次の南北首脳会議 韓国側は大名行列になる模様

9月18~20日の南北首脳会談は、大名行列が訪朝することになりそうです。

板門店宣言の国会批准を求め、訪朝に議員団及び財界関係者が200人規模で訪朝する予定とのこと。それを、9月5日の特使団で決めてきたそうです。

保守系の野党からしたら、「おいおいおい!勝手に決めてくんなよっ!!」と言いたいことでしょう。

 

事前にトランプ大統領と電話会議してたそうですが、米国側と「開城連絡事務所の開所日決めてくるから!」とか「次回の南北首脳会議は議員団と経済団体もバンバン呼んで200人規模にしますんで!」とか事前に伝えてたのか気になるところ。

こういうこと言うと親北さんたちは「なんでもかんでも米国にお伺い立てる必要などない!それは同盟ではなく従米だ!」とか言い出すのでしょうね。

米国が「非核化まで制裁を維持すべし」と再三再四言い続けているのに、なし崩し的に制裁を崩そうと韓国が必死になっています。

すでに中国がやってますから、俺たちだっていいだろ?という感覚なんでしょうか。中国に北朝鮮経済が牛耳られていることに危機感を抱いているのかもしれませんね。

特使団も結局北朝鮮の言い分で米国を説得してくれという要請を、唯々諾々と受け入れて来ただけでした。

特使団として訪朝した鄭室長が、「金委員長が「豊渓里(プンゲリ)核実験場は坑道の3分の2が完全に崩落していて核実験が永久的に不可能になった」と強調しながら「非常に実質的で意味ある措置なのに国際社会の評価が低すぎる。善意を善意として受け止めてほしい」と話した」と紹介。

ただのメッセンジャーですよ。

非核化に向けた中身のある行動をせよと説得することなく、言い分を聞いて米国をはじめとした国際社会に広める広報係をやっただけ。

お前の考えはどうなんだと聞いてみたい。

金正恩の言う通り「善意として受け止め」て評価しているのか、それとも査察も受け入れない勝手な行動で信用できないと判断しているのか。

まぁ仮に聞いても100%あいまいな言い方で逃げるでしょう。

信用してねぇとはっきり言ったら交渉破綻しますし。

これが裏で「我々も信用していないが、交渉継続のためにはっきり言ってないだけです。北側には非核化に向けた行動を強力に促してます!米国側の立場に立ってますよ!」と米国と緊密に連携できていれば安心なんですが、そんな気配はなし。

むしろ米国から色んなルートで不信感満載のメッセージが届きまくってます。

なぜそんなに北朝鮮に入れ込むのか謎です。

同族同胞って相手は自分たちを「金日成民族」言うてますけど?

金日成民族は同族なんですかね?

民主化運動をやってた面々が、世界最強レベルの非民主的な独裁国家と「わが民族同士」のスローガンで仲良くしたがる思考回路が理解できません。

「関与政策」で交流を増やし、内部から北朝鮮を「普通の国」へ変えていくというのが韓国左派の考え方みたいですが、北朝鮮だって韓国を赤化させるべく同じこと狙ってるという発想は出てこないのでしょうか?

赤化統一なんてできるわけがないと自信を持っているんでしょうけど、赤化”統一”は無理でも、赤化”混乱”は十二分にありえます。

反米・反日・親北団体が韓国を内部から荒らす。これが赤化混乱です。

実際今、それが起きてます。

狂暴かつ頑迷な親北団体が社会主義的な傾向のある政治家や学者を後押しして、政府に社会主義的ユートピア政策を実行させて内部から崩壊させる。

これぞ赤化混乱。

とことん内部崩壊させられて、先進国から第三諸国に転落した後に、この苦境から脱するには南北統一しかない!と韓国人を扇動し、米国と縁を切らせて連邦制へ。

北は選挙でほぼ100%金正恩支持ですから、韓国人の一部を切り崩せば連邦制朝鮮の初代大統領は金正恩でしょう。

まぁそこまで行く前に、さすがに目を覚ますと信じたいですが、、、。

開城南北連絡事務所や、南北連結鉄道で米国とぶつかってますが、こういうことを何度か繰り返しているうちに、韓国内で「南北和合を邪魔する米国とはもう縁を切ってしまえ!」という勢力が元気になってきそうです。

特使団が、「正恩氏、終戦宣言は在韓米軍撤収と全く関係ないという立場」と言って、このまま南北融和路線を突き進んでも韓米関係は壊れませんよ、と安心させてますが、信じてはいけません。

在韓米軍撤退は北朝鮮の最上級の戦略目標です。

だいたい、特使団が帰ったあとに、すぐこんな記事が北朝鮮から出ているわけです。

反帝民戦中央委宣伝局が侵略と分断の元凶、不幸と苦痛の禍根である在韓米軍を糾弾

【平壌9月7日発朝鮮中央通信】

反帝民族民主戦線(反帝民戦)中央委員会の宣伝局が、米国が南朝鮮を占領した時から73年になることで7日、侵略と分断の元凶、不幸と苦痛の禍根である在韓米軍を糾弾する弾劾文を発表した。

弾劾文は、1945年9月8日は朝鮮民衆の自主独立熱意が無残に踏みにじられ、この地が侵略者米国に隷属される恥辱と受難の前奏曲が響いた日であると明らかにした。

また、その時から今日に至る至難な歳月は米国の血みどろの軍靴で年代と世紀をまたいで分断の苦痛、戦争の危険を被らせ、朝鮮民衆の尊厳と自主権、初歩的な民主的権利と生存権をことごとく蹂躙(じゅうりん)、抹殺した希代の反人倫的犯罪の連続であったとし、次のように強調した。

南の地で米占領軍が働いた犯罪の規模と暴悪さは、人間の想像を絶する前代未聞のものであった。

侵略と戦争、強奪と虐殺を本業とした殺人集団である米軍の野獣的本性は、わが国民を相手に赤裸々に露出した。

米国による6・25北侵戦争は、人類史にかつてない最も野蛮な殺りく戦争であった。

この世に、侵略者、占領軍として残忍でない群れはいなかったが、米軍のように無辜の人々を自分らの猟奇的な野望実現の対象にしてはばかることなく撃ち殺し、刺し殺し、焼き殺して楽しむ強盗の輩はいなかった。

こんにち、この地に悪性腫瘍のように根を下ろした隷属とファッショ、分裂と戦争体制はまさに、米軍の韓半島占領と支配政策が生んだ直接的で必然的な所産である。

米軍がこの地に存在する限り、わが民衆の不幸と苦痛、災難は絶対になくならず、民族の悲願である祖国の統一も実現されない。

米軍撤退、米国の軍事的占領と支配の終息は、わが民衆の要求であり、とどめられない時代の流れである。

弾劾文は、闘争だけが反米隷属から脱する唯一の活路であり、その近道であるとし、反米は最大の自主、愛国であり、統一、繁栄であると強調した。

http://www.uriminzokkiri.com/index.php?lang=jpn&ftype=document&no=13664

凄いな。

ほんま凄いわ。

ここまで罵れるか!?と驚くレベルです。

これが北朝鮮の本音でしょう。

「侵略者米国に隷属される恥辱と受難の前奏曲」
「希代の反人倫的犯罪の連続」
「米占領軍が働いた犯罪の規模と暴悪さは、人間の想像を絶する前代未聞のもの」
「侵略と戦争、強奪と虐殺を本業とした殺人集団である米軍の野獣的本性」
「朝鮮民衆の尊厳と自主権、初歩的な民主的権利と生存権をことごとく蹂躙」
「悪性腫瘍のように根を下ろした隷属とファッショ」
「無辜の人々を自分らの猟奇的な野望実現の対象にしてはばかることなく撃ち殺し、刺し殺し、焼き殺して楽しむ強盗の輩」

笑うわ。米軍は殺人鬼の悪魔が大集結した集団のようです。

「撃ち殺し、刺し殺し、焼き殺して楽しむ強盗の輩」ですよ。

名誉棄損で訴えた方がいい。

反帝民族民主戦線(反帝民戦)中央委員会が言っただけで、金正恩委員長の意見ではないなんてことは通じませんよ。

北朝鮮メディアに、金正恩が反対する意見を掲載するなんてありえませんから。

「終戦宣言」出したら即「在韓米軍撤退」だとは言わない、というだけで、韓半島から米軍を追い出すという目標を北朝鮮が捨てたわけではありません。

「米軍撤退、米国の軍事的占領と支配の終息は、わが民衆の要求であり、とどめられない時代の流れ」であり、「闘争だけが反米隷属から脱する唯一の活路であり、その近道であるとし、反米は最大の自主、愛国であり、統一、繁栄である」というのが北朝鮮の考えです。

軍事パレードから反米扇動が消えただけで、「反米は最大の自主、愛国であり、統一、繁栄である」と思っているんですよ。

メディアが「北朝鮮が肯定的なメッセージを送っている」なんて言ってますが、「だから何?」としか思えない。

「今まで米軍に対して「撃ち殺し、刺し殺し、焼き殺して楽しむ強盗の輩」とか罵ってごめんなさい」くらい言うまで反米を捨てたと思ってはいけません。

支持率急落を恐れて明言を避けてますが、南北融和と交流が進めば、最終的に韓米同盟破棄と在韓米軍撤退が視野に入ります。

左派政党は韓国国民を騙すような真似はやめて、「このまま南北交流が進んで統一気運が盛り上がれば、韓米同盟破棄&在韓米軍撤退が現実的になります。それが統一の条件です。それでもいいですよね?良ければこのままズンズン南北交流・経済連携を進めます!」とちゃんと伝えるべきでしょう。

気付いたら「北朝鮮か米国か」という判断を選挙を通して自分たちで決めたわけでもないのに、韓米関係が破綻してしまっていた、なんてことになりかねません。

その始まりが、議員と経済人が大集合して平壌へ行った、18~20日の大名行列訪朝だったと、過去を振り返ることにならないことを祈るばかりです。