文大統領の光復節祝辞 親米を親日にすり替える

文大統領の光復節祝辞で、看過できない言説がありました。

ヤバイなと思ったのは次の内容。

特に「親日の歴史は決してわれわれの歴史の主流ではなかった」として何度も提起してきた「主流交代」への意志を再度明らかにした。文大統領が「政治の主流勢力を交代しなければならない」と話したことはあるが、交代すべき「旧主流」が親日勢力だと規定したのは初めてだ。

<光復節祝辞>文大統領、「交代すべき主流=親日勢力」初めて明らかに

要は、建国大統領の李承晩や、経済大統領の朴正煕を親日派とレッテル張りして、その流れを継承する政治勢力は交代すべき旧主流派だということです。

 

アホかと。

李承晩大統領なんてバリバリの反日原理主義者です。取り付く島もないから日本側はほとほと困ってました。

朴正煕大統領も、よく親日だと言われますが、反日感情をぐっと抑えて最もうまく日本を活用した韓国ファーストの大統領なだけで、反日感情はバッチリ持ってました。

親〇が何かと言えば、どちらも親”米”でしょう。

そのあとの大統領もそうです。

文在寅大統領は、親日派といいながら、実質は親米派を「交代すべき旧主流」と言っているに等しい。

こういうすり替えはまさに北朝鮮が得意とする対南工作です。

この「旧主流=親日派」というくだりは、文大統領が自分自身で入れた模様。

青瓦台核心関係者は「当初原稿の草案には『親日が主流』という表現が入っていなかった」として「文大統領が直接強調して入れたものと承知している」と伝えた

<光復節祝辞>文大統領、「交代すべき主流=親日勢力」初めて明らかに

ここに事態の深刻さがあります。

受け取った草案にわざわざこの一文を入れる。

文在寅大統領の価値観と思考回路が良く分かります。

要は北朝鮮と一緒。

米軍政下で親日派が生き残った。生き残った親日派は李承晩と結託した。米国はそれを許した。朴正煕は日本の軍人だったから親日派だ。そいつが軍事クーデターで大統領になった。米国はそれを許した。

けしからん!!

これが北朝鮮の歴史観です。

それに大変親和性が高いのが文大統領の歴史観です。それが今回の祝辞でよく分かりました。

文大統領は「分断は安全保障を打ち出した軍部独裁の名分となり、国民を敵味方に分ける理念葛藤とレッテル貼りの政治、地域主義政治のきっかけとなり、特権と不正腐敗の温床になりました」と述べていますが、あなたこそ「親日派レッテル貼り」で国民を分断していませんか?と言いたくなります。

まぁぶーぶー書いてますが、いかにも左派政権が言いそうなことだと言えばそれまでです。

いったい文在寅大統領は大韓民国をどうしたいのか。

もはや現政権の支持理由が「北朝鮮との対話再開」以外になくなってきてます。

不支持の理由は、経済、経済、経済です。

祝辞を見る限り、失敗だらけの経済運営を南北関係でなんとか取り繕うとしているのは明白。実現するには北朝鮮側の協力が必要なことばかり。これではどんどん北朝鮮の言いなりになりそうです。

なぜ自国民を無慈悲に虐殺する相手と仲良くしたがるのか。

そういう思考回路を作り出す都合の良い道具が「親日派=民族の裏切り者」という価値観のような気がします。

今回の光復節祝辞はそれを感じさせてくれる内容でした。