金大中の三男、金弘傑(キム・ホンゴル)氏が代表常任議長を務める「民族和解協力汎国民協議会」が北朝鮮と連携して日本から遺骨返還を求めていくそうです。
まぁ予想通りですね。
挺対協と同じ道を進むようです。
現在進行形で、収容所で女性を性奴隷にしている北朝鮮と共同声明を出す挺対協。(今では韓国内でも評判が悪くなってきたので「看板ロンダリング」で名前を変えてます)
レイプ犯と、強姦撲滅運動をやるようなもの。
徴用工問題でも同じように、現在進行形で朝鮮人を奴隷労働に従事させている北朝鮮と連携して日本叩きに邁進するそうです。
まぁ南北共同事業ネタとして、これほど使いやすいものはないですからしょうがないと言えばしょうがない。
米国叩きネタで南北共同事業なんて韓国が拒否するからできませんし、中国叩きネタは北朝鮮が拒否するから無理。
残るは日本だけ。
強制徴用工問題の南北共同事業は、まぁやるだろうな~と思ってた通りの展開です。
日本はもうさっさと返した方が良いかもしれませんね。
遺骨という死者の魂を扱う問題ですから慎重に進めるべきだろうとは思いますが、優先順位は今を生きる人間です。
ややこしいことになる前にさっさと返還した方が無難でしょう。
ただ、返したところでこの問題が沈静化するかと言えば可能性は低そうです。
返還したらしたで、今度は謝罪せよだの倍賞せよだの政府の責任を認めよだの始まるでしょう。
韓国側が遺骨返還で幕引きしようとしても北朝鮮がさせないでしょう。
北朝鮮が日韓分断ネタを簡単に手放すわけがありませんから。
それが分かってるのになぜさっさと遺骨返還すべきと言うのかと言えば、返さないよりはマシだろう、というだけです。
金大中の三男、金弘傑(キム・ホンゴル)氏はこの運動で実績を出したら政界に進出するかもしれませんね。
日本の国民も日本植民地ネタはあきあきしてますから「騒ぐ南北、無視する日本」という永遠の膠着状態が続くだろうと思います。
日本としてはそっちで争うのではなく、北朝鮮の人権問題を徹底して取り上げ、南北の汎なんちゃら団体が騒いだら「普遍的な人権を掲げるくせに北の人権問題はスルーですか?」とか「南北和解なのに朝鮮人弾圧してる北朝鮮政府と連携することに良心の呵責を覚えないんですか?」とか嫌味をタラタラ言ってやれば良いと思います。
それにしても韓国左派の掲げる人権は本当に恣意的です。その二重基準はいくらなんでもないんじゃない?ということを平気でやります。
南北民間交流協議体である民族和解協力汎国民協議会(民和協)がやるべき活動は、北の収容所・連座制・密告制・公開銃殺の停止、移動の自由・報道の自由・情報の自由といったことの実現でしょう。
それでこそ南北の和解と言えます。
この手の団体の人たちは、和解の相手が金正恩率いる北朝鮮労働党なのか、朝鮮同胞なのかが本当に分からない。
強制徴用工の前に、北の収容所で強制労働に従事している人たちのためにやるべきことをやれよと言いたくなります。
これから南北和解・南北共同・南北協力という名目でこの手の活動が増えてきそうです。
うんざりですわ~。