朴裕河教授の「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述 を読んで その1

朴裕河教授の著書『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』に対して、挺対協が刑事訴訟起こした件で、ハフィントンポストにアップされている最終陳述が凄いです。

今更ですがこれに触れたいと思います。

慰安婦おばあさんを食い物にする支援団体が、なぜ過剰に反応して良識を持った学者に対して必死に言論弾圧するのかがよく分かります。

問題の構図が日本の朝鮮学校問題と非常に良く似ています。

気になる箇所にコメントしたいと思います。

 

しかし彼らは私に何を要求したかは言わず、私が調停で謝罪を要求したと言って、あたかも私が元慰安婦の方に謝罪を要求したかのように非難した。私が要請したのは、私の本を歪曲して告訴して全国民の非難を浴びるように仕向けた周辺の人たちの謝罪である。元慰安婦の方々を非難したり、何かを要求したりしたことは私には一度もない。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

朝鮮学校の子供を非難しているわけではないのに、なぜか子供を矢面に出して気の毒な被害者を演出するやり口とそっくりです。

バンバン餓死者が出ている横で、その加害者を称える公演をやらせていたことを問題視し、今もそれを続けていることを非難しているだけなのに、なぜか差別だのヘイトだの教育の自由の侵害だのを持ち出して事実を歪曲し、無償化対象外とした政府や地方自治体に周囲の非難が向くように誘導しています。

どっちも従北さんだけあって行動パターンが同じです。

私が絶望するのは、求刑そのものではない。私が提出し説明したすべての反論資料を見ておきながら、見ていないかのように厳罰に処してほしいと言ってしまえる検事の良心の欠如、あるいは硬直に対してである。

もちろんその背後にあるものは、元慰安婦の方々ではなく周辺の人々である。

この求刑は、歪曲と無知の所産である論理を検事に提供して、おうむのように代弁させた一部”知識人”たちが作ったものである。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

「検事の良心の欠如に絶望」

えらいことになっています。

浸透工作でまっさきに狙われるのが教育とメディアですが、次に狙われるのが法務(裁判)と内務(警察+検察)です。

裁判所はまだ理性を保っているようですが、検察がちょっとやばいかもしれません。

新しい歴史教科書採択に反対する会の代表でもあった小森陽一・東京大学教授と意気投合してこの会を作りましたが、わたしが誰にも先にこの会に参加してほしいとお願いした方が、日本を代表するフェミニスト学者の上野千鶴子教授だったのも、そのためでした。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

慰安婦問題とは直接関係ないですが、最近移民政策について事実を直視してまっとうな意見を書いた上野千鶴子教授が、えらく従北左翼の皆さんに叩かれていました。

ヘイトヘイト言うわりに、朝鮮学校の子供が北の暴君に未来を強奪されていることには何も言わないリベラルの皆さんが、上野千鶴子叩きに大変熱心なように見受けられます。

まぁそれは置いておいて、挺対協の本質が分かるのがこれ。

そして翌年、同じように長年、慰安婦問題解決のために先頭に立って活動してこられた和田春樹教授と上野教授をソウルに招いてシンポジウムを開きました。

この時私は、この方々の話に対するコメントを、慰安婦支援団体の韓国挺身隊問題対策協議会の事務局長だった尹美香氏にお願いしました。

挺身隊問題対策協議会が、和田教授が中心となって活動していたアジア女性基金を非難してきたため、両者の接点を見いだそうとしたからです(この時の内容は『東アジア歴史認識のメタヒストリー』という本に収録されています)。しかしこの時、尹美香氏はこれまでと同じ主張を繰り返すのみで、結局接点を探すことはできませんでした。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

「接点を見出す」なんて不可能です。

なぜなら挺対協は従北団体ですから。

目的は北朝鮮の戦略目標である「日韓断交」を達成することであって、慰安婦おばあさんの望みを叶えてあげることではないです。

あと1965年の日韓基本条約を破棄させて、「韓半島唯一の合法政府は韓国のみ」というのを崩したい意図も透けて見えます。だからこそ法的責任をやたらと猛プッシュしてくるわけです。

私がこの本で強調したことは,「対立する問題を解決するためには、まず、その問題に関する正確な情報が必要。支援団体がマスコミと国民に出す情報が必ずしも正確でもなく一貫性がないので、まず正確に知ろう。そのあと議論し直したい」ということでした。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

「支援団体がマスコミと国民に出す情報が必ずしも正確でもなく一貫性がない」

う~ん、凄い。カルト化した慰安婦支援団体が発狂すること間違いなしです。

せっかく挺対協や従北左派団体が作り上げてきた、歪曲&拡大解釈のオンパレードになっている慰安婦問題について「正確な情報を知ろう」なんて言い出したら、間違いなく従北左翼の皆さんが必死になって言論弾圧を加えます。

朴裕河教授の勇気に敬意を表します。

告訴後はもちろん、告訴前に出た批判に対しても、私はもうそのほとんどに答えています。(イ・ジェスン、「若い学者」たち、鄭栄桓、「帝国の弁護人」著者に対する反論。参考資料62-1-4,102-105.106,110、リンク)。

支援団体だけではなく学者さえもどのような嘘をついたのか、多読家としても著名なある作家と私が反論した資料を読んで下さい(参考資料110,132)。まだメモ程度の文もありますが、彼らがどのように曲解しているのかお分かりになると思います。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

う~ん、狂ったように従北さんたちが騒ぐのが分かります。「どのような嘘をついたか」指摘されたら自分たちが気の毒な慰安婦おばあさんを利用した詐欺師だとバレてしまいますから。

そして次の指摘が凄まじい。

4. 異なる声の抑圧――告発理由

ところで、原告側代理人はなぜ発刊後10ヶ月もの間沈黙していて、突然告訴をしたのでしょうか?

その直接の理由は、二つあります。一つは慰安婦の方の声を世の中に伝えるために有志とともに開いた2014年春のシンポジウムです。そして、告訴を前倒ししたのは、本を出した後、私がナヌムの家に暮らしている方をはじめとした慰安婦の方々の中で最も親しくしていた方が亡くなったからだと思います。実際に告訴状には、『和解のために』と、シンポジウムについて言及しながら、朴裕河の今後の活動を阻止しなくてはいけないと書いてありました。(参考資料

彼らは私が慰安婦の方々と会うのを阻止したかったのです。彼らが本の仮処分のみならず、慰安婦の方々への接近禁止の仮処分まで申し立てた理由はそこにあります。そのように慰安婦の方々を独占したにもかかわらず、彼らは私の本に生前の慰安婦の方々の声が存在せず、空しい本だと主張します。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

絵にかいたような言論弾圧ですね。

慰安婦の方々と直接接触することを禁止しようとしています。

何か都合悪いことがあるんでしょうか?

しかし、私が本を書く期間に慰安婦の方に会わなかったのは、慰安婦の方の証言が、時間が経つにつれて初期の頃と変わることがあったため、以前に出された証言集などが現在の証言よりも事態の把握に役立つと考えたからです。

また、日韓関係が日に日に険悪になり、慰安婦の方々がこの世を去っていく中、一日でも早く本を世に送り出し、再び議論しなければ慰安婦問題は解決されないと思ったからでもあります。もちろん、それ以前に、昔会った方々との対話は私の中にしっかり残っていました。

本を出してから、慰安婦の方々に会い始めたのは、謝罪と補償について慰安婦の方がどのような考えを持っているのか直接聞いてみたかったからです。

しかし、連絡先を簡単に知ることは不可能であり、挺身隊対策協議会の水曜デモに出てくる方々たちは一般人の接近が徹底的に遮断されていました。

そのような制限があったため、会うことができたのは結局数人だけですが、会った方々は、私自身が驚くほど、本に書いた支援団体への批判が、他でもない慰安婦の方々の考えでもあったとことを教えてくれました。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

挺対協を呼んで日本でせっせと証言集会アレンジしている朝鮮総連や朝鮮学校コミュニティの皆さんはこの事実についてどう思うのでしょうか?

挺対協が接触を管理して会って話しを聞くこともできず、水曜デモにも一般人の接近が徹底的に遮断されているそうです。

さらには「私自身が驚くほど、本に書いた支援団体への批判が、他でもない慰安婦の方々の考えでもあったとことを教えてくれました」ということですから、支援団体への批判を慰安婦本人がやっているわけです。

やり口が、朝鮮学校卒業生や元教員の告発を言論弾圧を加えて封殺してきた朝鮮総連と一緒です。

歴史教科書を隠蔽して教育内容に外部の目から隠す、このような教育を続けていては朝鮮学校に未来はないという内部からの批判も言論弾圧で隠蔽。

どちらも従北団体なだけあってやり方がそっくりです。

一人の慰安婦の方は私にこのようにおっしゃいました。

日本が本当にやる気があれば、慰安婦たちに直接謝罪して、慰安婦たちに直接お金をくれないと。なぜ、挺対協を通して」進めるのかと言いながら、「立法とかいうけど、なんのことだ…そんなものは必要ない。慰安婦たちにこう、直接、私たち、住所もあるし、電話番号もあるでしょう。それを教えてあげて」、「この方法で準備したから受け取りたい慰安婦の方たちは受け取ってください」とすれば、「受け取らない人がいたとしてこれで終了ですといえば、みんなもらうでしょう。ぜひ、そうなるようにしてください」とおっしゃいました。(参考資料65、ウ・ヨンジェさんの映像)

こういう声にこたえて成し遂げられたのが安倍総理と朴槿恵大統領の日韓合意と言えます。

まぁもはや崩壊寸前ですが。

また別の方は、アジア女性基金についても知っているか、日本のどんな謝罪と補償を望むのか、法的責任について知っているかを尋ねると、「法的とかそういうのは、私達はわからない、それよりもまずは補償してくれれば」いいとおっしゃいました。(ハ・ジョムヨンさん、2014年シンポジウム映像、参考資料166)

要するに、20年以上支援団体が「被害者=慰安婦の方の考え」だとしながら主張してきた、さらに検察が本事件の争点とは何の関係もないのに私が否定したと批判してきた、日本の「法的責任」について、まったく認知していない方が少なくなかったということです。「朴裕河が日本から20億ウォンをもらってくれると言った」との偽証をしたユ・ヒナムさんでさえ、本当は私に、挺対協を批判しながら、補償さえしてくれればいいのにとおっしゃいました。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

日韓断交を目指す挺対協としては、「法的責任」を認めさせて問題をガンガン悪化させたいわけですから、「法的責任」を取り下げるなどありえません。

さらには1965年の日韓基本条約を破棄させて、朴正煕が日本に合意させた「韓半島唯一の合法政府は韓国のみ」も破壊したいのでしょう。

韓国の従北左翼は問題こじらせる天才です。

それにしても「「朴裕河が日本から20億ウォンをもらってくれると言った」との偽証をしたユ・ヒナムさん」みたいな人までいるとは驚きました。困ったもんですね。

それで私はそのような声を世に送り出すことにしたのです。先に話した、2014年4月末に開いた「慰安婦問題 第三の声」というタイトルのシンポジウムでのことです。(参考資料35、映像資料追加)

(中略)

しかし、この時の映像を見るとわかりますが、ここに出てきた慰安婦の方々は全て顔をモザイク処理し、声も変えています。それはもちろん、その方たちが、自分が誰なのか知られるのを恐れたためです。

どうしてそのようなことが起きなければならなかったのでしょう?なぜ、彼女達は自分の考えを、日本への抗議デモに出てくる他の方のように堂々と顔を出して話せなかったのでしょう?

もちろん私たちはその理由を知っています。そのような発言が支援団体によって禁止されていたからです。慰安婦の方々の恐怖は、正確に言えば、禁じられていたことを破った時に不利益を被ることに対してのものであるのは言うまでもないでしょう。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1

気の毒な被害者である慰安婦おばあさんに対して圧力をかけれる神経が信じがたい。

モザイクかけて出ないと発言することもできないそうです。その恐怖の対象が慰安婦支援団体なわけです。本来、慰安婦のために活動しなければいけない団体が慰安婦を恐怖に陥れ、口封じをして自由な発言をさせないようにするわけです。

まるでどこぞの独裁国家のようです。

それにしても、ここまで慰安婦支援団体の悪事の証拠が出てきているのに、在日韓国人の三世が挺対協の事務局長になるとかどうなってんだ!?と驚きます。

朝鮮学校と問題の構図は同じです。

被害者である子供の声や、「こんな教育もうやめよう」という卒業生たちの声を封殺して、子供を政治利用し、朝鮮学校をつかって左翼ビジネス展開しているのが反差別・反ヘイトの市民団体です。

本当にいまいましい限りです。

(つづく)