朴裕河教授の「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述 を読んで その3

前日の『朴裕河教授の「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述 を読んで その2』の続きです。

詳しく追ってなかったですが、韓国の慰安婦支援団体はかなり異常です。

平気で被害者の証言を自分たちの都合の良いように歪曲し、被害者たちの口を封じ、直接接触して闇に葬られようとしている証言を世に出した研究者を告訴して言論弾圧。

さすがは従北団体です。

 

 

6.支援団体・検察・学者の欺瞞と忘却

裁判長、

ここでは彼らが「虚偽」だと主張する三つの論点についてもう少し付け加えます。

1)売春/強制 日本人慰安婦の差異化

私は慰安所のことを「管理売春」であり、「強要された売春」であると言いました。そして、この部分については検察と原告側代理人ももはや反論していません。

ところが、挺身隊問題対策協議会の代表だった尹貞玉教授も、ハンギョレに連載された有名なルポ記事で、「売春を強要された」と言っています。(1990年1月4日付ハンギョレ新聞、韓国挺身隊問題対策協議会研究報告書『日本軍慰安婦新聞記事資料集』、2004、45,46ページ追加)

そして、この資料を含むこの報告書は、「京城地法日本軍慰安婦関連判決文」というタイトルで1930年代後半の裁判資料をまとめていますが、ここには戸籍謄本や印鑑証明等を偽造して連れて行った「私文書偽造行為詐欺」、「満洲にお嫁に行くとだまして酌婦契約」した「詐欺」、「人事紹介業者に長女の娼婦斡旋を依頼」した「詐欺」、「内縁の妻を酌婦に受け渡し、その利益を得」(41ページ)ようとした「営利誘拐詐欺」、「営利誘拐私文書偽造詐欺」等が列挙されています。

この資料と報告書のまえがきにある「朝鮮社会の貧困化とそれにともなう女性の深刻な人身売買を見ることができる」「相当数の女性が満洲に売られたという記事が出て」いるということは、支援団体が早くから慰安所の形態が管理売春であり、必ずしも軍人による強制連行ではなかったという事実を知っていたことを示すものです。2004年、もう12年も前のことです。

それでも支援団体と関連研究者達は長い間、メディアや国民にはこのような事実を隠し、「強制連行」と「総督府命令を受けた銃剣を携えた巡査」だけを強調してきたのです。

その結果がまさに、今年の初めに300万以上が見たという『帰郷』での強制連行の場面です。そして検察の起訴はそのように作られた「国民の常識」を一度も疑わなかった結果だと言わざるを得ません。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述2

「支援団体と関連研究者達は長い間、メディアや国民にはこのような事実を隠し、「強制連行」と「総督府命令を受けた銃剣を携えた巡査」だけを強調してきた」

告訴の動機はこれです。慰安婦の名誉を傷つけたとか大嘘。

支援団体と研究者の欺瞞がバレそうになったから保身に走り、告訴で言論弾圧を加えてきたのが実態です。ろくでもない連中です。

おかげさまで『帰郷』という映画ができ、支援団体の欺瞞がまた韓国で常識と化しました。

また、2009年に発刊された国務総理傘下日帝強占下強制動員被害真相究明委員会が発行した『インドネシア動員女性名簿に関する真相調査』には、ソン・ボクソプという朝鮮人軍属の手帖を基に「光州で従軍慰安婦61人の名簿が確認され、日本帝国主義が韓国人慰安婦をインドネシアスマトラ島にも連行し売春を強要した事実が明らかになった」との新聞記事が収録されています。(1992/1/16、光州毎日)この記事にはまた、慰安婦の中に「3人の既婚女性が含まれていたとソンさんが証言」したと書かれています。

つまり、現在の私たちの記憶は、慰安婦問題発生初期の記憶の忘却とともに作られたものなのです。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述2

当事者が死んでからが歴史捏造の本番です。

韓国の歴史で李承晩や朴正煕が悪魔化されているのが良い証拠でしょう。

日本でなら在日の歴史が良い事例です。北と朝鮮総連の在日への弾圧がきれいに抹消されてますから。

どの程度意図されたものだったかはわかりませんが、原告側の代理人と検察は自分たちの無知あるいは欺瞞を隠して、日本人慰安婦は「自発的売春婦」であり、朝鮮人慰安婦は日本軍や総督府関係者によって「強制的に連行された少女」ということばかりを強調します。そして、私の本がそのような考えを否定するとして、私を厳罰に処せよと求めているのです。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述2

北の息のかかっている集団は告訴大好きです。

さすが自国で相互批判というシステムを採用しているだけあります。

しかし、日本人女性の中にも慰安所とは知らずにだまされて行ったケースが少なくなかったというのも最近刊行された日本人研究書でも明らかになりました。(『日本人慰安婦-愛国心と人身売買と』、22‐23ページほか)

また、日本の研究書だけでなく、韓国の報告書も「慰安婦や遊興業等への動員過程で誘拐誘引、就業詐欺、人身売買等、合法不法の各種手法が盛行していた」という指摘をしながら、「日本女性すら日本内務省、外務省が提示した原則が守られていなかった」と指摘しています。(『インドネシア動員女性名簿に関する真相調査』、71ページ、追加資料)

つまり、「日本人慰安婦は自発的売春婦」との検察の断定は何の根拠もありません。

原告代理人は、また、千田夏光の『続従軍慰安婦』を提示しながら、同様に朝鮮人慰安婦は何も知らない少女だったと強調しましたが、同じ本に「29歳の朝鮮人娼婦」(118ページ)も登場していることは言及しません。日本軍は朝鮮人慰安婦を卑下し「朝鮮ピー」と呼びましたが、日本人慰安婦も、卑下する言葉である「ピー」と呼ばれたという事実も、他でもない同じ本に出てきます。(韓国語翻訳書148ページ)

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述2

都合の悪いことは無視するのが歴史洗脳プロセスの真骨頂です。

洗脳の第一歩は、知らなければいけないことを忘却させることですから。

帰国事業で北送された在日朝鮮人が、政治犯収容所でどのように殺されたか教えない朝鮮学校の教育なんてまさに洗脳。

朝鮮学校作った恩人を忘却させ、その人たちを殺した相手に感謝させる。

それもこれも、知るべきことを知らないからできることです。

前述のナヌムの家の慰安婦の方々のケースのように、いわゆる強制連行とは異なる状況があっても、原告側はこれについて説明しながら、「イ・オクソンさんは拉致、キム・グンジャさんは軍服を着た人に連行、キム・スンオクさんはだまされて、カン・イルチュルさんは家で軍人と巡査によって強制的に連れて行かれた」とだけ書いています。(追加資料)。つまり、義兄が送ったという事実は隠ぺいし、パク・オクソンさんについてもただ「お金を稼げると思って行った」とだけ記述するだけで、どのように行ったのかについては言及していません。

原告側の代理人たちは、国民に向けて行ってきた長い間の欺瞞を、裁判でも行ったのです。『帝国の慰安婦』仮処分および損害賠償1審の法廷は、このような資料を詳細に見てはいなかったはずです。

「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述2

欺瞞を裁判でも真実かのように堂々と主張する。

この辺の鋼鉄の神経がすごい。

朝鮮総連と一緒です。

90年代に餓死者が続出し、脱北者の証言で北送在日同胞がどのように政治犯収容所で死んでいったかが明らかになったときも、その加害者を称える公演をやらせていたのが朝鮮学校。

まさに子供に対する人権侵害です。

朝鮮学校の無償化裁判で、政府や自治体に「子供の学ぶ権利を侵害している!差別している!これは人権問題だ!」と主張して裁判起こしましたが、どう考えても子供の人権踏みにじっているの朝鮮学校側。

自分のことは棚に上げて、すべて相手に責任転嫁して非難する。

やっかいなのは、看板にかわいい子供を使っているせいで周りが非難しづらい点です。

韓国の慰安婦支援団体も同じ。

気の毒な女性を看板に使って、支援団体への非難をしづらくする。

やり口が最悪です。

こういうことを平気でできる集団の共通点。バックにいるのが北朝鮮。

日韓プロ市民の総元締めは北朝鮮。問題こじらせる天才です。

(つづく)

 

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