朝鮮学校で洗脳教育が成功していることを証明する証言

在日総合誌『抗路』から、朝鮮学校で洗脳教育が成功していることを証明する証言を引用します。

ここで、二〇一四年六月に愛知朝高の高三生として朝鮮への「祖国訪問」をしたある男子生徒が綴った文を紹介しておこう。

「修学旅行では、観光名所をみてまわったり、姉妹校と交流をしたりしますが、それ以外に、朝鮮に親族がいる場合には、事前に申請して親族に会うことができます。僕は、朝鮮に訪問した際、祖父の弟にあたる人とその一家に会いました。スケジュールの合間をぬって何度か一緒に食事をしたり、一人では食べきれないほどのお弁当を作ってきてくれたり、僕の事をアボジ(父)とそっくりだと、二コニコ笑いながら色々な話をしました。その方は僕に『あっちで大変なことが無いか』『あっちの政府はまだ在日に弾圧を続けているのか?』『つらいと思うが踏ん張って支え合って生きていけ』と自分の生活より異国の地で暮らしている在日を心配して励ましてくれました。日本の僕たちのことも見守ってくれていて、こういう人たちに支えられて頑張れるんだと感じました。朝鮮から帰る時も、親族と別れるのが一番悲しかったです。朝鮮高校に通っていなければ、こんな体験はできなかったと思います。その時、僕は、この人達を安心させたい、元気な顔を見せたいと心の底から思いました。なので、僕は高校卒業後に進学して、ある技術をしっかり勉強して、朝鮮にいる親戚達に『もう在日を弾圧するような政権は無い』と安心させることが目標になりました。」(『ととり通信』12号)

 ここから読み取ることができるのは、日本社会で言われるように朝鮮訪問で「洗脳された」姿ではない。朝鮮学校の生徒たちにとって、朝鮮も他の国と同じように人が暮らす場であり、滞在中に、ともに食事をし、話しをし、笑い、泣いた人たちが暮らす場だとして認識しているのである。

抗路』 「朝鮮学校無償化裁判」が問うていること 山本かほり P98-99 

まさにこれこそ洗脳教育が大成功している証左でしょう。

まず「事前に申請」しないと親族と会えないことに疑問を持たないようです。

さらには「あっちの政府はまだ在日に弾圧を続けているのか?」と心配してくれて喜んでいる姿は、とてもじゃないが収容所で虐殺された在日一世には見せれないでしょう。

「力があるものは力を、お金があるものはお金を、智恵があるものは智恵を」

それを合言葉に在日同胞のウリハッキョを作ったのが在日一世たちです。

(※『NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第4回 ~“解放と分断 在日コリアンの戦後”~』より)

朝鮮学校はこの在日一世たちが作りました。断じて「将軍様」が作ったわけではありません。

そして民族学校を作った人たちを下記の記事のようなやり方で虐殺したのが将軍様です。

収容所の虐殺1

収容所の虐殺2

※下記の記事もご覧ください。

この人たちの作った民族教育を乗っ取ってぐちゃぐちゃにし、その人たちの魂を何も知らない子どたちを使って踏みにじらせる。そんな教育を長年行っています。

もちろん強奪された学校を取り戻そうという声はあります。これこそ朝鮮総連の良心の声と言えるでしょう。

私たちの手にほんとうの民族教育を取り戻そう!
 もし、総聯中央が心ある先輩たちの提言を真摯に受け止め、改善・改革に取り組んでいたならば、今日のような事態にはならなかったことでしょう。
 今まで出されてきた、民族教育の改善を要求する声は、総じて、ウリ学校から金日成・金正日崇拝のための教育を廃止し、真の民族教育を取り戻したいとするものでした。しかし、総聯中央はこれらの要望に対し聞く耳を持ちませんでした。多くの先輩諸氏は、「なんでもないさ、ウリ教育が変質したんだよ。学校の教室から乙支文徳将軍や李舜臣将軍の肖像画がなくなり(一九六〇年代後半)、組織内で金日成の唯一思想体系の確立が狂ったように叫ばれたころから、民族教育は事実上消滅したのだ」と言うのです。
 いや、在日同胞の民族教育を金日成親子にかっぱらわれたと言うべきです。
 このようにして、同胞子弟の民族教育は金日成親子に対する崇拝教育、すなわち北朝鮮の国民教育になりさがり、表の顔とは別に、その裏では金親子への忠誠心教育を推し進めてきました。

(中略)

 私たちの未来が、民族の言葉と文字、文化を思いっきり学び明るい希望が持てるようにするため、金親子にひったくられ、政治の道具に利用された民族教育を、みんなの手に取り戻そうではありませんか!

『朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会 第五報』より一部引用

どれだけ踏みにじられてきたかを知っていれば、涙せずにはいられない叫びです。しかし、これらの声も「怪文書」のレッテルを張られ、闇に葬られました。

本来であればこういう総連改革派の良心の声を広めることこそが、朝鮮学校の高校無償化を勝ち取る近道であり、末永く学校が発展していくための必須条件のはずです。

『抗路』に寄稿し、この洗脳が大成功した朝鮮学校の子どもの声に騙され、結果的に高校無償化を勝ち取ることを邪魔しているのが、日本のリベラルの実態です。この山本かほり氏などその典型例でしょう。

結局、この『抗路』という雑誌も在日総合誌をうたっていますが、北朝鮮&朝鮮総連後援の雑誌なのでしょう。

「在日同胞の民族教育を金日成親子にかっぱらわれた」ままにすることに加担している朝鮮学校擁護者は、本当に残酷な人たちだと思います。

こういう人たちには、朝鮮学校卒業生のこの言葉を胸に刻み付けてもらいたいです。

 最近、韓国で親しくなった若い脱北女性に、何もない天井を見ながら、空腹で立ち上がることさえできず、数日間生死を彷徨っていた幼少時代の思い出話を聞かされました。彼女が苦しんでいたその時間に、自分は金日成の歌を歌い、主体思想を信じ、北朝鮮を我が祖国と叫んでいたのです。人間の底なしの自分勝手さと、見えることにしか興味を示さない浅はかさ、罪深さを痛感せざる得ません。

『拉致と真実 第9号』 P15 朝鮮学校修了生 リ・ナナ より

「見えることにしか興味を示さない浅はかさ、罪深さを痛感せざる得ません。」

これが、朝鮮学校の子どもを利用した差別ビジネスで金儲けをしている人たちの罪深さだと思います。

まぁしかし、最近ネトウヨ(=従北偽装保守)に潰され出したところを見ると、朝鮮学校の改革に動き出した人たちがいるのかもしれません。プロレスかもしれませんが。

「朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会」の会報は2010年12月あたりから広がっていきましたが、在特会と、反ヘイト、反差別の大合唱でどこかにふっとびましたよね。

姜哲煥が持ち帰った、帰国同胞の収容所での遺言を読んで在日社会に激震が走りましたが、チマチョゴリ切り裂き事件でどこかに吹っ飛びました。その手口と一緒でしょう。

いつものパターンです。

今度こそは、右翼にも左翼にも邪魔されることなく、北の暴君から民族教育を取り返したいところです。

 

関連記事:

 

コメントを残す