サマータイム導入 コンピューター社会になったら無理

サマータイム導入の是非。政治家が思い付きで気軽に提起してくれますが、もっとも大事なのは、「そもそもできんの?」という実現可能性の話でしょう。

「他の国でもやってるじゃないか。できるでしょ?」と言う人がいそうですが、あれはコンピューター社会になる前にサマータイムが導入されており、サマータイムありきですべてのITシステムを最初から構築していったからできただけです。

「サマータイムなし」の前提で、すでにありとあらゆるITシステムが社会の隅々に行きわたっている日本で、今から導入しようとしたら大混乱間違いなし。

そんなことも分からねぇのかとゲンナリさせられます。

 

毎年二回、第何〇曜日から、一時間早めるとか遅くするとか、言うのは簡単ですが切り替えは大変です。

こういうイレギュラー処理はめんどくさいんですよ。

プログラミングするときに、オーストラリアとかニュージーランドとか絡んでくると超めんどくさい。

テストケースも増えるし、時間変更も半年に1回だから、正式リリースして、数か月順調にシステムが稼働。そうなったら人件費もタダじゃないから当然プロジェクトチームは解散。

いざサマータイムの開始や終了が来るといきなりバグが噴出してシステム停止なんてことも良くある話。プロジェクトチーム解散してエース級のプログラマーがいないからすぐに対応できない、なんてことも往々にしてある。

これも最初からサマータイムありきでシステム構築できるならまだしも、既存のシステムを全部サマータイム対応させようとしたら気が遠くなるほどの時間と労力が必要になります。

その割には得られるメリットは1時間早くなるか遅くなるかだけの差。省エネがどうとか、アフター5がエンジョイできるとか「知るかボケ」としか言いようがない効果。

思い出したように出てくるこのサマータイム議論。

いい加減、コストメリットがまったく釣り合わないお馬鹿議論として、言論空間から抹殺してほしいものです。

テレビでこの議論を目にするたびにイライラしてストレスが溜まります。