SNS上でしか目立った差別を発見できなくなってきた

2018/2/6放送の『NHKニュース おはよう日本』で、サッカーでの差別言動を無くすための取り組みが紹介されていました。

基本、差別言動を無くすことは良い活動だと思っていますし、継続的な取り組みは応援したい。

ただ、北朝鮮への批判をなんでも差別扱いして封殺しようとする人たちが一定数入り込んでいるので、その辺がやっかいだな~と思えます。

 

差別言動をデータベースしているARICの代表が、FIFA公認の監視員として、サッカー会場での差別行為や差別言動をチェックしています。

経歴的にはもろ親北傾向の人です。

まぁそれはそれ、これはこれです。ちゃんと仕事してくれれば問題ないです。

報道で気になったのは、サッカー会場で目立った差別行為は発見できなかったと報道されつつ、SNSでの差別コメントが問題視されていることです。

もちろんそれは問題でしょうが、匿名のSNSでは誰が書いているのか分かりません。

それこそ北朝鮮のネット工作員が自作自演的に書き込みしている可能性もあります。

そして、「それって差別発言なのか?」と思ったのがこれ。

「北朝鮮のミサイルシュート」という「国際情勢とサッカーを結びつけた投稿」があり、「もう完全に北朝鮮だからとうことで差別という文脈の中で」「ミサイルヘッド」「ミサイルシュート」という単語が相当出ている。

う~~~~ん、どうなんでしょうね?

国際政治をスポーツに持ち込んではいけない、という理由なら分かるのですが、「差別という文脈の中で」と言われると微妙です。

まぁ変にツイートの全文をモザイクで隠しているから分からないのかもしれませんね。前後の文章に差別的なものがあるのかもしれません。

それはそれとして、本人たちはミサイル発射に誇りを持っているわけです。それを書くと差別になるのか微妙ですよね。むしろ相手は喜ぶんじゃないでしょうか?

日本なら「日本刀シュート!」「天皇シュート!」とかでしょうか。

こう書かれても「なんだ?日本ファンか?」としかならないでしょう。差別発言だ~!とはなりません。

韓国なら「花郎(ファラン)シュート!」とか「李舜臣シュート!」と書かれても怒りはしませんし、差別だとも言いません。

なぜか北朝鮮だと差別という枠に押し込まれる。

試しにシュートを決めた北朝鮮選手に「ミサイルシュートが決まった!」と言われましたがどう思いますか?と聞いてみると良さそうですね。おそらく「誇らしい」と答えると思います。なにせ核とミサイルは強盛大国の象徴ですから。

光明星13号シュート!とか言ってあげたら恐れ多いとか言い出すと思います。

番組でも実際の日本の競技場では目立った差別言動はなかったと言っていました。

要はとっても行儀が良いということですよ、日本のサポーターは。

せいぜいが「Japanese Only」という横断幕くらいでしょうか。それもきっちり罰を受けて再発防止に動いています。何も問題ありません。

結局は匿名のSNS上でせっせと探すくらいしか、目に見えた差別を発見できなくなっているのでしょう。

この後に番組では海外の事例が紹介されていますが、次元が違います。

クロアチアで観客が「セルビア人を殺せ!」を連呼。

オーストリアで「ユダヤ人!恥さらし!」の大合唱。

日本じゃまず考えられません。

もはや差別言動という次元じゃないですからね。普通に殺人脅迫と悪口です。

これとミサイルシュートを同列に扱われても困るというもの。

さらに言えば匿名のSNS上のコメントです。

これをせっせと収集することがARICの仕事のようです。

代表はその目的をこう話しています。

データを蓄積して、どういう時に差別が起きやすいかを把握し、その防止に役立てる、ということのようです。

基本良い活動だと思います。

で、北朝鮮がミサイル発射したりすると「ミサイルヘッド」だとか「ミサイルシュート」という書き込みが増えるわけですが、それを制限するということでしょうか?

微妙な制限のガイドラインですよね。

こうなるとミサイル発射を非難してはいけないのか?なんて反論も出てきます。

スポーツと政治をからめてはいけないとか言い出したら、北朝鮮は国際スポーツ大会に出れなくなります。北朝鮮の場合は、常に政権の国威発揚の道具として扱われます。もろ政治的です。

そもそも相手はミサイル発射を誇りに思っているわけですが、相手が誇りに思っていることを揶揄するのはいけないということでしょうか?

もちろんツイートしている人は”おそらく”小ばかにする意味合いで書いているのでしょうが、相手の頭の中を勝手に想像して、相手をさげすんで書いているから差別だ!と言うのも無茶な話し。とんでもない思想警察でしょう。

まぁ線引きをどう引くかはえらく難しい問題です。

「○○人を殺せ!」という分かりやすいフレーズなら制限も楽なんですが、今回のようなミサイルシュートとかだと微妙です。

それもSNS上だけ。

もう競技場での分かりやすい問題発言や問題行為以外は無視するしかないと思いますけどね。

そういう意味では、もはや差別ネタがネット上でしか見いだせなくなっているのかもしれませんね。

一生懸命でネット上でせっせと差別発言を集め、日本全体が右傾化している!差別主義者が増えている!!と例外ケースを一般化して、人権団体の飯のタネをせっせと作る。ある意味食べて行くための営業活動でしょう。

まぁそうやって世の中が良くなるのであればそれに越したことはありません。

理解できないのは「ミサイルシュート」「ミサイルヘッド」というフレーズを見つけることに熱心な方々が、北朝鮮の在日朝鮮人に対する人権蹂躙には一切声を上げないことでしょうね。

親族人質にした脅迫を繰り返しているわけですよ。

昔のことではなく今もやってます。朝鮮総連の幹部連中なんて向こうに親族いるのが当然ですから。そもそもそういう人じゃないと幹部になれません。そうしないと北朝鮮が総連を管理できないですからね。

あまり締め付けると総連組織そのものが崩壊するので、露骨に集金することが減ったというだけでしかない。

日本に住む在日朝鮮人を北の魔の手から守らないことの方がよっぽど最悪な差別に思えます。

が、そういう声をあげる人はARICのような団体からはまず出てこない。

こういうところが日本のリベラルな人権団体が胡散臭く思われる原因でしょう。

早く発言と行動を変えてほしいですね。そうしないとまた北朝鮮がネックになってまともな人権活動をやっている人たちまで迷惑をこうむりますから。