『在日特権と犯罪』に見る詐欺師の論法 その1 ~母集団の特徴を隠蔽~

大変めんどくさいのでいちいち指摘するのも疲れるのですが、詐欺本と言ってもいいレベルのものは放置すると害毒になるので是正しておきます。

その本はこちら。

在日ネタ、韓国ネタはまず北朝鮮の関与を疑った方がいい。

だいたい事実を歪ませて誤認識させようとしてきます。

坂東忠信氏が北の手先とは思いませんが、北がせっせとネットで扇動している嫌韓&反在日情緒で脳内汚染されると、データを真摯な目で見ることができず、おバカな結論を堂々と主張させられるハメに陥ります。

非常に危険なのは母集団の特徴を無視した数値の比較。

こういう統計データを基にした調査は、「一次資料」と「定義」が最初に把握しておくことがとても大事です。

 

坂東氏は著書でこう述べている。

「在日外国人」とは、警察庁の定義では、永住者・特別永住者・永住者の配偶者、米軍軍人軍属を指していて、これ以外の滞在資格を持つ外国人は「来日外国人」とされています。

在日特権と犯罪』 P127

「在日外国人」の定義は、「警察庁の定義では、永住者・特別永住者・永住者の配偶者、米軍軍人軍属」で、それ以外は「来日外国人」とのこと。

そして、数値の出典はこれ。

http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001133760

このサイトの、「国籍・地域別 在留資格(在留目的)別 総在留外国人」とうファイル。

このファイルの「永住者」、「永住者の配偶者等」、「特別永住者」を合算した結果がこれ。

●在日外国人人口構成比

実際に、著書で出ている数値とぴったり合う部分が多々あったので間違いないでしょう。

ここで問題になるのが、『在日特権と犯罪』で出てくる「来日外国人」と「在日外国人」の刑法犯検挙状況の比較である。

●来日外国人の刑法犯検挙状況

●在日外国人の刑法犯検挙状況

(出典:『在日特権と犯罪』 P138)

詐欺的なのは、この円グラフを見せる前に、「在日外国人人口構成比」を読者に提示していないことである。

この「来日外国人」と「在日外国人」の検挙率の円グラフを見れば、「在日外国人犯罪は「韓国・朝鮮」の犯罪が突出してるじゃないか!」と思ってしまう。

ネットの従北さんたちがせっせと扇動している嫌韓&反在日情緒形成工作にまんまとはまっている愛国馬鹿が、これを見て怒りに震えちゃうわけです。

再出しますが、在日外国人の人口構成比はこれです。

「在日外国人」では、2位の中国に2倍近い差をつけて、韓国・朝鮮がぶっちぎりの1位です。

在日犯罪の検挙数で「韓国・朝鮮」が1位になっていない方が驚きます。

なにせ人口数が圧倒的に多いですから。

著書では、前出した円グラフの後に、「強盗」「窃盗」「万引き」「車上荒らし」などなど、犯罪項目別に数値を比較して、いかに韓国・朝鮮の在日外国人犯罪が多いかをせっせと印象操作をしておられました。

これ読んで、まっさきに思ったのが「分母が分からないとなんとも言えない」ということ。

一次資料の統計データを確認してみたら案の定です。

分母が大きいんだから「韓国・朝鮮」が検挙数多いのは当たりませでしょうに。

都合の悪い部分は隠蔽して、自分にとって都合の良い部分だけ見せる。

典型的な詐欺師の手法です。

分母の数量が出ている表がありましたが、そちらは「日本人を「1」とした犯罪検挙率」というところで出ているだけで、「来日と在日」の犯罪検挙数比較が終わった後にちょろっと出てきていただけです。

(出典:『在日特権と犯罪』 P157)

いちおう、在日外国人の母数は著書の中で出ています。ただしこの一か所のみ。

そして次のような、人口構成比率は出していない。

いやいや、うまいもんです。

まぁこの本は「韓国・朝鮮」籍をもつ人たちを貶めたい詐欺本ですね。

別にヘイトだとか差別だとかいうつもりはありません。

嘘は嘘であり、捏造は捏造であり、印象操作は印象操作というだけです。

慰安婦報道で朝日に、嘘をつくな!謝罪しろ!!とあれだけ非難してたわけですから、朝日を見習って、訂正・謝罪をしてもらいたいものです。

最近、結果的に北を利する行為をする自称保守が多いですが、坂東氏は典型的な従北偽装保守言論人と言えます。まぁ従北偽装保守は言い過ぎかもしれませんが、工作員じゃなければただの愛国馬鹿ですね。いいように踊らされてます。

特に青林堂周辺にはそういう輩が非常に多い。

拉致被害者奪還!!と主張するくせに、北の手先のような行動をするのは本当にやめてもらいたいものです。

在日特権と犯罪』の詐欺行為は、まだまだこんなもんじゃありません。

続きはまた明日。