朴正煕射殺事件についての総連の見解

1979年10月29日、朝日新聞夕刊に、朴正煕射殺事件についての総連の見解が盛大なブーメランになっていたので紹介しておきます。

金正恩が誰かに暗殺されたり、殺されたりしたら同じように言うんだろうな?と今から言質を取っておきたいところです。

内容はこれ。

 

独裁者の末路示す

朝鮮総連が声明

北朝鮮系の在日朝鮮人団体、朝鮮総連は朴韓国大統領射殺事件に関して二十九日、次のような要旨の生命を発表した。

今回の事件は独裁者の末路を示している。しかるに南朝鮮当局は非常戒厳令を敷き、従来の維新体制を踏襲しようとしている。一方、米帝国主義は今回の事態と関連して南朝鮮駐とん米軍を非常警戒態勢下においている。南朝鮮当局は維新体制を撤廃して国民の民主的権利を保障すべきであり、米国は侵略軍を撤収すべきである。さらに日本当局に対しては対朝鮮政策の転換を要求する。

北朝鮮労働党の日本支部である朝鮮総連が、朴正煕大統領の射殺事件について、「独裁者の末路示す」という声明を出しています。

 

総連は、少なくとも金日成、金正日、金正恩に対して「独裁者」と言ったことはない。この3人が独裁者じゃないのであれば、いったい誰が独裁者だというのか?朝鮮総連の言う「独裁者」の定義をぜひ教えてもらいたいところです。

それにしても、このころの世相がよく表れています。今では考えられませんが、現在の北朝鮮と韓国に対する認識がまったく逆でした。

読めば読むほど、韓国が激怒してもしょうがない内容。さすが総連と仲良しの朝日です。

朝日が親韓新聞と思われているようですが、朝日は徹底した親北新聞です。朝日と韓国の仲が良いように見えるのは、韓国の従北左翼と仲が良いだけ。味方のふりして韓国5千万を北に売ろうとしている危険なメディアと言えます。本人たちは善意でやっているのがこれまたタチが悪い。

世の中は金正男暗殺で大騒ぎになっていますが、朴正煕射殺事件では大喜びしていた総連は、えらく静かなものです。

この記事を言い換えたらこんな感じでしょうか。

「南朝鮮当局は非常戒厳令を敷き、従来の維新体制を踏襲しようとしている」
⇒「北朝鮮当局は非常戒厳令を敷き、従来の個人独裁体制を踏襲しようとしている」

「米帝国主義は今回の事態と関連して南朝鮮駐とん米軍を非常警戒態勢下においている」
⇒「金一族帝国主義は今回の事態と関連して北朝鮮人民軍を先軍政治体制下においている」

「南朝鮮当局は維新体制を撤廃して国民の民主的権利を保障すべき」
⇒「北朝鮮政府は個人独裁体制を撤廃して国民の基本的人権を保障すべき」

昔の北朝鮮と韓国の主張を知れば知るほど、北朝鮮と総連の「お前が言うな」と言い返したくなる主張のオンパレードで笑ってしまいます。

こういうことばっかりしているから、みんな嫌気がさして総連から離れ、その人材養成機関である朝鮮学校にも通わせなくなるわけです。