統一日報が民団に厳しい意見を書いています。
『目を覚ませ 在日韓国人たち(1) 朝総連と戦おうとしない民団 「従北の元祖」の残党を恐れる情けなさ』
全文は統一日報を見ていただくとして、思ったことをつらつらと書いておきます。
もはや外交的な方法で北核を解決できないのは明確だ。したがって、残された北核解決・北韓の核武装阻止は、北韓に対する予防攻撃、あるいはレジームチェンジだけだ。
まぁそうなりますよね。
予防攻撃など、もっと前にやっておけば統一ももっとスムーズだったでしょうに。もはや分断前から生きている世代がいませんからね。
現実的にはレジームチェンジを目指しながら、失敗した時には予防攻撃のシナリオも考えて準備しておく、というところでしょう。
ところが、中国は核武装した金正恩体制の存続を容認する構えだ。そのため、大韓民国としては悪夢である米中のビッグディールの可能性が、米国でも囁かされ始めた。
この辺は早く国論統一して、北の政治体制を維持したままの南北連邦制などという夢物語から覚めることでしょう。
いきなり独自核武装は難しいでしょうから、米国との核シェアリングを目指した方が良さそうです。ドイツ方式ですね。
日本の核武装については、韓半島か台湾を大陸側に取られたら即核武装でしょうね。今の段階では必要ないでしょう。維持費が無駄にかさむだけです。
それよりは韓国と台湾の核武装を後押しした方がいいですね。その方が日本は楽できますから。戦略系用語でいうと、バックパッシングというやつです。
ところが在日韓国人社会では、何の緊張感も感じられない。特に、民団組織・中央本部は、韓半島での文明史的大転換期という現実から目をそらしている。一種の思考停止状態だ。安保問題だけでなく、日韓関係が険悪化したここ数年間、民団組織の関心事はヘイトスピーチだけだった。
う~ん、厳しいご意見です。
でもまぁどうしようもないよな~、という気もします。
しょせん人間なんて自分のことが第一です。他人のことより自分に降りかかる火の粉の方が重要ですから。韓国のことは韓国にまかせてヘイトスピーチ撲滅に力を入れてしまうのも致し方ないでしょう。
ただ、そのヘイトピーチを作りだしているのが朝鮮総連だということに気づいて、そのことに激怒すべきでしょうね。
民団も総連から「脱北」した人がたくさんいます。
つまり、幼いころに朝鮮学校の「日本政府=敵、右翼=敵」という情緒形成された人がいますから、そういう人たちが元気に反ヘイト活動に力を入れてしまうわけです。
教育を乗っ取られると本当にやっかいです。
民団は、朝総連が金氏王朝の3代世襲を支持・追従し、金正恩の核武装を支持しても、これら民族反逆勢力と戦わない。いや、戦おうとしなかった。国連総会が北韓の人権改善のための決議をし、金正恩を人権犯罪者として国際刑事裁判所に付託する決議をし、韓米両国が北核への予防攻撃、あるいはレジームチェンジを追求しているのに、民団は日本社会の中に孤立しているごく少数の朝総連を恐れるだけだ。
いや~、恐れるべきでしょう。恐れつつも戦うべきだとは思いますが。
頭がおかしい奴とは関わりたくない、と思うのが常識人です。
ただ関わりたくないと放置した結果、うさんくさい右翼と裏で結託し、嫌韓と在日叩きを扇動されて直接的な被害を受けているわけですから、他人事だとは思わずに戦うべきでしょうね。
ちなみに戦おうとすると「同族同胞じゃないか!」と、朝鮮学校の子供を使って友好詐欺を仕掛けてきますから今度こそ騙されないようにしてもらいたいですね。
朝総連は、北送事業で全盛期を謳歌した時代と比較すれば、ほぼ消滅しつつあることがわかる。朝総連系同胞たち自らが朝総連組織を捨てて日本国内で「脱北」したのだ。しかし、民団組織、特に中央本部はこのわずかに残った朝総連の残党を恐れている。魂が朝総連に圧倒・支配されているようにすら見える。
まぁ今までひどい目にあわされてきましたからね。恐れる気持ちも分かります。
70年代の金炳植(キム・ビョンシク)時代の激烈な乗っ取り工作、訪韓墓参団事業への嫌がらせ、韓国が左翼政権になったときには韓国政府と朝鮮総連から挟み撃ちされる形で乗っ取られそうになる。
これだけ好き勝手ひどい目にあわされ続けたら嫌にもなるでしょう。
ありえないのは、そういう歴史がほとんど語り継がれてないことでしょうね。
韓国の教科書に、北朝鮮から受けた数々のテロ事件が書かれていないのと一緒です。
「国民国家」の国民には、納税・兵役のように国家安保の義務がある。この義務とは大韓民国の敵と戦うことだ。民団は、海外ではただ日本にのみ大韓民国の敵が存在することを知らないのか。
これも悩ましい。
「わが民族同士」という、朝鮮総連の民族詐欺にだまされている人が多いのでしょう。
韓国でも北の民族詐欺に騙されている人がいるのに、民団に総連と戦えというのは酷でしょう。
まぁ韓国もやっとこさ北とは対決以外ない、という現実を分かってきたようなので、歩調を合わせて総連と戦うべきでしょう。
戦い方は、無記名自由選挙を強制する「民族団体法」を通して、無理やり総連を民主化する方法をお勧めします。
それでも変われないようなら強制解散させるなり、取り締まる以外ないでしょうね。
朝鮮学校は地域のコミュニティに譲渡して、自主的に運営してもらえば解決すると思います。
反国家団体である朝鮮労働党の在日党・朝総連と韓統連が大韓民国の敵であることを否定するのか。民団が朝総連や韓統連と闘争する義務がないなら、そのうえ自らを朝総連や韓統連と並ぶ同胞団体の一つとして規定するなら、世界各地の韓国人団体と違って、なぜ民団だけが本国から巨額の支援金をもらわねばならないかをどう説明するのか。近年の民団機関紙を見ても、「民団70年」を記念する本国写真展資料を見ても、なぜ支援金をもらうのかに関する説明など全くない。
そうですね。民団は韓国から巨額の支援金もらってます。
朝鮮総連は、本国の北朝鮮から在日朝鮮人の生命と財産をさんざん収奪されてきたのに、朝鮮学校では学校設立資金を送ってくれたと感謝すべし!と繰り返し教え、韓国から巨額の支援金もらっている民団は大人しい感謝。
面白い構図です。
特に収奪された相手に感謝する総連は理解不能です。
民団が積極的に戦おうとしないのは、韓国政府が左翼政権に変わったときに、総連による民団乗っ取りに加担した盧武鉉政権のトラウマがあるのでしょう。
あまり責めるのも酷です。
もちろん、本国も国論が分裂し、総体的混乱に陥っている。次期大統領を狙う有力政治家すら、大韓民国は1948年8月15日に建国されたのではないと言い張るくらいだ。建国日論争で見るように韓国の内部の敵・従北勢力が大韓民国を破壊してしる。この混乱の主犯である「従北」の元祖こそ朝総連だ。
仮に、朝総連を早く制圧していたなら、大韓民国の安保状況は変わっていたかもしれない。民団70年を迎えて、民団を診断してみる。(つづく)
韓国の建国がいつかで言い合いしてますね~。
従北さんたちが、韓国臨時政府に正統性を与えて、抗日武装闘争の神格化をせっせとやってます。そうすれば金日成も英雄になりますから。
「朝総連を早く制圧していたなら」
たらればを言っても仕方ないですが、それは思いますね。
これは民団「だけ」の問題ではなく、日本社会の問題も大きい。左翼など伝統的に最も朝鮮総連と結託してきましたから。
「帰国事業がなかったら」、「李承晩が朝鮮戦争後すぐに過去は水に流して対共産主義で一致団結しようと言っていれば」、「毛沢東が金日成に加担しなければ」、「朝鮮戦争がなかったら」
たらればを言いだしたらキリがないですね。まぁ、反省することは大事ですが。
まぁ、朝鮮総連はありえないことを散々やってきたわけですから、「朝鮮総連改革志向会」のような総連内部の改革派を支援しつつ、総連幹部を追い出すことに力を集中すべきでしょう。
この記事は連載していくようなので、続きが楽しみです。