、②違法操業支援というこの2パターンどころか、普通に燃料の瀬取りをやってるんじゃないかという疑惑が出てきました。
(参考記事:『韓国、レーダー照射の“不都合な真実” 人道救助は「あまりにも不自然」』、『<火器管制レーダー照射>「北朝鮮船はSOSを出してないよ」海保よ、それを早く言え』、『レーダー照射:国際法違反を知られたくなかった韓国)
遭難した北朝鮮漁船はSOSを発信していなかったようで、なぜ韓国側を位置を把握できたのか?という疑惑が持ち上がってます。
そこから考えられるのは、北朝鮮政府経由で韓国に連絡が入り、救助に向かった、という不都合な疑惑です。
そこまでは十分ありえると思っていました。
上述した韓国政府による、北朝鮮漁船の違法操業支援です。
これも十分アウトですが、燃料の瀬取りというモロ制裁違反を犯している可能性もあります。
つまり、「燃料切れ(ということ)で遭難」した漁船を、韓国が燃料補給して救助するというやり方での海上での瀬取りです。
北朝鮮の港まで船を送った後に、燃料をきっちり抜いてこれば違反にはならいでしょうが、韓国の警備艇や軍艦が北朝鮮の港に入れるわけもない。
狡猾なのは「人道的救助活動」という名目で、その本質を隠蔽していることでしょう。
名目は「人道的な救助活動」ですが、実質的なガソリン輸出です。
それも無料で。
私が北朝鮮なら確信犯的に遭難します。
現場の兵士が見てる前で、堂々と制裁違反を犯すような、そんな無茶はしないだろうと思っていましたが、この「遭難⇒救助」という名目があれば言い訳ができます。
遭難している船を救助するなとは言えませんからね。
理由も燃料切れなら助けるためには燃料を分けるしかありません。
現場の兵士も「これってもしかして制裁違反じゃ…」と思いつつも、遭難救助という任務の一環なわけですから、内部告発する気も起きないはず。
下手に告発しても、「当たり前の救助活動なのに韓国政府による瀬取りだと!?何を言っているんだ!!」と上に睨まれるだけです。
今回は日本のEEZ内でバレましたが、韓国や北朝鮮の近海でこんなことをバンバンやられていたら、その実態は知りようがありません。
もはやレーダーが火器管制用か捜索用かとか、そういう次元の話ではなくなってきました。
このレーダー照射問題を国連安保理に出す動きもあるようですが、レーダーの種類の問題だけでなく、その意図も徹底的に追及すべきでしょう。
遭難した北朝鮮漁船を救助しているなら、その数と、理由(燃料切れなど)と、どう救助したのか(燃料補給した、港まで曳航した、人だけ助けたなど)の資料を韓国側に出させるべきです。
燃料補給ではなく「港まで曳航した」としても、港に戻る燃料を節約できますから間接的な燃料支援です。
どう考えても、この救助活動が今回一回だけとは思えない。
開城工業団地についても「現金支給は制裁違反になるので現物支給でやろう」などと意味の分からんことを言い出しているくらいです。
現場の人間が見て見ぬふりをする動機となる「人道的な救助活動」という名分を用意してやれば、この手の実質的な海上瀬取りはやりそうです。
まさかの韓国政府主導による救助活動という言い訳付きお海上瀬取り。
シャレにならんな。
現場の反日馬鹿がやらかした方がよほどマシでした。
今後この件がどう炎上していくのか。
目が離せません。