著書『拉致と日本人』の妄言 北の政権が倒れるときは拉致被害者が殺される可能性がある

辛淑玉氏と蓮池透氏の共著『拉致と日本人』。

妄言のオンパレードです。ここまでひどい本もなかなかない。一見正しそうに見えるのがとっても危険。

北朝鮮がうま~く日本や在日社会に情緒コントロールの魔の手を伸ばしているわけですが(陰謀論でもなんでもなく北の通常業務)、見事にはまってしまった人の思考回路がよく分かる本です。

ツッコみどころがあり過ぎて何から指摘すれば良いか困惑しますが、投稿を何回かに分けて指摘していこうと思います。

まずはこれ。

 

蓮池 北朝鮮という国家と在日の人だちとの関係を単純に見ている人が、拉致被害者を救出しようという運動の中でも少なくないんですけど、辛さんの話を聞くと、とてもそんな単純な語り方ができるものではないのだな、と思います。

運動の中には「北を倒せ!潰せ!」と言う人がたくさんいて、当初は私たちもその影響を受けたのですが、冷静に考えれば、北の今の政権が倒れるときには、そこで拉致された被害者が「消される」可能性は少なくない。拉致された日本人は、いてはならない存在なのだから。

だから北を倒せば拉致被害者が帰ってくるというのは、素朴な幻想にすぎない。でも、その幻想をいまだに声高に言っている人がたくさんいるんですよね。それが私には信じられません。

拉致と日本人』 P93

北の政権が倒れると拉致被害者が殺される。だから拉致被害者を取り返せという人たちが「北を潰せ!」と声高に叫ぶのは矛盾している、という主張。

一見正しそうに思えますが、断じて間違っています。

狂った発想と断言して良い。

なぜか?

そんな世論が支配的になれば「北朝鮮は自国の安全のために拉致をすべき」となってしまうからです。

だってそうですよね?拉致した人間いれば、政権崩壊⇒拉致された人が殺される⇒だから北の政権が崩壊するような行動はしてはいけない、となるわけですから。

私が北朝鮮で、日本がそういう国民世論に流れるなら拉致被害者が寿命で死ぬ前に新たに拉致しますよ。そうした方が今の朝鮮人奴隷支配体制を維持することに有利なわけですから。

辛淑玉さんはもとから言ってることが無茶苦茶でしたが、蓮池さんも言っていることが支離滅裂になってきています。

朝鮮学校無償化に賛成しだしたあたりからおかしくなってきましたが、うまいこと従北言論人コミュニティに取り込まれてしまったようですね。

ちなみに”従北”とは北朝鮮が嫌いでも北の有利なように発言・行動していしまう人たちのことです。嫌いなのに嫌いな相手の意向に従ってしまう。それも本人はそうと気づかずにです。これこれが従北さんの特徴であり、北朝鮮や朝鮮総連の世論工作の巧妙さでしょう。大したもんです。

蓮池透さんはだいぶタチが悪くなってきましたね。善意で朝鮮学校の子供の未来を北の暴君に売りはらうろくでもない左派知識人のお仲間になってしまったようです。

困ったものです。

他にもありえない主張がてんこ盛り。続きはまた明日。