強制収容所を信じない韓国人と同胞殺しに自責の念を感じない総連

姜哲煥氏が脱北して強制収容所の実態を告発したときの、韓国人の様子と、日本の総連の対応を紹介しておきます。

1995年7月7日から14日までの8日間、姜哲煥氏と安赫氏が日本に招待され、各地で講演したり記者会見をしたときの記録に、今では考えられない韓国人の反応の数々を語っていました。

 

帰国した同胞達が金日成に反対したり、北朝鮮社会に資本主義が広がりだしたので、65年になって金日成が『帰国した同胞も北朝鮮の人と全く同じように処罰せよ』と、指示を出しました。そして65年から一人ずつ、帰国同胞が捕まって行きます。

私達は平壌に住みながら、平壌にいる多くの帰国同胞が一人ずつ行方不明になっても、それでも私の家だけは金日成に忠誠を尽くしたし、北朝鮮政府に多くの金を捧げたので、捕まるとは思いもしませんでした。
ところが祖父が急に77年7月に、行方不明になりました。いなくなったので、祖母がどこへ行ったのか心配しながら待っていました。

(中略)

そして死ぬような思いで収容所に来て、初めて見たら一つの村にはそっくり全部帰国同胞が住んでいました。既に私の祖母と一緒に帰国した京都の在日同胞も殆ど入れられていましたが、記憶に有る大阪の教育会長をされた韓鶴洙(ハン・ハクス)氏の家族も連れて来られていました。

五〇年代に京都の市役所で、日の丸を降ろし共和国旗を掲げた事件が有りました。その事件の主人公だった朴其鉉(パク・キヒョン)さんというのですが、彼は悪質な(真っ赤な)共産主義者で有名だったのに、彼の家族皆が連れて来られました。

その当時、収容所の中に在日同胞が余りにも多くて、少し安堵の息がつけました。

私か今日この場所で、北朝鮮の収容所の話をすべてしようとしたら終りが有りません。私が経験した事だけ、簡単にお話しします。

私か今回本を出版して、日本の方や在日同胞達がたくさんご覧になったようです。ご覧になった方々は大体理解出来るだろうと思うのですが、実際私か韓国に来て収容所の事を暴露して、いくら話をして見ても人々は一つも信じません。

特に若い人達は、皆が『全部嘘を言う』とか、そんなふうに言います。実際自分が行って、自分の目で見てこそ分かるのに、北朝鮮というのは完全に閉鎖された社会なので、直接行って見ることができないのです。

それが私には一番もどかしいのです。

一目見さえすれば昔のどんな国にも、恐らくこんな収容所は無かった事が分かるでしょう。

人が逃亡するような道ごとに落とし穴を掘り、クヌギの木を削って槍にして据え、人が落っこちれば死ぬように造ってあります。そして逃亡しようとすれば、無条件銃殺されます。

感動の坩堝の八日間』 P7-8

今では北朝鮮の政治犯収容所の残虐さが知られるようになっていますが、90年代半ばにはいくら言っても信じてもらえない状況でした。

現在のように国連やアムネスティ、色んな人権団体に取り上げられるようになったのも、姜哲煥氏のような脱北者が数々の証言をしてくれたからでしょう。

もちろん中には詐欺師のような人もいますが、そんなもんは日本でも韓国でも一定数はいます。

それにしても、朝鮮学校の黎明期を支えた韓鶴洙(ハン・ハクス)先生や、京都市役所で日の丸降ろして北朝鮮の国旗をあげた朴其鉉(パク・キヒョン)のような人間を強制収容所にぶち込み、拷問と奴隷労働で生き血を絞るように殺した金日成・金正日は本当に最悪と言えます。

これだけ在日同胞を殺してきた相手に忠誠を誓う公演をできる在日チュチェリアンの神経が信じがたい。

(※https://youtu.be/9uZcwW7cVo8?t=4m53sより)

(※https://youtu.be/9uZcwW7cVo8?t=4m53sより)

この金剛山歌劇団の李ヨンス人民俳優の熱唱など、収容所で殺された在日同胞には見せれないでしょうね。

怒りのあまり憤死すること間違いなしです。

 

姜哲煥氏は最後にこう話しています。

私か韓国に来て、記者会見もして、収容所の事を暴露するのですが、意外に韓国の人達は北朝鮮の事には関心が無いようです。

特に人権の問題など、若い人達は苦労をしないで育ったので、そんな話を私かいくらしても信じません。

『トウモロコシしか食べられないなら、ラーメンを食べれば良いではないか』とか、言葉が通じないのです。

そして、まだ北朝鮮や金日成を崇拝する人もいるし、特に日本の総聯など、数多い人達を地獄に送っておいて、多くの人々が殺されているのに自責感も感じないで、滅びて行く北朝鮮の独裁体制を助けているのを見ると、空いた口がふさがりません。

北朝鮮に渡って行った在日同胞が宙に吊されているのに、今だにそんな事も知らないでいる人は天罰を受けるでしょう。

感動の坩堝の八日間』 P12

1995年の発言です。

さすがは韓国の386世代ですね。

「トウモロコシしか食べられないならラーメンを食べたら?」という発言は信じがたい。

在日同胞が宙に吊るされて拷問を受けているのに、北の独裁体制を支え続けている朝鮮総連は天罰を受けるだろう、というのもこれ以上ない正論です。

子供を送り込んで、在日同胞を殺戮した相手を褒めたたえさせているのが特にありえない。

朝鮮学校と、朝鮮学校を無条件に擁護している人たちは、どれだけ残酷なことをしているのか分かっていない。

こういう点に気づかれたなくないために、北と総連が総力をあげて、日帝植民地支配を猛プッシュし、己の闇に目を向けさせないよう必死でネット工作しているのでしょう。

右翼と左翼の論争など、うま~く北朝鮮の急所に言及しないよう誘導されてますからね。

北にとって一番都合が悪いのは強制収容所と、そこで在日朝鮮人をどれだけ残酷に殺しまくったか、という事実です。

北の人権問題も今ではだいぶ関心が高まっていますが、それよりも70年以上前の日帝植民地の方が大事で、北朝鮮の収容所のことはどうでもいいという人が日韓でなんと多いことか。

まぁそれが北朝鮮の日韓工作の基本ですね。

愛国馬鹿と外道左翼の論争など、どっちに転んでも北朝鮮にとっては都合が良い結果になるように誘導されてますから。

日韓の歴史論争も同じです。

日本が正しい!となれば、韓国の従北左翼の怒りを扇動できますし、韓国が正しい!となれば日本の従北偽装右翼つかって保守を扇動できます。

行きつく先は日韓断交という北朝鮮の第一級戦略目標の達成です。

いつまで踊らされれば気が済むのか?

今の在日叩きに邁進している保守の言論なんて、一昔前の朝鮮総連が言ってたこととかなりかぶってますからね。いい加減にしてほしいものです。

それにしても、この『感動と坩堝の八日間』を読むと、このありえない内容が20年かけてやっとちょっとは世の中に知られるようになったのか、と感慨深いものがあります。

ナチスドイツのホロコーストにはあれだけ大騒ぎするリベラルたちが、この北朝鮮の暴挙に沈黙するのが信じがたい。

もちろん北朝鮮の人権問題に取り組んでいるリベラルもいますが、そういう人に限って朝鮮学校のソルマジ公演には沈黙します。これも信じがたい。

そもそも人間を機関銃でひき肉にする相手に、子供を預ける行為に猛烈な危機感を抱かないのでしょうか?

北朝鮮の収容所の実態を知っていれば、ありえない行為だと思うはずです。それなのにこの暴挙に沈黙する。

いまだに北朝鮮のリベラルを土台にした浸透工作が続いている証左と言えます。

保守も本当に拉致被害者奪還を本心から願っているなら、北が裏で動いている嫌韓扇動、在日叩き誘導に踊らされて、分断策動の手先となるような真似はやめるべきでしょう。