台湾の慰安婦像 韓国とは対照的な対応

台湾で国民党の馬英九前総統が中心に、慰安婦像が電撃的に建設されました。

国民党台南支部の敷地内で行われる慰安婦像除幕式の様子=8月14日撮影

バックに中国がいることは米国や韓国での慰安婦運動と共通してますが、韓国の慰安婦運動とは対照的です。

韓国の場合は全国民的な運動になっていますが、台湾の場合は国民党が「政争の具に利用している観」が尋常じゃないです。

 

そもそも設置された場所が国民党の敷地内です。

んなアホな(笑)

きっと公共の場で作ろうとしても台湾人の支持も政府の許可も得られないからでしょうけど、まさか党の私有地とは。

現与党の民進党も批判しています。

民進党台南支部の蔡麗青執行長は、馬前総統が総統在任中に像を設置しなかったのは、外交上の考えがあったからだと言及。選挙期間中に協会設立や銅像設置などの大きな動きを突然見せたのは、1947年の2・28事件で犠牲になった弁護士の湯徳章(坂井徳章)氏の像への当てつけで、国民党は難癖をつけていると非難した。湯氏の像は市内の湯徳章記念公園に設置されている。また、慰安婦問題は党派を問わず共に向き合うべきで、これらの強くて偉大な女性たちが消費されることはあってはならないと述べた。

正論ですね。

女性の人権問題を2.28事件で犠牲になった弁護士の当てつけに使ったり、外交摩擦を起こして現与党を困らせようとする露骨な嫌がらせです。

馬英九前総統も困った人です。

日本側も交流協会が「慰安婦像設置を残念に思う気持ちを示した上で、日本政府主導で創設された「アジア女性基金」が台湾で呼びかけに応じた元慰安婦13人に「償い金」として1人当たり200万円、医療・福祉支援事業として1人当たり300万円を支給したことを説明。歴代首相からのお詫びの手紙を元慰安婦に届けた」と、日本側もちゃんと努力を重ねてきましたと主張。

台湾人は韓国みたいに「謝罪に真正性がない」とか「一部政治家の妄言を禁止しろ」とは言わないでしょうし、台湾メディアも日本側の今までの謝罪と取り組みを紹介してくれるでしょうから、そのうち落ち着くだろうとは思います。

それにしてもまたまた新たなデザインの慰安婦像が登場しましたね。

台南に設置された慰安婦像

バックの説明文が中国が喜びそうな内容で面白い。

背後に中国語、英語、日本語、韓国語で説明文が付けられた。旧日本軍が1937年に南京攻略後、約30万人が虐殺やレイプに遭ったと説明。慰安婦の数は20万人から40万人で、「国連人権委員会で性奴隷と認定された」などと記述されている。

台湾初の慰安婦像、「南京大虐殺」の記述も―中国メディア

なぜか南京事件が登場(笑)

慰安婦数も20万~40万人と嘘の数字。これが本当だったら朝鮮半島から年ごろの女性は消えてます。

ここまで中国共産党におもねって国民党に良いことでもあるのでしょうか?

台湾と国交結んでいる国に圧力をかけ、民間の飛行機会社にも表記かえろと圧迫。独立を求めたら軍事力で併合すると堂々と脅迫。そんな相手と仲良くしようとしても、台湾人の支持が国民党からどんどん離れるだけ。

当分民進党は安泰かもしれませんね。

今後この像はどうなるのか?

台湾の慰安婦像は敷地内に設置されましたから、フィリピンのように撤去されることはないでしょう。

そういえばフィリピンの慰安婦像はどこいったんでしょうね?

2017年12月、フィリピン・マニラ湾沿いに設置された慰安婦像(新華社=共同)

ドゥテルテも容赦なく撤去したもんです。

ドゥテルテ大統領いわく「日本の償いは何年も前に始まった。侮辱するのはもうやめよう」とのこと。

韓国でも似たようなことを歴代大統領が言ってたんですが、ことごとく市民団体という名の「親北・反日・反米」性向の集団に覆されてきました。

さすがにフィリピンで同じことは起きないと信じたいがどうか?

もはや「慰安婦像の国」となってしまった韓国ですが、台湾でも国民党が「慰安婦像の党」へと変身を遂げようとしている模様です。

そんなんで支持率回復するとでも思ってるんですかね。

それにしてもこのネタでいまだに暴れるのはだいたい親中・親北の人たちですね。

「アジア女性基金」までは結構まっとうな人権活動だったのに、現在進行形で人権弾圧をやっている国のせいで、だいぶ歪められてしまいました。

おそらく苦々しい感情だけ残して、時とともに自然消滅することになるのでしょうね。