すべての起点が「植民地支配したから」になることによる弊害

『「反日・親北」の韓国 はや制裁対象!』という過激なタイトルの李相哲先生と武藤正敏氏の共著本から、これが色んなことの諸悪の根源だよな~と思える内容があったので引用しておきます。

すべての起点は「日本が植民地統治をしたから」

李 トップリーダーのせいもあるけど、韓国人は「日本が植民地統治をしたのが諸悪の根源だ」ということにして、物事を公平に事実を踏まえてきちんと見ようとしない傾向が強いのは間違いない。

先述の「三・一」のときも、文在寅大統領が百年前に「約七千五百人の朝鮮人が殺害され、約一万六千人が負傷した」と犠牲者数を言っています。それに対して、日本側では違うのではないかと反論が出た。そのことを、韓国のメディアでは、日本が数字にまで文句を言ったと問題にしている。

でも、歴史研究では犠牲者数は可能な限り、事実を追究するのは当然のことで、誇張した数字を出すのは厳禁です。実際、韓国の国史編纂委員会(韓国の国立機関)が今年(二○一九年)二月二十日に最新の研究成果を発表した数字では九百三十四人でしたね。ところが、ソウル大学出身の民情首席秘書官・曺国氏は、二万人ととんでもない数字をあげている。三桁も違う。ただ、少なくとも大統領なら、国立機関の数字を踏襲すべきでしょう。

日本側は今まで「植民地時代のことは日本が悪かったのだから、こまかい犠牲者の人数にはめくじらたてずに、日本が悪かったと謝罪すればいいのだ」と対応してきた。しかし、日本人だろうが、韓国人だろうが、百年たっているので、少し距離を置いて、事実を正確に追及することが必要でしょう。

「反日・親北」の韓国 はや制裁対象! (WAC BUNKO 296)

「韓国人は「日本が植民地統治をしたのが諸悪の根源だ」ということにして、物事を公平に事実を踏まえてきちんと見ようとしない傾向が強い」

この一言がすべてですね。

気持ちは分からんでもないんですが、この一言ですべて歪めてしまうとなんらプラスになりません。

「日本が植民地支配したから発展しただろ?感謝しろ!」とはさらさら言うつもりはないですが、やたらと悪魔化して(それも70年以上前のことを)、延々と怨念を次の世代に継承しても、未来志向とは言えないでしょう。

もはや日本人の大半は、過去のことで譲歩を迫られることに飽き飽きしてしまいました。

ホワイト国除外という対応も日本人の大半が肯定的です。

韓国は韓国で文政権の一歩も引かない姿勢を支持しています。

お互いマイナスにしかならないんだからやめとけばいいのにとは思いますが、そのマイナスも致命的と言えるほどでもない。

結果、民意に押される形で関係は順調に悪化。

韓国人の不買運動もいくら盛り上がったところで日本人が「こりゃやばい!安倍政権は何してるんだ!」と支持率が下がることもない。

「売上が下がるのは辛いけど、ここまで来たらしょうがないか…」というのが企業の考えでしょう。

韓国市場で踏ん張るより、「こんなめんどくさい国で商売なんてやっとれん」と、さっさと撤退する決断を下す企業の方が多そう。

その辺は韓国も同じでしょう。

どちらにせよ 「日本が植民地統治をしたのが諸悪の根源だ」という意識がなくならない限り、対等な友人づきあいは難しいだろうなと思えます。

日本人の意識が「大昔のことでグダグダ言われてうんざり」というふうに変わってしまったわけです。

時代は変わったということを理解して、韓国が対日戦略を変えない限り、日韓関係は疎遠になり続けるでしょう。

人間さすがに70年以上前のことで「心の底から申し訳ないと思え!」と言われても無理なわけです。

いい加減「植民地支配ガー」でゴリ押しし続けるのは戦略的に悪手だと気づいてほしいところです。