朝鮮学校問題は朝鮮総連民主化強制で解決

「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の機関誌、「光射せ!」の7号に収録されている、『朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会 会報1号』から、北の暴君に強奪された、民族団体や民族教育を取り返そうとした人たちの声を紹介したいと思います。

今、そういう勢力がまだ存在しているのか、完全に鎮圧されているのかは不明ですが、『朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会』の会報には、有用なことが数多く書かれています。北朝鮮の自由化・民主化につながる内容だと思えるもの多々あります。

 

第一報 趣旨書 朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会

今こそ、私たちの手で総聯を改革しよう!

一人でも多くの同胞に読んでいただきたく、母国語ではなく日本語での表記としました。どうかご理解ください。

私たち「総聯の改革と民族統一・志向会」の有志一同は、在日同胞の健全な発展と祖国統一へのたぎるような想いを残したまま逝った一世同胞と先達たちの期待に背き、同胞運動を今日のような窮地に陥れた責任を痛感しつつ、心をこめて同胞の皆さんに呼びかけます。

鮮明にしておきます。

名は体を表わします。先ず、私たちは心ある総聯のイルクン(編集部注・専従の活動家)たちと同胞の力を合わせ、総聯組織の改革・革新・民主化の実現を目指します。

また、金正日軍事独裁政権と決別し、祖国の統一成就のため先頭に立ってたたかいます。

不名誉にも人々は、わが祖国を指して、「東洋の火薬庫」と呼んでいます。わが七千五〇〇万のはらからの意に反し、昨今の祖国の情勢は極度に緊張しています。

去る十一月二十三日、突如、北の砲弾が打ち込まれ、西海の延坪島が「火の海」にさらされました。そして、二人の韓国軍人と無辜なる民間人二人が死亡したほか、多くの負傷者をだす事件が起こりました。

祖国の統一は、平和的な方法で成されるべきであり、再び民族流血の悲劇を繰り返してはならないと主張する私たちは、怒りと衝撃でこの報道にふれました。

(中略)

今の総聯の実態なるものは、まさに壊滅寸前だと言うほかありません。総聯は一九七〇年代、在日同胞六〇余万人中、その大半を組織化していました。しかし、今はどうでしょうか? 四万前後の同胞しか残らない、眼を覆うばかりの実情であり、学生(生徒)数も八、〇〇〇名台に減少してしまいました。

「それでも、それでも」とのおもいで総聯を支持してきた、熱誠同胞までもが「もう総聯は終わった」「総聯は消滅するのでは」と危惧する現況です。

いま、この危機を救うには総聯組織を改革し、祖国の統一実現のため、多くの同胞が立ち上がるほかありません。

(中略)

静かに考えます。総聯の民主化も心あるイルクンたちと、賢明で正義感あふれる同胞大衆が勝ち取るものであります。

やはり、人々の真実の力が、歴史を動かす原動力であります。

果たして、北に人民主権が存在するのでしょうか。今からでも遅くはありません。神のように崇めてきた金一族の本体(本質)は何なのか。総聯はいつの間に金一族の「忠実なる下手人」になりさがり、今は許宗萬の野望と「功名心遊び」の太鼓もちになってしまったのでしょうか。

いまや一握りの総聯狂信者たち以外のイルクンたちは、何もかも全部見透かしています。

真理は一つです。噴火口にマグマが渦巻いています。私たちの主体的な力で突破口を切り開こうではありませんか!

私たち有志一同は、数ヵ月間、討議と議論を重ねてきました。また、心あるイルクンや先輩・同胞を訪ね、総聯の将来について語りあってきました。かつて総聯の中枢で働いたイルクンたちや、総聯を離れて良心のたたかいを展開している先輩たちや色んな会やサークルをたずね、知恵と力をいただきました。

私たちは近い将来、ブログを立ち上げます。そして、広く「対話」を展開するつもりです。ですからここでは、総聯の民主化、破廉恥極まる現許宗萬執行部退陣のための闘いに絞り、当面の目標だけを提示します。

一、朝鮮総聯の現指導部、許宗萬執行部の即時退陣を要求する。
総聯中央に改革暫定委員会を設け、民主主義的(無記名投票)による各級代表を選出する。

二、綱領を全面改定する。現金正日独裁政権とは完全に決別し、将来出現するであろう北の民主的な政権、また南半部政権とも等距離を保つ。

三、民族教育をはじめ、在日の同胞文化の育成発展を促す。

四、民族的諸権利擁護につとめ、同胞に奉仕し愛される民族団体を構築する。

五、世界の自由・平和愛好人民との友好、とりわけ日本国民との友好親善につとめる。

六 民族の志向と人権尊重民主主義の手法による平和的な民族の統合(統一)のために全力を傾注する。

私たちは、同胞との対話の中で、「在日には人材と知恵、そしてお金もある。間違ったのは、『大泥棒』にうまく編され不毛の争いに明け暮れたからだ。今や、『しがらみ』を断ち切り在日の明日を切り開くべきだ」との重い言葉でした。

本当のたたかは今からです。スクラムを組んで前進しましょう!

二〇一〇年 十二月十四日
朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会 (TMJ)

『光射せ!第7号』に全文収録

良いこと書いてますね。

しかし、こういう声は「怪文書」の名のもとに潰されてきたのが隠蔽された「在日の歴史」と言えます。

「ブログを開設します」とありますが、それも見当たらないし総連改革志向会の声は一向に聞こえてきません。まだ存在していると信じたいですがどうなんでしょうね。

さて、朝鮮総連の問題ですが、この問題をどう扱うかで、北朝鮮を今後どう扱うかを問われる試金石になると思います。

朝鮮総連を潰すのなら、北朝鮮も潰すことになるでしょう。

しかし、朝鮮総連を自由化・民主化できるなら、北朝鮮もまた同じように出来ると思います。

そのためには、内部の改革派を支援するような形で外部の圧力をかけていくべきです。

北朝鮮の改革・開放、自由化・民主化を目指す人の必読書、『独裁体制から民主主義へ』には、こう書かれています。

国際的な圧力は、勢力を帯びた国内の抵抗運動を支援するような場合には非常に効果的なものとなる。

独裁体制から民主主義へ―権力に対抗するための教科書 (ちくま学芸文庫)』 P24

つまり、「外部の圧力は内部の抵抗運動を支援するような場合非常に効果的」ということです。

これをやるべきと考えます。

そのためには、総連改革志向会が目標の一つ目に書いてる、「幹部の総退陣と無記名投票を実現」させられるよう、日本の世論という外部の圧力を喚起していくべきだと思います。

一番良いのは、「民族団体法」みたいなのをつくり、「代表者の選出は民主主義にのっとり、無記名投票で行われること」、という法案を通すことでしょうね。

そうすれば、総連自身が選挙という方法で、幹部を総退陣させることができます。

民主化の強制ならリベラルの仮面をかぶった従北左翼も沈黙するでしょう。

投開票も不正ができないよう、地方自治体が間に入った方が良いでしょうね。

もし仮に、現幹部がまた選ばれたとしたら、本気で反社会団体として暴力団と同じように取り締まらないといけないかもしれませんね・・・。まぁそれはないと信じたいですが。

その時は無慈悲に朝鮮学校から経営権はく奪して民団に移管でしょうね。もしくは総連から離れた人たちで新団体立ち上げてそちらで運営していく方法も良さそうです。

差別だの弾圧だのとわめく連中が出てくるでしょうが、在日同胞から北の暴君と一緒になって生き血をすすりつづけた許宗萬みたいなのがまた代表になるようでは、同情の余地はないです。

朝鮮総連が民主化されれば、次は北朝鮮です。

同じように北朝鮮に対し、「自由選挙を要求しよう!」、などとはまったく思ってないです。

外部の圧力で支援すべき内部の抵抗勢力が、ほぼ見当たらないのが北朝鮮の悩ましいところです。

そういう勢力が生まれない理由が、連座制・強制収容所・秘密警察の極悪三点セットです。

支援すべき内部の抵抗勢力が生まれるよう、この極悪三点セットの撃滅に外部の圧力を集中すべきです。

核問題の100倍は、この問題に情熱を傾けるべきだと思います。

それでこそ日朝友好です。

この3つをやめないというなら、韓国主導、米日フルコミットで北進自由化統一戦争もやむなしです。憲法9条は関係ありません。

そういう国際世論になるのを恐れているからこそ、「北朝鮮=核」の一点張りで人権問題への追及をごまかしていると言えます。

しょせん、核問題でいよいよ軍事攻撃を受けるかも!?と北朝鮮が思ったら、すぐに「対話に応じる」と言いだすでしょう。そんなことは常識的に考えれば分かります。

全体主義体制下の管理された虐殺に、恐ろしく冷酷な外道左翼たちが世論を煽って、「北朝鮮と対話しよう!」の大合唱を起こし、北朝鮮の体制維持に加担するのが目に浮かびます。

いつものパターンです。いい加減学びましょう。

北朝鮮が核開発をやめることはないです。

殺人鬼と交渉などありえません。

取り締まる以外ないです。

常識的に考えれば分かることです。

「核開発をやめる、やめない」の交渉で、現在の朝鮮人植民地支配体制を維持するのが労働党のやり方です。

拉致拉致拉致拉致、核核核核、と連呼するなら、それと同時に人権人権人権人権と連呼すべきでしょう。その方が北朝鮮は嫌がります。

核を無視しろとは言わないですが、それ以上に連座制・強制収容所・秘密警察の撃破に注力すべきです。

そちらこそが北朝鮮の独裁体制を終焉させる一番の近道ですし、南北平和統一への唯一の道ですし、核の脅威をなくす現実的な方法です。

ブッシュ大統領をはじめ、アメリカの一部の人々は、まず核問題が最も重要だとお考えかもしれませんが、実際には、核問題はそれほど重要な問題ではなく、人権問題を解決すれば核問題も解決するはずなのです。

アメリカが戦争をして北朝鮮の各基地を破壊するとか、そんな極端な手段をとる必要は全くない。北朝鮮は既に疲弊した状態ですから、いくらでも平和的な方法でこの問題は解決できるんです。

その中でもっともよい方法は、人権問題で北朝鮮に迫ることです。

かるめぎNO.69 2006.3.16』 姜哲煥(北朝鮮民主化運動本部代表)

10年前に言われていることがそのまま今も当てはまります。さすがは姜哲煥さんです。

「人権問題で迫る」ことをやられたくない北朝鮮が、あの手この手で情報工作をしており、歴史問題で日韓ともに踊らされている、というのが悲しい現実です。

北朝鮮の改革・開放、自由化・民主化を成し遂げる上で、朝鮮学校の子供に対する人権蹂躙を無視する外道左翼と、自慰史観で気持ちよくなるしか能がない愛国馬鹿にはまったく期待していません。

むしろ朝鮮総連内部の改革派の方がよっぽどたよりになるでしょう。

祖国が良くなってほしいと誰よりも思っているはずですから。

朝鮮学校の存続を望む人たちは、政府に対し、国家権力でもって朝鮮総連の代表者選出を無記名投票で決定させるよう圧力をかけるべきだと思います。

それでこそ、在日差別の廃絶であり、日朝友好のはずです。

こういう朝鮮総連の良心の声を「怪文書」の一言で切り捨てられる人は、日朝友好にマイナスにしかならないでしょう。北の朝鮮人弾圧システムの維持に加担する人でなしだと思います。

 

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