訪朝特使代表団 最後通牒か朝貢か?

世界中から、特に米国と日本から注目を集める韓国の訪朝特使代表団。果たして非核化への道筋をつけれるのか?

とりあえず金正恩はえらい良い笑顔です(トップ画像)

晩餐会も和気あいあいと行われた模様(まぁ写真だけではなんとも言えないですが)

昔、金日成・金正日と会談したときも、カリスマ性があるとか、隠れ改革者だとか色々な評価が乱れ飛んでいました。今思えば衆愚の極みでしたね~。

特に金正日が隠れ改革者で、内心は改革開放に導きたいのに北朝鮮の軍部強硬派のせいでできないんだ、だから追い詰めるのは良くない、むしろ宥和政策で金正日の後押しをすべし!という言論が幅を利かせてたくらいです。

実態は逆で、強硬派なのは金正日その人。

いいように支援物資取られて崩壊寸前の朝鮮人奴隷支配体制を補強するはめになりました。

さすがに同じ過ちは繰り返さないと信じたいですが、今回はどうなるか?

 

韓国の特使代表団についての北朝鮮側の報道はこれ。

金正恩党委員長が南朝鮮大統領の特使代表団員のために夕食会を催す

【平壌3月6日発朝鮮中央通信】

朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である最高指導者金正恩同志が、平壌を訪問中の南朝鮮大統領の特使代表団員のために5日、夕食会を催した。

金正恩委員長は、李雪主女史と共に夕食会場で文在寅大統領の特使である青瓦台国家安保室の鄭義溶室長と国家情報院の徐薫院長、統一部の千海成次官、国家情報院の金相均次長、青瓦台国政状況室の尹建永室長を温かく迎えた。

朝鮮労働党中央委員会の金英哲副委員長と金與正第1副部長をはじめとする関係者が夕食会に陪席した。

夕食会は、終始同胞愛の情が溢れる温かい雰囲気の中で行われた。---

「同胞愛の情溢れる」ですって。

今まで何度もテロ攻撃仕掛けたり、ハッキング銀行強盗やったり、さんざんひどいことを韓国にしてきたのに「同胞愛」を語れるこの面の皮の厚さ!!

いつもながら感心させられます。中国もびっくりですよ。

個人的には何のサプライズもなく、次の3点に集約されそうな気がします。

  • 意見の相違を確認しました。
  • 対話を継続しましょう。
  • 対話中はお互い軍事挑発をやめましょう。

この3つに、お美しい平和論、同族同胞愛、わが民族同士愛、統一ファンタジーなどなど、過剰な装飾は施される声明文が出てきそうです。

制裁を一切緩めることなく、現状維持なら別に問題はありません。

米国もさんざん検証可能な形での核廃棄が必須条件だと繰り返していますから、まさかその条件を担保できないうちから韓国が勝手に制裁の抜け穴を作るような真似はしないと信じたい。(頼むぞ、文大統領)

米朝対談が実現しても米国が最後通牒を突き付けるだけに終わるでしょう。

だからこそ北朝鮮は直接対話から逃げ回り、韓国を使って米国を篭絡しようと搦め手から攻めています。

特使代表団がやることは、「米国は本気だ。今核廃棄を飲まないと本当に攻撃されるぞ!」と米国の替わりに最後通牒を突き付けて譲歩を引き出すことでしょう。

くれぐれも核とミサイルの”凍結”をしてくれたら、〇〇の制裁を解除するとか、無意味な譲歩はしてくれるなと祈るばかりです。

堂々と最後通牒を突き付けて帰ってくるか、それとも朝貢のごとく金を貢ぐような真似をするのか?

韓半島情勢は一触即発の状態にまで緊迫してきましたね。目が離せません。