南北首脳会談 歓迎パレードではもはや北朝鮮の人

文大統領が、第三回目の南北首脳会談のため平壌へ出発しました。

いつも思うのですが、毎回平壌ですね。

金大中、盧武鉉と韓国の大統領は何度も平壌訪問しているのに、向こうは一度もソウルに来たことがない。

「毎回平壌なので今回はソウルで」くらいの誠意を示せよと思うのは私だけでしょうか?

第四回目はぜひともソウルでと約束してきてほしいものです。

では今回の南北首脳会談はどのような結果になるでしょうか?

 

文大統領が重視している「不可逆的で恒久的な平和」というものを”得たように見える”なんらかの合意は出そうです。

軍事的緊張を和らげるために、海と陸で軍縮をやりましょう!という宣言なり約束なりが出るだろうと思います。

北朝鮮側も経済建設に力を使いたいでしょうから反対はしないでしょう。

それ事態はまぁ良いことだろうと思うので、喜ばしいことかもしれません。ただ、韓国が一方的に精神的にも物理的にも武装解除するだけにならないことを祈るばかりです。

そして、この成果をもって「不可逆的で恒久的な平和」を得た!と自画自賛する姿を見せられるんでしょう。その姿を想像するとゲンナリするな~と今から憂鬱です。

そもそも「不可逆的で恒久的な平和」が実現不可能なのは、北朝鮮の凶悪な自国民蹂躙がなくならないからです。自国民を平気で踏みにじるのに、どうやって相手を信じれるのか?平和とは相手に信頼があってこそ成り立つものです。どう考えても北朝鮮相手に「信頼」の二文字は通用しません。

やめときゃいいのに、なぜ「同じ民族」というフレーズに酔ってあれほど融和姿勢に傾いてしまうのか。

他民族には理解できない感覚ですね。

そして米国が特に注目している非核化はどうか?

おそらく「韓半島の非核化」というあいまいな宣言を繰り返すだけで具体的な行動や約束は出てこないだろうと思えます。

それだけならともかく、プンゲリ爆破やミサイル発射台解体という非核化に向けた行動をしたのに評価してもらえなくて苦しい、という金正恩の悩みを同情に満ちた顔で聞く文大統領の写真が公開されそうで怖いです。

非核化に関連して「米朝対話の促進」という目標もありますから、北朝鮮側のはっきりしないあいまいな言い回しを韓国側が超好意的にとらえて「北朝鮮は非核化の意思があります!米国さん、会談進めましょう!!」という動きをしてくるでしょう。

もはや伝書鳩ですね。好意的にとらえれば米朝の仲介役でしょうけど、最近は北のメッセンジャーに見えて仕方ない。

平壌の歓迎パレードで金正恩と一緒に手を振る姿にはドン引きしました。

CNNニュースより。

もはや文大統領が北朝鮮の要人に見えてきました。

対南工作の第一級工作員を大歓迎する敬愛する金正恩元帥様といった風情。

大韓民国を背負う大統領としてのプライドとか、朝鮮戦争で大韓民国を守って死んでいった先祖たちへの敬意とか、そういうのはこの人には無いようです。

ドン引きですわ。

もっとビジネスライクにやればいいのに、このお祭り騒ぎ。

きっとこの大歓迎ムードで文大統領は感極まっていることでしょう。

これが北朝鮮のやり口です。

この手口に篭絡された政治家は一杯いますから。同じように北朝鮮寄りになる日本人や在日朝鮮人もわんさかいます。

感動しちゃうんですよね~。

訪朝から帰ってきた後に意見が180度変わる人たちがなんと多いことか。

夜には盛大な晩餐会が催されて、かわいい子供たちによる民族芸能ショーを見せられることでしょう。

これも鉄板の北の篭絡ツールです。

かわいい子供を使って篭絡。

朝鮮学校の公開授業参観と一緒。

米国みたいに事務的にやればいいのに、この融和ムード演出に結託して協力する文在寅大統領。

ついて行った議員も親北疑惑から明確な親北派へと転向する人が続出することでしょう。そもそもついて行った野党議員は親北傾向の人たちですから。

親北の”傾向がある”から、堂々とした”親北派”へとレベルアップして帰ってくること間違いなし。

頭抱えるわ。

まぁここまで想定内と言えば想定内。

シャレにならないのは、ついて行った経済界の重鎮たちがどうなるかです。

NKの法則」が発動すると会社が傾きます。

ただでさえ経済が絶不調なのに北朝鮮にとどめを刺されかねません。

頼むから妙な約束してくんなよ!と心配で仕方ない。

逆に北朝鮮は韓国から経済支援を引き出そうと働きかけてくることは間違いない。

たとえ米朝交渉が難航しても、それはそれ、これはこれ、「わが民族同士」でやれることはやろうじゃないか!と、韓国が経済制裁を食らうリスクなんて無視して無茶な行動をやらせようとしてくるでしょう。

「それは完全な非核化が実現された後でやりましょう」と突っ張れればいいんですが、、、。

最近では南北でなんらかの交渉イベントがあるたびに、米国から北朝鮮制裁強化の発表が出てくる状態です。

絶対狙ってやってるよね、これ。

「北朝鮮から実態のある非核化の動きを引き出せるならいいけど、裏切ったら分かってるな」という圧力ですよね?

怖いんですけど。

この警告を文政権が理解しているならいいんですが、南北連結鉄道や開城連絡事務所開設のときに「これは制裁違反じゃない!」と必死になって米国側を説得する姿を見る限り、理解していないように見えて仕方ない。

一番可能性が高い経済交流は、北朝鮮観光の解禁でしょうか。

観光は貴重な制裁対象外です。

金剛山観光の再開は厳しくとも、平壌への観光旅行は解禁しそうです。

米国から文句言われたとしても、中国だって欧米だって日本だって北朝鮮への観光は行かせてるじゃないか!と反論できますからね。

北朝鮮観光禁止は韓国独自の措置。

これを解除することは韓国国内の政治でやれます。

議会で超もめるでしょうが、文政権はやろうとするでしょう。

ぶっちゃけ南北首脳会談では韓国がいいように北朝鮮に振り回されるだろうと半分あきらめてます。

個人的に注目しているのは、南北首脳会談の肯定的な結果を受けて韓国国内の支持率がどう変化するかです。

支持率が10%くらい急騰するようでは、韓国もおしまいですね。

政権の維持に北朝鮮の協力が必要になるわけですから。

ボロボロになるまでいいように利用されると思います。

ここで支持率が大して変わらず、下落基調が止まらなければまだ希望があります。

不支持理由のダントツ一位は経済政策ですが、その次くらいには「親北外交」が不支持理由として上がっています。この比率が拡大すれば理想的。

南北会談をやればやるほど支持率低下。

こうなれば文政権も考えを改めるでしょう。

まぁ多分だめでしょうけどね。

なぜ兄貴暗殺したり叔父を高射砲でミンチにする相手と仲良くすることで支持率が上がるのかが理解不能ですよ。

「わが民族同士」詐欺は、韓国国内に行きわたってますわ~。

ゲンナリっす。

ほんとゲンナリっす。

まぁひとまず南北首脳会談終了後の支持率に注目ですね。

支持率が急騰しないことを祈るばかりです。