習近平批判をすると身柄が拘束される中国 こういう事件が起こるたびに新冷戦が激化する

ちょっと前にSNS上で大量拡散されたこの習近平の独裁に反対する!と言って、習近平のポスターを墨汁で塗りつぶした動画がありました。

アカウントは速攻で停止。この女性はその後医療施設に収容されたとのことです。

独裁国家はこういうことを当たり前のようにやるから怖い。

即拘束、病衣と言う名の収容所送りです。

共産党批判をして捕まえれるもんな捕まえてみろ!と勇ましい若い女性。

こういう人がいる分、北朝鮮よりは中国の方がまだ希望があるなと期待できますが、トップのポスターに墨をぶっかけるのも命がけ。本当に大変です。

この動画をきっかけにSNSに続々とUPされる習近平ポスターを汚す画像。

公に口には出せなくとも、本音では習近平個人崇拝に反対する世論はかなり強そうです。

こういうのを知れば知るほど、中国の体制が改まらない限り距離を置くしかないなと思わされます。

 

韓国も中国経済とのつながりが強いせいで何かと譲歩しがちですが、こういう実態を真摯に受け止めて、中国マーケットから撤退するか、儲けたらすぐ韓国へ送金するような短期目的の商売のやり方に切り替えた方が良いでしょう。

台湾もそういう方向に進んでいます。

欧州の企業も、調達ルートの調整を始めています。

モルガン・スタンレーによると、欧州の資本財セクターで輸入関税引き上げの影響が特に大きいのは機械、建設、照明の各業界。とりわけ電子関連部品は供給面でのリスクが大きく、例えばコンピューターや医療機器で使われるプリント基板は、全世界の供給の半分近くを中国製が占める。

既に対応に乗り出した企業も現れている。

ドイツの総合電機大手シーメンスの医療画像・診断部門ヘルシニアーズは調達ルートを見直し、製品の最終的な組み立てを行っている米国工場向けの部品生産拠点を中国から欧州に切り替えた。

スウェーデンの園芸用具・アウトドア機器メーカーのハスクバーナは芝刈り機の部品とエンジンの調達先を中国などアジア諸国から変えようとしている。食品加工機器メーカーのGEAも新たな製品やサービスで使われている中国製部品の調達先を見直す方針を発表した。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10773_2.php

調達や生産先を中国から他のところへ移す動きが活発化。

経済を中心とした”新冷戦”の始まりです。

各国政府は米中貿易戦争に対して、「喧嘩ダメ、良くないネ!仲良くしようYO!!」とキレイごと政府答弁をタラタラ垂れ流していますが、生き馬の目を抜く厳しい現場に身を置く企業は早々に決断していっています。

イランを見ても明らか。EU各国がイランとの合意を維持すべき!と主張したところで、EU企業は米国の二次制裁を恐れてあっという間にイランから撤退です。

中国はイランほど露骨ではないですが、同じ流れが数年かけて起きることは間違ないない。

中国側は、対抗関税で米国の農家に大ダメージを与えていますが、米国が農家を救うために中国への新冷戦をやめることはないでしょう。

今後経済圏が、①米・EU・日本の自由主義国家連合と、②中・ロ・イラン・その他独裁国家連合の2つに徐々に分かれていきそうです。

その戦いには、より経済パフォーマンスが高い方が勝つと予想されます。

どちらとも距離を置いて、どちらからも利益を得たい第三諸国群は、この新冷戦が激化するたびに双方からどっちの味方なんだ?と踏み絵を迫られ、どちらかに属することを強要されることでしょう。

まぁフラフラしてどちらからも敵視されるくらいなら、さっさと旗色を鮮明にした方が利口です。

日本は、米・EU側に100%コミットです。

迷いはないです。

台湾もほぼ覚悟を決めて自由主義側でしょう。いくら経済的に依存してたとしても、台湾を武力で脅し、先人が血で贖って得た自由と民主主義を捨てるはずもない。

難しい立地なのが韓国。

大陸に近く、中国への貿易依存がかなり高い。

安保でも中国の顔色をうかがうしかない状態。

隣の同族ロクデナシ国家は、ほぼ完全な中国の衛星国家。

そんな国との交流強化を進める韓国。

ますます独裁国家側に引き寄せられます。

フラフラ迷ったところで蝙蝠野郎とどちらからも嫌われるだけですから、そろそろ覚悟を決めて中国から足抜けし、米・EU・日本側に軸足を早々に移した方が無難でしょう。

こういう方針転換は世界中で進みます。

その結果、経済面での緩やかな新冷戦の構図が定着していきます。

この新冷戦は、米国が強烈なリセッション入りをするか、中国の経済が米国の脅威でなくなるくらい衰退しない限り続くことになりそうです。

きな臭い時代になってきました。