赤化統一は無理でも赤化隷属はありえる

米軍による北朝鮮侵攻はとんでもない悲劇を巻き起こすという論調が多いですが、私の考えでは逆です。

軍事侵攻でも何でもして個人崇拝式の独裁体制が崩れる方が北朝鮮人民は幸せになれます。

2千5百万人の奴隷が解放されるわけですから、こんな素晴らしいことはない。

中東のように混乱することを心配する人もいますが、周囲の条件がまったく違います。

シーア派だ、スンニ派だ、クルドだ、少数宗教だ、イスラム過激派だ、イランだ、サウジだ、トルコだ、ロシアだ、米国だと世界中の混沌が集中したような地域と一緒にされては困ります。

中東に比べたらはるかに安定化させやすい。その点はあまり心配していません。

今の北の暴圧体制が続くくらいなら、米国の攻撃が始まってしまう方が世界平和に近づくでしょう。

ですが、おそらくは無理です。

本当に攻撃されると確信したら、北朝鮮は「核放棄に向けて交渉しましょう」と言い出します。

もちろん時間稼ぎです。そんなことは米国も分かってますから制裁を緩めるようなことはしないでしょう。

ズルズル交渉しながら、米国に届くミサイル開発を続けます。

そして「核放棄宣言」とそれに続く交渉による時間稼ぎにできなくなったらどうするか?

本当に核を放棄します。

そんなバカという意見もあるでしょうが、それ以外米軍の攻撃を防げないと判断すれば北朝鮮は決断するでしょう。

問題はその後。

ここで北朝鮮の人権問題と向き合うかどうかが運命の分かれ道になります。

北の閉鎖性を崩すような形になれば、北の改革開放・自由化・民主化の道が開かれて、韓半島が平和になり、統一への道も見えてきます。

しかし、それは、イコール金一族の独裁統治が終わることになり、その時には怒れる人民に血祭りにあげられることになるでしょう。

そんなことやるわけありません。

核放棄の代わりに、韓国からの米軍撤退を求め、経済支援・人道支援も北朝鮮労働党を経由させて人民に配るようにし、朝鮮人奴隷支配の維持にプラスになるようなやり方を求めてくるはずです。

下手したら海外の援助で配給制が復活するかもしれません。

韓国にはほほえみ外交で平和攻勢を仕掛け、韓米同盟破棄を韓国から言わせる。

米国や日本が韓半島情勢に介入しようとすれば、核開発をまた始めるぞ!と脅すこと間違いなし。

韓国は1対1で北朝鮮と対峙することになります。

北朝鮮は韓国だけなら勝てると思っています。

もちろん本当に全面戦争になれば北朝鮮が負けるでしょう。

そんなことは分かってますから、サイバー空間での銀行強盗や、韓国へ浸透工作を仕掛けて教育やメディアを偏向させる、市民団体コントロールして親北政治家を政権中枢に送り込む、脱北者を黙らせたり、北朝鮮の人権問題に触れさせないようにする。

軍事衝突も、小島を占領するとか制限的な紛争レベルで仕掛ける。

中国の尖閣や南シナ海でのやり方を真似ること間違いなし。

どこぞの小島を占領し、韓国から批判されれば、韓国の北朝鮮に厳しい保守派の人間を名指しして「そいつがわが祖国を悪く言うからだ!」と言って、韓国政府にその保守派を投獄させる。そして、その後に島を返して、友好&和解モード全開で仲直りする。

これを繰り返せば韓国国内で北朝鮮を悪く言ったり、韓国の国防を強化しようとか米国や日本との連帯を強化しようという人もいなくなります。

事実上、北朝鮮が韓国の言論を支配することになります。

こういう非対称戦で韓国の隷属化を成し遂げるでしょう。

その赤化隷属という状態で50年も立てば、赤化統一も可能です。

左傾化教育を受けた権利意識だけは過剰な人たちが韓国経済を内部から食い破り、先見の明のあるグローバル企業から海外に逃げ、愛国心はあっても祖国の現状に絶望してしまった有能な人も海外へ移民し、残るのは崩壊した経済と貧困にあえぐ韓国人。

そこまで韓国を追い詰めることができれば、北朝鮮が支配することも可能かもしれません。

要は北朝鮮人民より、韓国国民が不幸になれば良いわけです。

相手の足を引っ張りまくって不幸にすることにかけては北朝鮮は天下一品です。

自分より相手が不幸ならそれが幸せ。本当に最悪な連中ですが、それが彼らの目指すところ。

韓国にそんな風にはなってほしくないと切実に願っているからこそ、北朝鮮への弱腰外交には批判的にならざる得ない。

目下、五輪後の3月末から4月にかけて、米国の軍事攻撃の可能性が高まっています。

おそらく本気でやる気です。

ゆえに北朝鮮はやられると確信したら、「核放棄します。それに向けて交渉しましょう」という手段で対抗してくると思います。

そして、そのアプローチを米国は無視できない。

何せ絶対条件にあげていた、核放棄に応じる姿勢を見せたわけですから。

問題はその後。制裁を緩めることなく北の閉鎖性や暴圧体制を崩すような外交交渉ができるかどうか。

韓国には、赤化隷属されないためにも人権問題で妥協することなく、しっかり北朝鮮と対峙してほしいと願うばかりです。