進撃の文在寅:板門店宣言1周年記念式典に金を使っても、脱北者には金を出さない

4/27は板門店宣言から1周年。

海外からもアーティストを招き、気合を入れて盛り上げようと頑張ったようです。

海外からチェリストを呼んで板門店で”平和”の演奏。

『판문점선언 1주년…군사분계선에 울린 평화·화해 기원 선율』ハンギョレ新聞(http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/891771.html?_fr=mt2#csidx9138bccc0d95233ab38a66508cc20d4)

フランシスコ法王からビデオメッセージも届いています。

『ハンギョレ新聞』(http://pictorial.hani.co.kr/slide.hani?sec1=001&sec2=004&sec3=093&seq=0&_fr=mt4)

大いに盛り上げようと頑張り、一定の成果は出ているとは思いますが、肝心の北朝鮮は不参加。虚しい限りです。

 

それにしても1年であっという間に幻想が崩壊しましたね。

早いな~。

北朝鮮は北朝鮮で、平壌でなんかやってくれれば格好もつくのに、金正恩はロシアのプーチンと会談。27日はその帰りでしたが、いかにこの板門店宣言を重視していないかがよく分かります。

どうでもいいという本音を隠そうともしません。

そっちがそのつもりなら!と対北圧迫制裁の強化に急旋回するならともかく、金正恩の機嫌を損ねないようにするためか、韓国の北朝鮮人権問題に取り組む脱北者の資金源を断つ始末。

こんなショッキングな記事も出ています。

「北朝鮮の人権について知らせる行為を、政府がここまで煙たく思っているとは知りませんでした。金氏政権の暴政を避け、死線を越えてきた脱北者たちは、今後何を頼りに生きていけばいいんでしょうか」

今月末に米国で開かれる「北朝鮮自由週間」と題するイベントに参加する国内の北朝鮮人権団体は最近、紆余(うよ)曲折の揚げ句、米国行きの航空チケット代として2700万ウォン(約260万円)を用意した。毎年4月末にソウルとワシントンを行き交いながら開催される同行事のために費用を支援してきた統一部(日本の省庁)が、先月突然「支援は不可」との態度を示したことで、ユーチューブなどを通じて辛くも募金を募ったのだ。北朝鮮人権運動の父と呼ばれる自由北朝鮮放送のキム・ソンミン代表に、イベントが「白紙化」される危機を辛うじて乗り切った感想について質問すると、「首の皮一枚つなぎ止めました」と言いながら、政府に対するもどかしさを表現した。

(中略)

すでに「自暴自棄」になっている脱北者たちの願いは、それほど大きなものではない。ホ・グァンイル北朝鮮民主化委員長は「さらに状況が悪化しないことを望むだけ」とし「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長におせじを言っては静かに従っていく長官ではなく、2500万人に上る北朝鮮住民の人権に関心を持つ長官になってほしい」と注文した。北朝鮮との対話や協力を行わないのではない。「まずは人権」を先立たせ、2500万人に上る北朝鮮住民を無視するなといったメッセージを送っているのだ。

【コラム】韓国でも見捨てられる脱北者たち 朝鮮日報日本語版 2019/04/28 05:02

板門店宣言1周年記念には莫大な予算をつぎ込むのに、米国の「北朝鮮自由週間」に参加するための渡航費は出さない。

これぞ文政権の本質と言えます。

それにしてもこの対比はえげつない。

「いくら税金つぎ込んでんのこれ?」と思わされる盛大なイベントの裏で、脱北者は自分たちで必死に資金集めをして米国の「北朝鮮自由週間」へ人を送っている。

いくらなんでもこれはひどすぎないか?と衝撃を受けます。

これが民主化運動だ人権運動だと自分たちの功績を誇る韓国左派の許しがたい欺瞞でしょう。

いつまでこんな人でなしな行為を続けるつもりなのか?

本当に人権派弁護士を名乗るのであれば、最低限脱北者の口を封じるような真似は謹んでほしいものです。