『激震!朝鮮総連の内幕』に見る、「非転向」総連活動家の大嘘

SAPIOに朝鮮学校のことでインタビュー記事が載りました。

livedoorニュースにも転載されたのですが、デタラメとツイートされていたので反論しておきました。

 

この李策さんですが、元総連学習組という肩書で色々と北朝鮮情報の本など書いています。

「元」と言っていますが、どうなのでしょうね。向こうに親戚がいる時点で逆らえないと思えますけど。何せ北の独裁者は李策氏の親戚をいつでも殺せますから。

少なくともいくつか著書を読んだかぎりでは、朝鮮総連にとって最も都合の悪い、「北送在日が収容所でどのように殺されたか」を書いている箇所は見当たりませんでした。

典型的な非転向活動家のように思えます。

その辺は、朝鮮学校に対する態度を見るとだいたい分かります。

こと朝鮮学校に関しては、大嘘を書く人が非常に多い。

98年暮れから翌年春にかけて、在日朝鮮人社会では1通の文書が話題の的になった。

「要望書-民主主義民族教育を改善、強化することについて」――東京朝高の新校舎建設委員会と、同委が主催した「民族教育フォーラム」参加者一同の名義で、98年12月に総連中央に提出された。

文書はハングル3万5000字に及ぶ長文で、民族教育の発展をもたらした祖国の庇護と総連の結束を評価しつつ、北朝鮮一辺倒を修正して民団や中立の同胞らも網羅できるよう、教育内容の抜本的改善を求めるものだった。

激震!朝鮮総連の内幕―「9・17拉致自白」で変わったのか (小学館文庫)』 P143

 

結局、総連中央はしばらく後に要望書を受け入れ、その内容を取り入れた教育内容の改善も、徐々にだが進めている。2003年4月から施行される新カリキュラムでは、小中学校の教科書から一切の個人崇拝的内容が消える。

金日成・金正日親子の業績については、高校の現代史でわずかに教えるに止まるという。

激震!朝鮮総連の内幕―「9・17拉致自白」で変わったのか (小学館文庫)』 P148

まぁ大嘘書いてます。

2003年の著書ですが、「一切の個人崇拝」がなくなって朝鮮学校は改善していると書いてますよね?

そもそも「小中学校の教科書から」に限定されている時点でアウトです。高校も大学も、すべての教育から個人崇拝は抹消されなければいけないはずです。

さらには2010年時点での中学校の教科書には「敬愛する将軍様」の偉業が乱舞しています。東京都の調査報告でも明らかなように、金正日の誕生を称えまくってますが、これは幻覚か何かなのでしょうか?

日帝との最終決戦のための準備が成果的に推進されていた時期の1942年2月16日、敬愛する金正日将軍様におかれては白頭山密営で誕生された。朝鮮人民革命軍の隊員たちは、木や岩に「ああ朝鮮よ、同胞たちよ、白頭光明星の誕生を知らせる」、「二千万同胞よ、白頭山に白頭光明星が独立天出竜馬に乗って現れた」などの文を刻み、将軍様の誕生を知らせた。(中級部3年「朝鮮歴史」)

朝鮮学校 東京都調査資料

※東京都朝鮮学校調査報告書より

 

総連中央が要望書を受け入れて中学校の教科書から一切の個人崇拝が消えたと李策氏は著書の中で豪語されておられますが、大嘘だったことが証明されたわけです。

李策氏が騙されたという可能性もあります。それならそれで「自分は騙された!朝鮮学校からデタラメを教えられた!!ショックだ!!」と言うべきでしょう。

この記事に「デタラメだ」と非難する暇があるなら、己の大嘘を反省すべきだと思えます。
(参考記事:『朝鮮学校の教育内容 問題あリと親は承知もどうにもできず』http://news.livedoor.com/article/detail/11817134/

 

教科書の内容を非難すると、誰も信じてないし、睡眠時間の授業になっているから問題ない、という人もいれば、先生も真面目に教えていないとか言う人もいましたね。

本当に、言い訳は聞き飽きました。

少なくとも対外的には一切やめる気はないように見えます。

「問題視することが問題」だそうです。朝鮮人を平気で殺戮する暴君を崇拝する教育してますよね?その教育を強要している共和国や総連とのつながりを「問題視しない方が問題」でしょう。本当に言っている意味が分からない。

いやいや、価値観・歴史観とかではなく、「嘘」だから問題なんですけど。

だいたい在日コリアンの歴史観とそぐわないですよ。

そうですね、ぜひ金日成・金正日がいかに在日社会にダメージを与え、生命と財産を強奪し、あまつさえ子供の未来まで踏みにじっているということを「在日の歴史」として教えていただきたいところです。

個人崇拝教育に「南北分断」は関係ありません。さっさとやめればいいだけです。

在日同胞から繰り返し出されてきた改善要望をあの手この手で潰してきた集団に、教育内容はゆだねられないです。

アメリカンスクールの原爆投下などどうでもいい。北送在日がどうやって北の暴君に虐殺されたかを教えるべきでしょう。

いくらツッコんでもツッコみきれない。

愛知の朝鮮学校無償化活動をしているアカウントですが、現在進行形で悪逆非道な朝鮮人植民地支配をしている金一族に対する崇拝教育をやめる気がまったくないことがよく分かります。

朝鮮総連の良心である「朝鮮総聯の改革と民族統一志向会」は、「要望書」についてこう書いています。(2011年2月9日の第2報の会報より)

一三年前の一九九八年十二月、東京朝鮮中高級学校・新校舎建設委員会は、総連中央常任委員会あてに要望書(編注:『光射せ!』六号に掲載)をだし、民族教育の強化、改善を強く訴えた。

いつものようにそれは握りつぶされ、東京朝校の学父母はもちろん多くの同胞にはその事実すら知らされなかった。

こころある人々が流した要望書はいわゆる「怪文書」の烙印を押され、やがて「消えて」いった。

読みなおすと一〇年もの昔、先達たちの良心と真実の叫びが迫ってきて胸のたかまりを抑えることができなかった。

もし、この要望がたとえ半分でも生かされていたならば、民族教育の現状はこんなに深刻なものにはなっていないであろう。

残念なことであり同時に責任を痛感するばかりである。

一筋の湧き水がやがて大河になるように、昨年、長野の初中級学校の学父母と商工人たちは、学校の自主運営、即総連の手から学校教育を地域同胞のものに取り戻す運動を果敢に展開した。にも拘わらず、この運動も中央の陰湿な破壊工作にあい成功させることは出来なかった。

『朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会 第2報』より
『光射せ!第7号』に収録 P117

こういう要望書が怪文書の烙印を押されて、同胞に知らされることなく潰されていくわけです。

この「朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会」の会報も同じように怪文書扱いで抹消されてしまいました。

今まで踏みにじられてきた在日の歴史を知っていれば涙せずにはいられない文章です。それを正体不明の一言で、切って捨てるのが日本の北朝鮮専門家のありえないところです。

出所不明かもしれませんが、書いている内容はいちいちごもっともで、今までどれだけ金一族に在日同胞の未来が踏みにじられてきたかを知ってれば、胸が苦しくなるような内容です。

その背景を知っているはずの人たちが平気で北朝鮮労働党と朝鮮総連に加担します。

李策氏といい、石丸次郎氏といい、人としての良心をどこかに捨ててしまったのでしょうか?

北の暴君に強奪された朝鮮学校を取り返そう!という発想にならず、マシになってるだの、誰も信じてないだのと言い訳を言う輩は、従北と思った方が無難でしょう。

それにしても信じられない。

普通、90年代餓死者が続出している横で子供に下記の公演をやらせていたと知ったらショックを受けなければ嘘でしょう。

朝鮮総連と朝鮮学校はこういう隠蔽をやめて、学校を地域の在日コミュニティに返すべきだと思います。

裏の顔をなくせば、すぐにでも高校無償化は適用されるでしょうし、幅広い層の日本人からの支援も得られるでしょう。

いつまでも差別差別と責任転嫁していないで、教育内容を是正し、北の暴君に強奪された民族教育を取り返す運動を展開すべきでしょう。

 

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