在韓米軍が順調に韓国からフェードアウトしているようです。
在韓米軍がソウル市龍山(ヨンサン)の米軍基地にある韓米連合司令部を韓国国防部領内でなく、京畿道平沢(ピョンテク)の米軍基地「キャンプ・ハンフリーズ」に移転する方案を提示したことが16日知らされた。
ソウル市からぐぐっと南下して、この位置。
北朝鮮の長射砲台群の射程からは外れそうですね。
最終的には釜山まで南下しそう。
在韓米軍が持つ、有事作戦統制権の韓国軍への移管も驚くほどの積極性で推し進めています。(参考記事:韓国軍の有事作戦統制権行使能力を初検証へ 韓国軍大将が主管)
文大統領は自分の任期中にこれを成し遂げるでしょう、きっと。
もし、有事作戦統制権移管のための韓国軍運用能力の検証で、韓国軍がNGと言ってもきっと無視します。むしろそんな韓国軍将官は更迭されるでしょうね。
たとえダメダメでも”条件つきOK”とかあの手この手で移管を推進するはず。
そして移管されたが最後、韓国軍将官(=韓国政府)の命令に、米国人兵士の命を預けるなんて論外だ!という米国内世論の後押しで、在韓米軍は一部の情報将校を残して撤退すると思います。
もしくは拠点を釜山まで南下させ、有事の際には釜山の基地からバンバン空爆するから陸戦は韓国軍が頑張って!という後方支援スタンスになることでしょう。
まぁそれが当たり前と言えば当たり前かもしれません。
自国の国民は自国で守る。
同盟国である米国には補給線や制海権・制空権の維持に協力してもらう。
これが正しい姿でしょう。
問題はその覚悟もなく、米軍が存在するメリットも考えずに反米感情の赴くまま追い出そうとしてそうな点でしょうか。
いなくなってからこんなはずじゃなかった、、、なんてことにならないことを祈るばかりです。