『北朝鮮 地獄からのレポート』収容所で在日帰国者が辿った運命

北朝鮮 地獄からのレポート―最新飢餓報告と収容所の実態』より、十八号収容所で帰国事業で北送された在日コリアンがどのような運命をたどったのか証言があったので紹介します。

朝鮮学校では絶対に教えないことです。

在日一世、二世を殺しまくった相手に教育援助金をもらったと感謝する。そんな歪んだことを教え込む暇があるなら、収容所で散っていった在日同胞のことを忘れないようにしてほしい。

そんな教育をしているから、在日コリアンの親が自分の子供を朝鮮学校に通わせることをやめてしまうわけです。

さて本題。収容所で帰国在日を見た脱北者の証言。

 

解除民区域と在日僑胞北送者

一八号収容所には、収容所体験者もよく知らない、他の収容所にめったに見られない「解除民区域」というものが存在していたという。

「ここは、過去に地主や治安隊活動をした家族のうち、模範収監者を年間二名ほど、金正日や金日成の誕生日を機に労働から解除させ、移住させられてくる場所です。彼らは外出証をもらえばチャンマダン(闇市)まで往来する自由が与えられますし、四月一五日の金日成の誕生日に酒が下賜されたりします。つまり、北朝鮮公民として認めるという意味でしょう」

解除民区域への移住は、たいそうな恩典である。そこへ行くには、一代、すなわち本人の死後二、三世代だけが残っている場合に適用されるのだが、その人たちの中には移住のために、父親を飢え死にさせるか秘密裏に殺すという事件が起きたりもするという。

金龍氏は、非常に稀な事例として一八号に収監されていた一家族の社会復帰の事例もあったと証言した。

金明彬という帰国者がいました。以前はサッカー選手で、朝鮮映画記録所一号撮影技師として金正日の寵愛を受けていたのですが、党の政策非難によって一家族全員が収監されました。ところが、日本にいる親戚たちが七、八〇万ドルという大金を党に献納したので、金正日の方針で釈放され、江原道元山市の以前の職場に復帰しました」

金龍氏は、一八号収容所の収監者に在日僑胞北送者(北朝鮮では帰国者という)の家族が十二所帯収容されていたと記憶していた。一、二次帰国者の中の七、八〇パーセントがスパイ嫌疑をかけられて収容されていたと、彼は証言した。

その中で名前を記憶している玄氏について「玄ソイル氏は逃走を企てた罪で母と家族が収容されました。日本で生活した北朝鮮への帰国者は、機会があれば日本への脱出を試みますが、成功例はほとんどないようです。一九八〇年には帰国者七〇名が元山から船に乗って逃走中、捕まって『共和国脱出罪』という罪名で全員が収容所に収監されました」

また、一九九七年七月には、黄長燁氏夫人と息子を除いた一家・親類数所帯が一八号収容所に連行された事実も証言した。

黄長燁氏の一家・親戚一同は、江原道党責任秘書の皮チャンヨンの家族を含めた一〇五世帯が大挙収容された時、入所させられたという。彼らは収容所内でも地形の険しい「ボムコル(虎谷)地域に収監され、その一帯には監視兵が幾重にも配置された。これは伝え聞いた話だと前置きしながら「黄長燁氏の甥(名前は記憶していない)は、収容所に連行されてきた翌日に自殺した」という。

北朝鮮 地獄からのレポート―最新飢餓報告と収容所の実態』 P264-265

朝鮮学校出身者の在日コリアンがサッカー選手として活躍し、注目をあびていますが、同じく在日のサッカー選手だった金明彬(キム・ミョンビン)という北送同胞が収容所でひどい目にあったことは注目されません。

金正日にも目をかけられていたくらいですから、知っている人もいるはずでしょう。総連幹部子弟でしょうか。七、八〇万ドルという”身代金”を日本の親族が払って収容所から出してもらったそうです。

一度経歴に傷がついたら永遠に出身成分が下の階層。

収容所という地獄からは出れましたが、北朝鮮という監獄からは出れない。

脱出しようとして捕まり、死んでいった在日コリアンはどれほどいたでしょうか?

この本では1980年に70名と書いていますが、他にもたくさんいたでしょう。

彼らのことを忘れてしまった朝鮮総連と朝鮮学校。

関東大震災の殺された朝鮮人には大変同情的なくせに、北送在日同胞が万単位でありえないほど残虐に殺されたことにはあまり同情しません。

というかそもそも知ろうとしません。

ヒトラーだ、ナチスだ、ホロコーストだと騒ぐ左派は、現在進行形のホロコーストである、北朝鮮の強制収容所のことを知らないし、知ろうともしません。

この人達を忘れないよう教育すべき朝鮮学校は、子供に帰国事業を「愛族愛国運動の礎となり高揚の契機となった」と教科書に書いて教えています。

慰安婦や強制徴用、関東大震災と原爆被害者。これらの朝鮮人にはえらく同情的で一生懸命なのに、それらの被害者がすべて霞んでしまうほど残虐かつ大量に朝鮮人を殺しまくった北朝鮮政府にはダンマリ。

そんな二重基準をやっているから、「おたくら日本批判したいだけでしょ?北の手先でしょ?ただの従北でしょ?」と言われるわけです。

「普遍的価値である人権問題なんだ!」と錦の御旗を掲げて訴えるなら、一度でいいから、慰安婦・強制徴用・関東大震災・原爆被害者と同じだけの情熱で北朝鮮の人権問題に取り組んでほしいものです。

こういう日本にいる従北さんたち、韓国に行ったら何をやるかというと、済州島四・三事件・保導連盟事件、ベトナム戦争ライダイハン、共産スパイでっちあげ。これらを一生懸命扇動します。せっせと韓国で反政府運動です。

共通点は北朝鮮にはダンマリ。

日韓左翼に共通する許しがたい病気といえます。