衝撃のニュースが飛び込んできました。
20日に日本海で警戒監視のために飛行していた海上自衛隊のP1哨戒機が韓国軍の艦艇から、射撃管制用のレーダー照射を受けていたとのこと。
「火器管制用のレーダー照射=攻撃一歩手前」です。
ドン引きですわ。
テレビ見てのけぞったよね、マジで。
岩屋防衛大臣は記者団に対して「不測の事態を招きかねない極めて危険な行為だ」と述べ、韓国側に抗議したとのこと。
当然です。
いくら文句を言っても言い足りないでしょ。
ただ韓国側の言い分も説得力があります。
韓国側からは「北朝鮮遭難船舶のためのレーダーを稼動したことを日本が誤解し、この点をすでに日本側に説明した」とのことで、「すでに午前からレーダーを稼動した状況だったので、日本を狙っていなかったことは明らかである」と説明したそうです。(参考記事:日 “한국군 함정, 관제용 레이더로 자위대 초계기 겨냥” [출처: 중앙일보] 日 “한국군 함정, 관제용 레이더로 자위대 초계기 겨냥”)
まぁこの通りなら穏便に収まりそうですが、どうなんでしょうね。
自衛隊が感知したのは「火器管制レーダー」であったわけです。北朝鮮船舶の監視のためと言われてもちょっと納得しがたい。
さらに怪しいのは意図をその場で尋ねるも、反応がなかった点。
う~ん、怪しい。
北朝鮮船舶のためにレーダーを動かしてたんならその場でそう言えばいいわけです。
もし、これが韓国側の後付けの言い訳ならやっかいですね。
そうなったら「嘘つくな!」「嘘じゃない!」の水掛け論になってもめそうです。
嘘だとしたら、考えられる可能性としては「現場の反日馬鹿がやらかした」という可能性が高そうです。もう一つ可能性が低いながらもありえるのは韓国国軍内に入りこんだ北シンパの工作員による日韓分断工作でしょうか。
納得しがたい理由でお茶を濁す対応をしてきそうですから、対韓不信感はどんどん増しそうです。
それにしても「その場で意図を尋ねるも返答なし」というのが不信感に拍車をかけますよね。
ハンギョレ新聞では「北朝鮮船舶が漂流しているとの情報を受けて出動。当時記事小条件も悪く、すべてのレーダーを総動員。その過程で射撃統制レーダーについたナビゲーションレーダーが360度回転しながら撮影した信号が、日本の海上自衛隊P1哨戒機に検出されたもの」とのことです。(参考記事:“한국군함, 자위대 초계기에 ‘사격통제 레이더’ 쐈다” 일본 거센 항의)
たぶんこの通りだとは思うんですが、返事がなかったというのは気になるところ。
同記事で「ちゃんと駐在武官を通じて日本政府に説明した」「防衛省まで出てきて問題提起するのは理解しがたい」「日韓関係が冷却化するなか外交問題化して韓国の地位を弱体化させることが目的だ」とご立腹です。
う~~~~~~ん。どうなんでしょうね。
さすがに現場の反日馬鹿がいきなりレーダーの電波をぶっ飛ばすなんて狂ったことをやったとは思えないので、韓国側はただの事故で説明済みと思ってたことを日本が外交問題化してきやがった!と思ったとしても分からんでもない。
まぁこれを機会に「再発防止のためにGSOMIA(軍事情報包括保護協定)を深化させよう!」という建設的な善後策にでもつながってくれればいいんですけどね。純粋に緊密な意思疎通ができていないことが根本原因でしょうし。
日米や韓米間ではほぼありえないことです。
反日だ嫌韓だとやりあってないで、危険回避のための情報連携くらいはさっさとやってほしいものです。