財政が絶好調のドイツ しかしEUのためにはきっと使わない

ドイツの財政が48.1億ユーロの黒字とのこと。

EUはドイツの独り勝ち状態ですね。

これがドイツマルクだったら通貨がかなり強くなってこれほど貿易で荒稼ぎはできないはず。

それを理解して経済の弱い国に財政支援すれば良いのに、ドイツでは減税か?福祉か?教育か?と空前の財政黒字を何に使うか嬉しい議論が繰り広げられているようです。

 

こういうのを見ると「ああ、EUの一体感なんて絵空事だな~」と思わされます。

例えるなら東京で得た税収をすべて東京のために使うようなもの。

上下水道・電気・ガス・道路・学校・病院などなど、そういう社会インフラを地方に整備していくのに、地方は地方の税収でまかなえ、なんてことは誰も言いません。

同じ日本人なんですから、東京をはじめとした大都市の税収を地方のインフラ整備にも使うのは当然という感覚です。

EUではそれがない。

これでは経済が弱い国はどんどん辛くなります。

ドイツのような国がガンガン稼いで、経済の弱い地域・国にばらまくのがEUの統合を高める最も効果的な方法です。

が、そんなことはしなさそう。

空前の黒字なんだから、ギリシャやイタリアにでもユーロをバラまけば良いのに、なんてけち臭い盟主なんでしょう。

せめてNATO強化のために軍事費を大幅に上げるくらいはすべきでしょう。

ドイツ人が、自分たちの税収をイタリアやギリシャ、スペインなど困っている国のために金をバラまくくらい太っ腹にならないと、EUの結束は末永く続かない。

EU市民としての同胞意識を持つことができるか?

難民問題よりも、これが最大の難関かもしれません。